あらすじ
魔族の国を発見した巨大魔導飛行船リンガイアが消息を絶ち、西方海域に魔族の国の魔導飛行船艦隊が現れたことに端を発したヴェルたちの遠征だったが……事は膠着していた。
だがヴェルは、戦うでも交渉が進むでもない状況よりも、港町にもかかわらず新鮮な魚が手に入らない現状に嘆いていた。大勢押しかけた軍人により、独占されていたのだ。
ならば自分たちで釣ればいい。こうしてしばらくの間、ヴェル達は釣りとバウマイスター伯爵領での土木工事と、一体何をしに遠征したのかが疑問になるような生活を続けるのであった……。
漁場で遭遇するアーネストの教え子たち！ 魔族のマスコミからまさかの取材!? そしてついに『魔王』と接触するヴェル一行！ 新たな舞台、魔族の国に至る第十九幕！
感情タグBEST3
ネタ切れ感
17巻あたりからネタ切れ感が漂う中で
この19巻は本来、終わるべき所で終わらせていない延命の駄作と成り果ててしまいました。
8巻あたりまでとても良い作品だったのでとても残念です。
20巻も必ず購入しますので過去の熱意を作品に反映させていただきたくコメントさせて頂きました。
グダグダ感はあるが、
あの頃の日本を彷彿とさせる魔族政権のグダグダ感。まあ、そこは設定なので諦めてもらって、次巻以降、その陰で発展するバウマイスター領や魔王様の成長を楽しみに待ちましょう。次巻以降、WEB版とどう変わるかも楽しみです。
魔族の実情…
今回は魔族の実情がつまびらかに…
うん、どこかで聞いたような話で実に耳が痛い、魔族のイメージが崩れる…
相変わらず会議は踊り、外交交渉は進展しない…
ぐだぐだな展開がまたもや、でも会議ってそんな物だよね？
次巻に続く…
Posted by ブクログ
魔族の国との折衝に関わるヴェル達だが…。
巻末おまけ『メイド、焼け木杭に火？に遭遇する』
ホールミア領で剣術の教師をすることになるエル。
以前振られたブロワ家のカルラに再会して…。
魔族の国紹介巻
今巻は、かなりの部分が本格的に絡んできた魔族の国の紹介、国情説明の巻です。そしてこの国はまんま「数年前の現実世界の日本」です（もちろん細かな所は違いますが）。なので魔族の国の事を説明＝現実日本の説明になってしまっていますので、途中からは説明自体に新鮮味が無くなって飽きてしまいました。
とは言っても主人公ファミリー勢ぞろいしているし、なんだかんだとバタバタドタバタして面白く仕上がってはいると思います。
魔族の国へ
魔族の国は民主主義の共和国。
二大政党で利権絡みで会議は踊れど決まらず。
まあ、それはいいけど、外国からの要人に民間人を気軽に会わせ過ぎ。
社会保障がしっかりしてると言うが、労働人口が全体の1/3位？
全体でも、100万人で本々子供が生まれにくいのに、若者の独身率が4割？
なのに若者受けより老人受けする政策ばかりだとか、社会破綻してるでしょう。
なるほどなところもあるけど、ちょっとおかしいところが多すぎ。
短編が続いてましたが、やっと次に進みました。
ただ、魔族国、交渉とか政治関連の問題等ばかり挙げられているからか、ちょっと微妙です…
次に期待したいですね下さい
面白くはない・・・・
この巻は買わなくてもよいと思う。魔族の国との交渉をダラダラと引き延ばして作者のネタ切れを露呈しているだけだから。タイトルのとおり、それはないでしょう！
シリーズ作品レビュー
