あらすじ
いがらしみきお、漫画家生活30周年記念作品!どうぶつ漫画の最高傑作! 33巻は、まるごと『オリちゃんのこと』。
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Posted by ブクログ
まるっと一冊まるまる一つのストーリーに費やされてた甲斐がありました。泣きかけた。あと一歩で泣きそうなところをクズリのおやじに邪魔された。
ぼのぼのが最後にばしっと叩けたところ。
スナドリネコさんがこっそり見せたともだちの顔。(結局後でみられたけど)
森に帰ってきてからのラストシーン。
もう、うん。文句ない。発売日に買えなかったことが悔やまれる。
Posted by ブクログ
映画版として作られた本作。例外的にまるまる一つの話。
良い話だが、ぼのぼの独自の魅力は薄い。なんというかウェットなのだ。映画だと、起承転結とわかりやすい盛り上がりが必要である。しかし、ここまで感動系でこられると、ぼのぼのではなくなる。このウェット化傾向は10巻超えたぐらいから濃くなったように感じていたが、この巻はゴリ押しが強い。いい話ではある。大きな流れの中での小さな生き物たちがどうにもならないことと向き合って生きて成長する。それは大事なテーマ。
万人が同じ感想を思うようになるストーリーはよくある。ぼのぼのは、言葉に出すのをやめてしまった根本に対する問いを、叙情的に、そしてドライに描くことができるから頭一つ飛び抜けてる漫画なのだとおもう。