あらすじ
2階が新たにカフェ形態に改装され、ついにマグロナルド幡ヶ谷駅前店が再オープンする。張り切る魔王は、心機一転新たな資格に挑戦することに。 そんな中、魔王に恋する女子高生・千穂が、テレパシーである概念送受(イデアリンク)を覚えたいと言い出す。天使や悪魔から接触があったときに、すぐに助けを求められるようにするためだ。だが、鈴乃が選んだ修行場所はなぜか銭湯で── !? フリーター魔王さまの庶民派ファンタジー、みんなでお風呂で大暴れ!? な第6弾登場です!
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千穂ちゃんが…
千穂ちゃんが…
四天王大元帥に指名だあああああああああ!
千穂ちゃんはどんなに喜んだことでしょう。ええわかりますとも。わかりませんけれど。どんなに嬉しかったことでしょう。そのお陰で、千穂ちゃんはずっとぽやぽやしてますなぁ…。
エミリア、魔王のこと好きになっちゃったんじゃない?って感じ。
サリエルさん、良かったね。木崎さんに会ってもいいことになって。
ちーちゃん…
本当にちーちゃんには誰も敵わんは…
本当に尊い、ちーちゃんを崇めてればエンテ・イスラは良い世界になるのでは?
今回は本当に色々有って変革の巻って感じ。
そろそろ色々な事に向き合う必要がある。
何故、魔王たちは戦争を始めたのか…
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千穂ちゃんの肝の座りっぷり、魔王の新たな野望、そして少しずつ明かされつつある天使や悪魔の正体……。ドキドキで目が離せませぬ。個人的には芦屋が知将であることが久々に示されて嬉しかった。
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相変わらずサクサク読める。
正直、私もファーファレルロの名前をよく覚えられませんでした。
新キャラを増やすことなくストーリーを膨らませることができるのは作者の力量によるものだと思っています。
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捲土重来で世界征服をもくろむ魔王一派が、堅実に東京の六畳一間からハンバーガーショップでバイトをしつつ再起を図る話。
こういう庶民派魔王の話は多いけれど、地に足のついた魔王さまの話は多くなくて貴重。応援して大事に育てたい。
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最後は恵美に持ってかれそうな感じだったけど、私的にはよりパワーアップして大元帥(仮)に上り詰めたスーパーちーちゃんがヒロインです。そりゃ鈴乃も神として崇めようとするさ。異世界(魔王サイド)関係はぼんやり道筋が見えた感じで、問題はもう一つの異世界側かな。セフィラ関係もまだ出てくるんだろうなぁ。とりあえずちーちゃん以外にみんなのアラス・ラムスが今回も愛らしくて何よりです。魔王様の“本業”メインの話もまた読みたいところだが。
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どんだけマックラノベなのかと。
すげー地味にいい話なんですよね。
少年少女に読ませたい含蓄のあるお話ではあるのですが、
だからこそもったいない。
その説教臭さが、真摯さが、
ラノベとしての面白さを阻害してると言わざるを得ない。
これはもう作者のキャラであり作風なので、
それをやめたからと言って面白くなるわけじゃなく、
逆につまらないラノベになってしまうのでしょうが、
だからこそもったいない…。
この話にワクワクするような疾走感が加われば、
さくら荘を超えられるかも?
いや、充分面白かったんですがね。
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「お前ら、銭湯でなにをやっているんぢゃああっっ!?」
と絶叫せずにはいられない(?)第6巻。
前回の騒動を受けて「危険があった場合、速やかに状況を知らせる手段を身につける」ため、概念送受(イデアリンク)の修行を志願。開始した千穂。
一方働き先であるマグロナルドの改装が終わり、通常運転に戻った真奥だが、最近木崎店長の様子がおかしくて――?
前回いろいろあったことを受けて、さらにこの巻でいろいろなことが動き出すという内容なんだけど、うーん。いつもに比べて、なんだかすっきりしない印象を受けてしまいました。
クオリティそのものは相変わらず高くて面白いし、いままで蚊帳の外に置かれていた天使サリエルが本格的に活躍の場を与えられ、さらには隠れファンが多いと噂の木崎店長にもなにやら不振な動きが出てきて俄然興味と関心をかき立てられる面白い作品に仕上がっているのですが、うーん。
決してつまらないわけじゃないし、笑えるところは本当に笑える。
特に銭湯での修行(誤字に非ず)は、冒頭のように絶叫するほど面白かったですし、その後おっ○いのことでエミリアと鈴乃が激しく落胆。目が死んでるP71のイラストには複雑極まりない気持ちも抱かされましたし。
ただ、如何せん突飛な場面が多い上に、読者不在で状況だけがどんどん先に進んでいるからどうしても「?」となってしまう部分が多い。イルオーン然り、千穂が夢で見た内容然り。
何より「全体的にはシリアス調」なので、中高生にはツライかも。
むしろ20代以上の――いや。もっといえば30代以上の人が読む作品になっている感はしています。なまじ木崎さんの言葉が重すぎるが故に。
この辺りは、様々な面において「仕方ない」とは思います。
元々「『仕事』を柱としている部分」がある以上、今回のような流れになるのはある意味必然だとも思いますし、それでも「面白い!」と唸らされるのは「さすが」といわざるをえない。
アニメ化も決定したし、強力にオススメしたい傑作です!
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今巻は、特に千穂ちゃんが活躍する巻。
そして、真央が目指す世界がだいぶ明確化していく。
木崎店長とサリエルの話も楽しい。
見えてくる悪魔、人間、天使の関係、さて、これからどうなるのか!(><)/
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早くも6巻。
魔界からかつての部下が来訪という前巻の流れをくむもの。千穂ちゃんの才能が開花していくさまもなかなか。
世界観の謎も少しづつ明らかになってきて続刊に期待の★3つで。
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中々このシリーズの、個別の本の感想を書くのも大変になってきました。それは、各巻に個性が無いとかいうことではなく、むしろ各巻ごとに面白いエピソードが工夫されているのですが、大きな物語の流れはその大河からそれておらず、各巻はそれに花を添えるエピソードのように思えてしまうからかもしれません。
前作5巻のレビューで書いたことが、ほぼ本6巻の感想としてもあてはまります。そんな中でも進化、あるいは変化していく「日常」の描写が深化した巻である感です。
似ているようで、やはり全然違う個性がぶつかりあっていて、でも結果として融合している登場人物たち。そのそれぞれの「立ち位置」が明確になっていく、そんな巻なのかもしれません。
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新業務形態に対応するために努力する話?(^^;
ファンタジー的には、エンテ・イスラの根源的な謎に迫って行くための助走的な話になっていますね。
日本側登場人物の現在の確認的な話だったりもします。
お仕事していても勉強が必要なんですよ、って言う話は好感度が高いです。
子供のうちから勉強の必要性を考える機会になるんじゃないかな。
Posted by ブクログ
「勇者エミリア、スッキリしたけりゃ俺についてこい。世界征服の過程でお前に新しい世界を見せてやる」
現代日本ではたらく魔王と勇者の物語第6弾。
3巻でちーちゃんが「今まで真奥さんや遊佐さんに酷いことしてる人、皆天使でしたから」と言っていたように、これまで予期せぬ来訪者は大体天使だった。
魔王が主人公でバトルシーンを書きたい以上はしょうがない部分もあるけれど、若干ワンパターンかなと思っていたところ、ようやくやってきました魔界よりの使者。
魔王に魔界に戻り今度こそ世界征服を果たしてほしいと進言するファーファレルロ。
そのことを危惧し、これまで以上に真奥に気を配る恵美と鈴乃。
変わっていくことを恐れるがゆえに自分から変わろうとするちーちゃん。
みんなの関係性が少しずつ変化していっているのがわかる1冊でした。
正直物語としてはそんなに大きな波もなく淡々と進んでいった印象だけど、お気に入りなのが次のシーンね。
「アルシエルやルシフェルは知っているな。それに加えてこの、勇者エミリア。もしかしたら俺より強いかもしれねぇ、戦闘のエキスパートだ」
「そっちの訂教審議官デスサイズ・ベル。協会の外交官宣教部の出自を活かし、エンテ・イスラのあらゆる情報に通じる知将だ」
「敵だったこいつらを結びつけた、人身掌握の要にして魔王の補佐官、マグロナルド・バリスタの佐々木千穂。以上が、俺が作る新たな魔王軍の四天王大元帥だ」
フラグが立ってたちーちゃんはともかく、恵美と鈴乃まで巻き込むとは思わなかったわw
しかも「魔王!訂正しろ!五人じゃ四天王にならんだろう!」と冷静に返す鈴乃、あまり嫌がってないっぽいしw
そしてそこからの冒頭のシーンである。
みんなの関係性が少しずつ変化していると書いたけど、その象徴ともいえる一言だね。
そして最後に提示された問題。
天使は人間であった。では、悪魔とはいったい何なのか。
個人的にも気になっていた問題であり、どのような秘密が明かされるのか、結果が待たれる。