あらすじ
そろそろお腹が目立ってきたエリーゼと、無事教え子を巣立たせたヴェルのもとに、ニーナと導師が様子を見に訪ねてくる。そして生まれてくるであろう子の話に花を咲かせるなか、いつしか話題は導師の昔話に――。
それは、アームストロング伯爵家のために尽力する人生しか待ち受けていないのであれば、猶予ある限り『全力で外の世界を楽しむのである!』と母の墓標に誓いを立て、冒険者予備校の門を叩いた若き日の導師の立志譚であった。
大器晩成で不器用なアームストロング少年の成長、そんな彼の相棒となる美少年ブルーノとの出会い、そしてすでに活躍中のアルフレッドへのライバル心!
王都を舞台に、王国の黎明期を彩った偉人たちが多数登場する完全書き下ろしの第十六幕!
感情タグBEST3
導師の若い頃の話
今巻は導師の若い頃の話。
導師の以外な過去、いろんなキャラクターの若い頃の話も出て来て面白かったです。
しかし師匠の登場は残念ながら少なめ…
師匠の若い頃の話とかもいつか出て欲しい…
スキップしてよし
小説家になろうでは掲載されていない完全書下ろしであり、本編には影響がない、いわゆる番外編です。
面白ければ本編だろうと番外編だとうと構わないのですが、正直言って、何故こんなのを書いた、何故担当編集は没にしなかった、というくらいつまらなかったです。導師はちょこっと出る分にはギャグとしてありだと思うのですが、本書のように全編出ずっぱりだと、暑苦しさが先に立って読むのがつらくなります。
個人的には、この巻は読まずにスキップしてもいいと思います。