あらすじ
ブレンメ男爵家の一件ですっかりブレンメルタール内務卿に恨まれてしまったヴェルは、エルにアルニム騎士爵領を相続させようという、いかにも大貴族らしい嫌がらせをされていた。エルを失うわけにはいかないヴェルは、クラウスをエルの補佐として派遣し献策で支えつつ、自らはアルニム騎士爵領の開発を行い、新領主を呼び込むべく尽力するのだった。
一方、オットーたちは北の大陸で発掘した巨大魔道具の修理を完了させ、稼働段階へと移行させていた。その効果は『世界中の魔法使いの魔力回復量が半減する』というもので、各国の開発や経済に多大な停滞と混乱を招く。これに伴い、ただちに導師とブランタークが原因究明に動くも、二人は突如として消息を絶ってしまう。
さらに、そんな彼らの捜索に出たヴェルさえも行方がわからなくなってしまうのだった……。
王国屈指の魔法使いの消失に端を発し、世界はオットーの手に落ちるのか!? 過去最大のピンチ! 万事休すの第二十五幕!
感情タグBEST3
匿名
馬鹿に刃物を持たせると…
馬鹿に刃物を持たせると、本当に厄介だ…
意識高い系魔族集団こと、世界征服同盟が色々とやってくれてます。
本当に面倒な連中…
Posted by ブクログ
前半はエルヴィンの実家?アルニム領の領主代理から、どう逃れるか?
後半は小物感溢れてた魔族の半端者同志オットー達による発掘武器により、プランタークとアームストロング導師が敗れ行方不明。
捜索するヴェルも魔族に襲撃されて危機に…で終了。
次の巻が待たれます。
異世界転移装置起動
世界征服同盟…いつの間にか組織名が決まったようで。
キャンプメシはそれなりにいいけど、捜索ごメインのはずなのにそこはおざなりで、ちょっとイライラ。
導師とプランタークさんが敵わず行方不明になるほどの敵に対して、魔力も十分で無いのに、対策検討の話が無くして暢気過ぎる気がする。
結局銃撃に有って絶体絶命だし。。。