あらすじ
海へのプチ旅行の帰り道、事故を起してしまった香子はショックのあまり──引きこもりになった。 会うことはおろか電話もメールも通じない状況にしびれを切らした万里は、加賀家へ乗り込むことを決意。単身高級住宅地にある自宅へ電撃訪問を試みるが、そこで目にする香子の姿は──。 そして残り少ない夏休み、おまけんで花火大会を見にいく会が催される。女子たちの艶やかな浴衣姿にほっこりしつつ、万里は自らの過去としっかりと向き合うべく、地元で行われるクラス同窓会への参加を決める。香子とリンダ、二人と万里の関係もまだまだ揺らぐ。
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Posted by ブクログ
起承転結の転にあたる巻。
万里が香子と喧嘩して、初めて香子の不安を知る。そして万里は過去と向き合うことを決め、リンダと共に同窓会に参加することを決める。万里はあれだけ恐れていた過去が、自ら拒絶していたからだと分かり、心が軽くなる。ここら辺のカタルシスはさすが。記憶喪失なんて分かりにくい属性だったけれど、要は過去の自分との決別と受容がテーマだったのね。続刊も読みたい。リンダがヤナっさんと付き合うことになるかが気になる。千波に救済を。