あらすじ
【電子版特典マンガ付き】
「おれの事、好きなくせに」「だからなんだよ」
元同僚でライバルだった久慈静の手伝いで
翻訳のバイトを始めた吾妻朔太郎。
二人はお互いの止まっていた時間が、
少しずつ動き出しているのを感じて――。
元同僚ケンカップルの翻訳家BL☆
描きおろし漫画「琥珀色の日暮れ」14P収録!
電子版特典として、紙書籍の応援書店特典マンガ「お前の髪が顔にかかるの…」1P+初回出荷限定特典マンガ「久慈静の意外な一面」1P収録☆
■収録内容
・「スモークブルーの雨のち晴れ」第6話~第10話…COMICフルール掲載作品を加筆修正
・「琥珀色の日暮れ」…描きおろし14P
・本体表紙…描きおろしイラスト2P
・電子版特典…「お前の髪が顔にかかるの…」1P(紙書籍の応援書店特典と同内容)、「久慈静の意外な一面」1P(紙書籍の初回出荷限定特典と同内容)
感情タグBEST3
永久保存します。
とっても好きな作者さんですが、その作品の中でも間違いなく一番好きです!私にとっての2023年ベスト3にも確実に入ります。私がそれなりの年齢になり、自分の人生と重ね合わせるからこそ心の深くで共鳴するんだろうと思います。(もちろん、若い読者さんにとっても魅力的な作品だと思います。)受も攻も、いろいろ大変な中で自分の人生を懸命に生きている所が素敵だし、大好きです。2人の幸せな未来を楽しみに続刊をお待ちしています。
匿名
いい大人なふたりだけど悩みやしがらみがあり、楽しい事や辛い事もありで共感出来る部分も多かった。
料理やタバコを吸う場面は匂いまで感じるよう。
ふたりの視線を交わすシーンも色気があって素敵です。
オトナの恋愛!
社会生活に疲れたさくちゃんと、元同僚。
タバコをくゆらすシーン、在宅ワークをしているシーン、
父親の介護、母親の怪我、、、
全てが大人になると通る悩みだったり、日常生活のシーン
なのですが、何だか?哀愁や、オトナの男の重みがあります。
2人、名前のないステキな関係の続きが早く読みたいです。
匿名
空気感が好き
二人がタバコを吸いながら無言の時の感じが好きです。漫画は二次元なのですが、空気感や間とか雨の音やタバコの臭いなどが感じられる描写で良いなあと思います。静かに二人の関係が変わっていくのが良いです。
静かに熱くゆっくり進む関係
2人の関係も仕事も生活も少しずつ前に進み始めた巻。
年月を重ねる毎に家族関係も変化していく、良い様にも、悪いふうにも。
表紙のスモークブルーが素敵。間話にある、久慈父の翻訳小言が素晴らしく良い!大人の話だわ〜。
Posted by ブクログ
本まみれ、ってだけでも私には萌えポイントなのに、そんな男がCP…ですよ、二倍?いや二乗?でグッと来る。ストーリーの舞台となっている久慈の家や、二人がよく行くカフェの空気感も良し。
物語が動き出す
停滞していた朔太郎の生活に久慈との関係も動き始めた。互いの家族関係も丁寧に描かれる中で互いをひとつづつ知っていくお付き合い。情事ばかりの仲では味わえない感覚が心地良い。また、雨降りや大人のかき氷の描写も乙。
なんか良いです
この2人の独特な距離感がステキです。
海外に住んでる静の兄夫婦が家にきたり、朔ちゃん母が怪我して静と一緒に家事手伝いに行ったり…と色々ありますね。
そして朔ちゃんは知り合いのつてで塾講師の仕事に就きます。同時に静の家に住むことに。良かったー♪
この巻では、朔ちゃん母が怪我した時に2人が家事手伝いに行った話が結構好きです。
こういう時についてきてくれる恋人ってすてき。
それと…巻末の「琥珀色の日暮れ」が好きです。7話の冒頭シーンの続きじゃないかな?と勝手に思ってますが。
朔ちゃん甥っ子の環くんと3人でかき氷を作って食べて環くんが帰った後、
静が「さて これからは 大人の時間だ」って言ってウィスキーを出してきて。琥珀色のかき氷…なんてかっこいいなあ
さすが翻訳者。言葉のチョイスがおしゃれ。とはいえ、静以外の人がこんなセリフ言ったら合わないかもですけど。笑
ウィスキーのかき氷…からのえっち…エロい(///▽///) キャー
男性同時の恋愛だけではなくて、家族との関係や老いること、生活のことが丁寧に描かれていて、素敵な作品です。2巻では付かず離れずの距離を保ちながら、特別な空気を楽しむ二人にもだもだします。3巻では少し近づきそうな気配がして楽しみです。
あ〜もう大好き!
小説を読んでいるような気分になる。
ゆったりしているけれど情熱もあって満たされる。久慈さんの家は、近い将来兄に明け渡すのか…淋しいな(T_T)あの家で二人で暮らして欲しい。それまで、束の間の同棲生活が始まるのが楽しみです♪描き下ろしの野菜直売所での久慈さんの新たな一面がウケた(笑)
三十も後半、いろんなことを経験した大人の2人が、ゆっくりと自分たちの時間をすごしている、そんな雰囲気が素敵な作品です。まだこの二人の関係にはどんな名前も当てはまらないけど、でも一緒にいないとお互いに何か欠けたような、ある意味なくてはならない存在という感じがします。この先、二人の関係がどう変化して行くのか、気になります。
あ、なるほど
波真田先生作品全部良いがこれが一番好きな理由、そっか大人のお楽しみ時間が多めだからだ!←そんな理由?笑笑や、ただエロ見たさに言ってませんよ?大人な2人だからこその良さってゆーか(説得力はまあゼロに等しいなw)。朔の新しい時間が動き出して久慈と再び道が離れましたが、からの〜あらあら今度は同棲ですか。朔の目指したい仕事が久慈と同じ方向になってきたので、先読みですが人生のパートナーとなるフラグ立った感じですね♪次巻も楽しみ〜
匿名
ゆったり、ほのぼのとした2人だけの雰囲気、空間
ずっと続いて欲しいような、すこしの出来事で変わってしまいそうな関係
おもしろい
ゆったりとした2人の間の空気感や雰囲気がとても好きだ。吾妻の電話に久慈がスリッパで来ちゃうのが良かった。
久慈とお兄さんがお互いにコンプレックス感じてたの、兄弟姉妹あるあるだなぁと思った。
匿名
よきよき
名前のつけられない関係性をすごく丁寧に描いています。親子、兄弟の関係もわかる。。と共感しまくり。二人が縁側でじゃれ会うシーンが好きです。
落ち着く
翻訳が一つのキーワードだからかな、読んでるとなんだかフランス映画を観てるような感覚になります。
ハラハラドキドキとか、キュンキュンするっていうんじゃなくて、何気ない日常の一コマをみて、ふふって笑って静かに応援したくなるような、そんなお話です。
匿名
どんな関係?
ストーリーが優しくて、日常のこういう事あるある、私もそう思う、て、共感出来る所があって読みやすいです。二人両想いでは?恋人同士かと思ってたけど違うのかな
しっとり
この時間の進み方と二人の距離感が良いな〜。
言葉にしていないだけで深さはひしひしと伝わってくる何度も言えない色気が最高です。
かなりスキルの高い二人がかっこいいのですが、
こんなに素直になれないと切ないです。
早く心が繋がって欲しいですね。続きが読みたいです。
良かった
名前のない関係の2人。久慈は、吾妻の事が好きだと言ってるけど、吾妻も好きなはずなのに何で素直にならないかな?これからどうなるんだろう?続きが楽しみです!
なんてタバコが似合うカップル。あと付き合うとか言わなくてもすごい通じ合ってる何もかも。絡みのシーンの雰囲気の良さ。素晴らしい作品。続編読みたいです。
良いね~
1巻も良かったけど2巻も良かったです。
久慈さんの気持ちを察するアズマさんがたまりませんでした。
久慈さんの優しさも良いですよね。
早く続きが読みたいです。
二人がどうなるのか楽しみです。
待ちに待った2巻!
お互い気持ちが繋がったはずなのに、なんともいえない寂しさというか切なさが漂っていて、それがこの作品の魅力なんですが、3巻もどんな展開になるのか待ち遠しいです。
せつなさ
ずっと切なさの漂うお話でした。
適当に生きてるようで、素養のある2人。
そっけないようで、情が深い。
素直になれず、失えない。
静かな空気の続きを待っています。
Posted by ブクログ
【イヤミな元同僚と再会してからこの半年、刺激的で、心地よくて、おだやかな日々だった(朔太郎)】
エロス度★★★★★★
久慈と朔太郎の恋物語第2巻。
名前の無いふたりの関係性、家や本に刻まれた傷や思い出……本当にこの作品が纏う空気や雰囲気が好きだなぁ。
翻訳家のお仕事BLとしても面白いし、久慈の朔太郎への気持ちや自分の気持ちが何なのか未だに答えが見出せない朔太郎の大人同士のもだもだした感じもよかった。
でも確実に2人の時間は動き出していき、バイトを通じた関係が終わり、離れてもお互いの存在が頭から消えない特別さ、肌を重ねる熱量などがたまらないです。
期間限定の同棲生活から関係が進んでいくのか楽しみです♡
シリーズ
&作者買い。
まだまたまモヤっとが残るけど、期間限定ではあるが同棲生活編楽しみだなぁ♪
久慈さんのお兄さんが家を譲ってくれる事を祈る。
甘酸っぱい若者のひたむきな青春BLもいいけどアラフォーにはこういう大人になったが故に素直さひたむきさを曝け出すことに怯えてしまう…みたいなのにバリバリ共感して感情移入しちゃいます。2人はどういう結末を迎えるんだろ…幸せになってほしいな…
Posted by ブクログ
久慈と吾妻は相変わらず久慈の家で仕事をしたりのんびりしたりたまには泊まったりをしていた。
が、海外在住の兄一家が1日だけ家にかえってくるから、と吾妻は家に戻る。
久慈の兄は優秀で久慈はコンプレックスを抱いていた。父はいつも兄をほめていた。
だが、兄は痴ほうになった父の介護をしなかった。久慈がすべてやった。
兄は懐かしい家の中を回るが、この家を解体して新しく家族で家を建てるから、それまでに住む家を探すようにという。
久慈は了解した。
兄一家は日本滞在中ホテルに泊まるため1日だけの訪問だった。
再び父の遺したものを吾妻と一緒に整理する。懐かしい女医さんの写真がでてきた。
8年前、二人ともその女医さんが優しくて好きだった(恋愛の意味ではなく)が、亡くなった閉まった。悲しくても久慈は人前で泣けず、吾妻はそっと一人にしてあげた・・というのを思い出した二人。
「ちゃんと成長できたかな。今度はちゃんと落ち込めるようになった」と素直に久慈がいう。
「お前、俺の事好きなんじゃないの?」と話の流れで吾妻がいうと「あぁ、そうだよ」とこれまた素直に返事がかえってきて「ふうん、そうなんだ。受ける」と言いながら膝に顔を寄せる。
そんな中、吾妻の母がけがをしたと連絡がはいる。久慈は車を出すから・・と、山梨まで二人はかけつけた。母は捻挫だった。
ただ、年齢のこともあるからと、暗い電球を取り替えたり、動きやすいように少しレイアウトをかえてあげたり。
荷物の整理をしていると、父の書斎からずっと探していた英語の絵本が出てきた。
父はそれを「レックスの大冒険」という題名で話してくれたが本当は「The Little Warrior」とういう題名だった。
英語が分かる今なら父が話していたことが原訳とは違うことが分かる。主人公のレックスは本当はアレキサンダーだし、大好物はパンケーキとおもっていがら、本当はメレンゲだった。父は幼い吾妻が分かりやすいように、吾妻の好物のパンケーキと同じになるように話してくれていたのだった。
いつまでも久慈の翻訳のバイトをしていてもダメだ・・と思ったのと、本格的に自分も翻訳の仕事をしたいと考えた吾妻は、翻訳家になるための学校に入ることを考える。まずは学費をねん出するため、塾講師をすることになった。
そのため、久慈の倍とはできなくなってしまう。
バイト最終日、なんだかんだと帰れない。後ろ髪をひかれるように家にいる。そのうち嵐がやってきて帰れなくなった。雷のため、パソコンをたちあげられないから、久慈も仕事ができない。それを言い訳に体を重ねる。
朝、起きて始発が動くまで。始発がうごいても、縁側で煙草を吸い終わるまで・・
久慈の家に‥少しでも長く‥‥っていうシーンがものすっごく寂しくて切なかった。
いやいやもう、家に住めばいいやん~って思ってた。
塾講師と、翻訳の学校が始まった。なかなか久慈のところには行けない。
行く理由がない。
でも、電話してしまった。翻訳のことにかこえうけて。
そして二人で久慈の家へ。
ひとしきり抱き合った後、吾妻は姉の旦那が長期海外出張から帰ってくるから部屋を探さなくちゃいけない、というと、
家を探す間だけ、この家に住めばいいという。ただし、長くは住めないという条件。
かくして二人の同棲生活がはじまった
あ
すごく素敵な関係で、全てがオシャレに見えます。離れちゃって寂しかったけどあっさり同棲へと発展してめちゃくちゃ嬉しいです。続きが楽しみです。
大人になり
名前をつけれない二人の関係
男同士だから 結婚という
誓約は結べない
ただ居心地がよく仕事も好きに戻れた
お互い体を抱き合えば
情も深くなるだろう
幸せな未来しかみえないけど
どちらもまだ言葉にはできなそう
大人の恋の物語と言えばこの曖昧さも納得できるのかなと言えばそうでもないように思う
えっちの時以外の久慈の熱のなさと、吾妻のビッチな感じと子供っぽさで大丈夫かこの二人、相性悪いんじゃないの?という疑問が沸く
普通、BLの読者は二人が上手くいくように祈りながら読むもんだと思うけど、なんか読んでる方も盛り上がりに欠ける
この先も長そうだからちょっとしんどいしだるいです