あらすじ
島耕作、34歳。肩書き、課長。出世にあくせくする気もないが、新しい椅子の座り心地はなかなか悪くない。島の所属する宣伝部の情報が、ライバル会社に漏れていた。調査を進めるうち、派閥絡みの社内政略にも発展し、島は渦中の発端にいる自分を知る。そして、事件の一因でもある、島にかかわる魅力と才覚を秘めた女性たち。油断してつきあおうものなら、手痛いしっぺい返しが待ち受ける。島課長もご用心!
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Posted by ブクログ
つくづく良くできた漫画だと思う。
特に1巻は、読み切り作品という事もあり、1話1話が非常に重厚。
軽く読めない事もないが、じっくり味わって読んだほうが絶対美味しい。
そしてふんだんに盛り込まれるエロシーン。
話の半分以上にセクロスシーンがあり、
「なんだこりゃ」「んなわけあるか!」という漫画ならではの展開も多いが、
なんだかんだで、それが読者にとって夢があって非常に良いw
そして、そんなエロがあっても美しい読後感の良さ。
特に最初の二話は、女性のキャラクターも含めて非常に良く描かれている。
この感覚は初めて読んだ時に衝撃的だった。
エンタメとしていちいちスキが無いというか…
クリスマスの夜に矢部専務を出した、あの一連なんかも非常に上手い。
「四枚目の北を国士無双にぶちこんじまったぞ」は大爆笑!
でありながら、上手いなーと思える表現なんだよなーw
「春子とかいうわけのわからない軽薄熟女」ってひでー言い草wwwwww
ゲルピンとか小田原評定とか、言葉の勉強にもなります。
鶴瀬って…東武東上線沿線か!つーか割と俺の家と近い!みたいな発見も。
この時の島耕作が俺と同じ年齢、という事実に震えてしまったがw
賞味期限切れ
もはや昔の、昭和時代のビジネスマンを知ることができる本。
バブル期を懐かしむおじ様達には未だに人気ですが、若い人たちからすれば、ジェネレーションギャップを感じる作品になりました。
ネタ本としてはお勧め
単身赴任すると何でロイヤリティなんだか全く理解できない。娘との約束を平気でスルーしたんだから家族に興味ないと思っていたら 妻に海外赴任同行を断られショックを受けるとか意味わからん。しかも 当たり前のように女を作る。それで家族のために頑張る俺!とか意味わからなすぎる!