あらすじ
警察庁公安部のエースが活躍する、80万部突破の絶好調シリーズ第9弾!
大量の覚醒剤密輸にたずさわっていた暴力団の若頭が名古屋で爆殺された。
その背後には、中国国内の激しい権力闘争のあおりをうけた、チャイニーズ・マフィア、
コリアン・マフィア、そして日本の暴力団の勢力図の激変があった。
外貨のからんだ特殊詐欺、国際的な贈収賄、マネーロンダリングと様々な事件が
交錯するなか、公安のエース・青山望が<国家の敵>に迫る。
警視庁公安部出身の著者による圧倒的なリアリティの警察小説。
昔の刑事ドラマで凝り固まった警察像の崩壊!
実際に警視庁公安部で勤務した著者が、最新かつリアルな警察を描きます。主人公の青山望を中心に、ノンキャリアだけど大卒(体育会出身)でキレキレの同期4人が、ヤクザ・政治家・IT長者・半グレ・芸能界・宗教団体が複雑に絡む難事件を、様々なIT技術で解決。ビッグデータの解析力と分析力は圧巻で、地道な職務質問(もちろん重要だと本書に書いてあります)やパンを食べながらの張り込みといった旧来のものとは全く異なる捜査方法に感動。
1巻は日韓利権、2巻は病院経営と選挙違反、3巻は半グレと中国マフィア、4巻は原発とカジノ、5巻は仮想通貨ビットコイン…まるでニュースを見ているかのようなリアルタイム感。一般教養書としても使えます。次巻のテーマは何でしょうか?
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