【感想・ネタバレ】黄昏流星群 4のレビュー

あらすじ

麗子の店「ラ・メール」に初老の男がやって来る。忘れ物から、その男は『東大の鈴木教授』だとわかる。互いに一目惚れした鈴木と麗子は逢瀬を重ねていくのだった。ある日麗子は、鈴木から、みゆきと二人で預金を預けている金融会社についてのよくない評判を聞いて、通帳と印鑑を預けてしまう。その後、店の常連の刑事の口から、鈴木が『結婚詐欺師常習犯の滝口』であると聞き、麗子は泣き出してしまう。

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4巻に入っている2本のエピソードは、それぞれだいぶテイストの違う話でしたが、どっちも良い話で感動しました。

#ハッピー #感動する

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2023年02月10日

Posted by ブクログ

「流星美人劇場」「星のレストラン」とも面白かった、特に「流星美人劇場」の方は水商売の悲しみや切なさが澱のように店に人にも振り積もっていて、歳をとること、その滑稽だが逃れられない残酷な現実をともに味わっている、今まさに黄昏時の2人の女性の生き方。ぼったくりをやめ過去の栄光を手放したときに、ようやく見つけた小さな幸せはこれからの新しい家族の形の1つとして、今後の社会に受け入れられていきそうだと思った。「星のレストラン」の方は一つの仕事を勉強し追究していくという生き方を早くに見つけられた人は本当に幸せだと思う。それがどういう種類の仕事にせよ没頭出来る時間は人生の質において価値が高い。60歳からが人生の黄昏時だとして人生100年時代は黄昏時が40年も続く。そんな未曾有の長い黄昏時をたそがれながらも輝く事、ちょうど夕方時の早めのライトアップの様に目立ちはしないが、充実した時間を過ごすことは個人にとって引いては社会にとっても重要であり有益であると思う。

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2019年01月21日

シリーズ作品レビュー

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