あらすじ
【電子版特典マンガ付き】
「今夜の久慈は、一番やらしくて一番気持ちいい」
翻訳の勉強に励みながらも、将来を見据えて塾の正社員となった吾妻朔太郎。
久慈静は編集者の貫田に父親の著書の文庫化に際して収録するエッセイの執筆を頼まれる。
忙殺されて会えない日々にもどかしさを感じる二人だが、ひょんなところから幸運が訪れて――?
アラフォー男二人の翻訳家BL!
描きおろし漫画二本立て収録♪
電子版特典として、紙書籍の応援書店特典マンガ「久慈の無駄遣い~夏~」1P+初回出荷限定特典マンガ「久慈の弱点」1P収録☆
■収録内容
・「スモークブルーの雨のち晴れ」第20話~第25話…COMICフルール掲載作を加筆修正
・「桜色ドライブ」…描きおろし8P
・「夜のスキマ」…描きおろし6P
・本体表紙…描きおろしイラスト2P
・電子版特典…「久慈の無駄遣い~夏~」1P(紙書籍の応援書店特典と同内容)、「久慈の弱点」1P(紙書籍の初回出荷限定特典と同内容)
感情タグBEST3
匿名
若者のキラキラ恋愛も大好物だけど、もう結構な大人な私にはホントたまらんこの2人の恋愛。どんどんお互いの気持ちも考えも素直に言えるようになって、弱音もぶつけ合えて…はぁ…そこにあのエロい色気たっぷりのラブ❤️どうか2人がこのままお互いが求める幸せな人生に着地してくれることを祈るばかりです🥹❤️
匿名
5巻待ってました。大人の色気駄々漏れのこの作品ですが、恋愛の事だけでなく仕事や大人になったからこその自分の周りの人との別れ、これからどう生きて行くのか不安の中やっと相手に対して言葉にできた気持ち。すごくすごく丁寧に描かれていると思います。
大人の関係で大好きな作者さんand物語です。
静ちゃんは吾妻にだけ見せる本当の素の姿があったり、格好つけたかったり。
反対に吾妻は静ちゃんに素を出せたり、引き出して貰ったり。
とて良い関係だと思います。
アー早く続きが読みたいです。
待ってました!
ほんとに癒されます
くじ君が気ままを言ったり拗ねたりしているのが微笑ましい 今回は温泉に行くのに朔ちゃんの名前を連呼して迎えに行ったくだりが最高でした
そのうちお母さんやお姉さんにもカミングアウトするのかな?
もう次が待ちきれないです
とうとうか!?
今回も切なかった。お姉ちゃんとの関係が胸に突き刺さる。家族って事を嫌というほど突きつけられた。
そして!とうとう吾妻が!!やっと気がついた想いを声に出して久慈に告げた。泣いてたなぁ〜。
Posted by ブクログ
ようやく両想いになった。
久慈から家の合鍵ももらった、
が、お互い忙しくて会えない。
Life goes on.....
とか思っていたら、なんと
温泉デート回だった〜〜〜! わ〜い!!!
いつ読んでも共感
再会して2年経過、日常生活や家族・周囲との付き合い方は40代の避けて通れぬ道でリアルなお話。だからこそ、互いの存在が有難く感じてより愛おしくなる。
素敵なオトナのBL
このシリーズって本当に良いな。まさに素敵なオトナのBLですよね。読んでて落ち着くし癒されます。
キスやえちシーンもそこそこあるけど、描写が過激すぎる事もなく程よい感じなのが良いですね。
忙しく過ごす静&朔ちゃんが、仕事の合間に温泉旅行に行った話が大好きです。
静父の元担当・貫田さんが急用で行かれなくなったからと譲ってくれた旅行なんだけど、
もしかしたら最初から2人に旅行をプレゼントするつもりで手配してくれたんじゃないかな…なんて勝手に思ってしまった 笑
静&朔ちゃんがめちゃエロいです。浴衣って萌える。(///▽///)キャー
巻末の「桜色ドライブ」もすっごい好きです。
朔ちゃん甥っ子環くんの大学合格祝いで焼肉パーティーする話。静・朔ちゃん・環くんのわちゃわちゃも大好き♪
余談ですが、環くんて静・朔ちゃんの関係をなんとなーーくうっすらと気付いているみたいですね。 ※4巻参照 ふふふ
この巻も満足な1冊だったけど、残念だったのは表紙イラストですかね。
朔ちゃん一人の絵なんだけど、なんか老け顔で描かれていた(泣)
たしかに朔ちゃんは四十路の男だけど、もっとかわいくて若々しいのよ~~ そこだけ残念だった…!笑
激動からの丁寧な暮らし
家の台所を眺めながら想いを馳せたり、甥を可愛がってくれる彼が愛しい、とか些細な感情を大事にしながらの丁寧な暮らしに向かっていく2人が、とても愛おしい…
大人もいろんな感情に振り回されるし、それでも良いんだ、と背中を推してくれます。
毎回毎回素晴らしい
好きすぎる。最高でした。カップルの何気ない日常なのに幸せが詰まってる。リアルな年齢と心情。お互いに付かず離れず絶妙な距離感なのにあの空気感。最高。そして書き下ろしが可愛すぎる。
5巻ともなったら二人の関係が落ち着いてて言葉で恋人って発してなくとも二人をみたらかけがえのない関係なのだとわかる。静さん昔の片思いの話出てきましたね。その人のおかげで温泉旅行のシーン好きでした。
二人の色気よ…
まぁ〰どっちも大人だし、当たり前かもしれないけど【色気が溢れ出てる!】堪りませんわ(人*´∀`)。*゚+
5巻は、静ちゃんの可愛さが爆発してた。普段は、口数少なくクールなイメージだけど、温泉宿の静ちゃんに鷲掴みされ心臓が痛い(^_^;)仕事やプライベートの悩みの一つや二つあるけれど、どんなに煮詰まっても二人になれたら心が晴れるって最高♡
Posted by ブクログ
久慈が子どもの頃、父親の編集者をやっていた貫田さんに淡い恋心をいだいていた話。
彼の残した服のたばこの匂いをかいて、せつなくなっていた少年時代。
とはいえ、それは昔の話。
今は吾妻を愛おしいと思っている、ということをちゃんと吾妻がわかっている。
変な誤解をするほど若くないって。
っていう感じの二人がとてもよい。
ちゃらちゃらしてない大人の恋愛。エッチが濃ゆくとも、終わったらさらっとしているし、ソレ自体もエロくとも変な擬音とかない分なんか引きずらないのがいい。
24話の扉絵の事後っぽいのがとても好きだと思った。
久慈は父親の本の巻末に短いエッセイをかくことになり、貫田さんと仕事をする。
が、父の何をかけばいいのか分からず苦戦する。
それを見ている吾妻は、迷っていた児童書の翻訳コンクールに挑戦することにした。
でも、塾講師の仕事が正社員になったこともあり、あちらもこちらも苦戦中。
忙しくて頭が回らない。一段落したら、久慈に連絡しよう・・一段落したら久慈に連絡しよう・・と思うが「一段落ってなに?」ってぐらいに忙しい。
貫田さんが行く予定だったが行けなくなったので代わりにと、久慈に温泉一泊をくれた。
久慈は学校帰りの吾妻のところに行ってそれを伝えると、往来のなか吾妻は久慈を「愛してる」といってハグをする。(隣にいる原さん、びっくり仰天!)
二人は温泉旅行に出かける。
そこで久慈は「いつか一軒家を買おうと思う」といい、吾妻は「俺もそこにいっていいの?」と聞く。「いつだって来ていいよ」
そして往来で「愛してる」と言ったことに関して「本心がだだもれただけ」と。
そうなんだよな、この二人どうみても好き好きラブラブなんだけど、
吾妻は久慈に「好き」も「愛してる」もここで初めていうんだよね。
でも、吾妻はよく久慈に「俺の事好きなんでしょ?」的質問をして「そうだよ」的答えを求めている。
そのたびに読んでるこっちは、実はこれは吾妻が「好きだよ」って言ってるとしかおもえないんだよね~。
だからあの往来の「愛してる」が「すき」じゃなくて、そのもう一つ上の「愛」という重い言葉がでたのかと。
大人の静かな恋愛はとてもここちいい