【感想・ネタバレ】ヒカルの碁 22のレビュー

あらすじ

北斗杯レセプションで高永夏が放った「本因坊秀策など敵じゃない」との発言にヒカルが激怒。副将のヒカルは韓国代表の大将である彼との対戦を切望する。日本代表の団長・倉田は初戦の中国戦を見て決めると言うが…!?

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囲碁の盤面が織りなすは、白黒つける勝負の世界。
その棋士ひとりひとりには、数多の色に彩られた人生が見えてくる――。

主人公・進藤ヒカルは、囲碁などとは縁遠い活発な小学生。しかし、平安時代の天才棋士・藤原佐為(ふじわらのさい)の霊と出会い、囲碁の世界に身を投じることに。
同じ小学生にしてプロ級の腕前を持つ少年・塔矢アキラや、その父にして名人段位を持つ塔矢行洋(とうやこうよう)。
彼らを始め、数多の棋士達との邂逅を経て、ヒカルはその人生を大きく変えながら成長していく――。

20年ほど前に若者の間で“囲碁ブーム”というものが起きたのをご存じでしょうか?
その火付け役となったのが、この『ヒカルの碁』。
対局シーンでの鬼気迫る表情や額に浮かべる汗、互いの戦略を探り合う思考のせめぎ合いなどを見ていると、思わずこちらも力がこもってしまいます。心理描写を繊細に描くタッチはさすが小畑健氏、囲碁のルールを知らなくても全然違和感なく惹き込まれる…。
中でもメインとなるのが、ヒカルとアキラ、そして佐為の物語です。
子供だった彼らが大人に近づくにつれて、内面や顔つきの変化していく様がとても丁寧に描かれています。あんなに丸顔だったのにこんなにシュッとした凛々しいお顔に…そんなところも少年好きの女性にはグッとくるポイントかも。二人の少年の出会いが囲碁界を変えていく大きな渦となり、生涯のライバルになるまでの長い道のりが本作の軸となっています。
そして、ヒカルの成長を見守る佐為の存在は、彼の良き友人であり、師匠であり、親であるような温かさを感じます。そんな二人の重要な転機となるエピソードがあるのですが…これが涙なくして語れない…。
彼らに限らず、濃密な時間を過ごしたキャラクター同士の関係性があるからこそ生まれる“人間ドラマ”が、本作最大の魅力です!

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ネタバレ 購入済み

盛り上がり

強敵現る。元々のライバルは仲間として、新たなライバルを登場させるとは。ちょっと無理矢理感があるが、団体戦でこう来るか。

0
2024年01月17日

ネタバレ 購入済み

面白かった!!けど終わりが

今更ながら読み始めて、あっという間に最終巻でした。囲碁のことは何も分からない私でも全然勢いで(笑)楽しく読めます!
ただ、途中からラストまで佐為が戻ってこなかったのがとても寂しかったです……。日中韓の話も、塔矢パパの目論見もこれから!という時に終わってしまって、何となく尻切れトンボ感(´・ω・`)
でもこれ以上行くと、ドラゴンボールみたいになっていくかもしれないので、これで良かったのかもしれませんが(^_^;)
まだまだ続きが読みたかったなぁと思う作品でした。

#アツい #ドキドキハラハラ #カッコいい

0
2023年11月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2021 1/15

話のテンポもいいしキャラも魅力的に描かれていて
軽すぎず重すぎずサクサク読める丁度いい漫画

主人公のヒカルの天才っぷりが程よく、ライバルの塔矢を追いかけるワクワク感がいい

院生仲間との高めあい、プロを目指すところからプロになってまでの描写も熱い

全体的にバランスがとれていて最後まで面白かった素晴らしい作品


個人的にはサイと強者、あるいはヒカルとの対局がもっと見たい…

0
2021年01月16日

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