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あご気になる。
この4巻は御庭番衆メインの話になります。
この先の御庭番衆のお話を知っているから
四乃森蒼紫の気持ちが分かるし
知り合い方が違っていたら御庭番衆のみんなはって思ったしたりして
みんなを埋葬する時も知っているから
長い伏線からあの最後のお話に繋がるんだなぁって思いました。
御庭番衆編完結
御庭番衆編最終決戦。頭との対決、剣心がここまで傷ついていたのを初めて見ましたね。そして、ラストがかなり衝撃的なシーンで頭のみ生き残ってしまいこの先闇落ちしそうで怖い
Posted by ブクログ
ヒロイン薫を相対化する第二の女、恵。
かつて人を(間接的にであれ)殺めたことがある、という十字架をそれぞれ背負う剣心と恵。
そこに、無邪気な平和主義者薫は入り込めないよな~、という思いと、そんな薫だからこそ剣心を救えるのだろうな~、という思いと。
15年前にはこんなこと考えなかったな…。
大まかな備忘メモ。
■恵編
・会津戦争で家族を亡くし独りになった恵、医学の心得があるのだが、いろいろあって阿片ビジネスの片棒を担がされている。元締めの実業家、武田観柳から逃げ出してしばし剣心たちに匿われるが、彼らに災いが及ぶことに気づいて観柳の元に戻る。剣心たち、救出にいく。
・観柳邸で待ち受けるのは御庭番衆。これは(この物語上では)幕府の隠密的な役職で、徳川慶喜が恭順を決め込んだせいで自分達が戦えず、そのせいで幕府側が負けたんだという理屈でくすぶっている。観柳のためでなく、人斬り抜刀斎として恐れられた剣心を倒すことによって「俺たちが最強だ」と証明したいという理由で、剣心たちの前に立ちはだかる。
・御庭番衆の御頭である蒼紫を慕う手下たち。それぞれ、捨て子だったり裏切者だったりという暗い過去があり、御頭に拾われた恩がある。
・蒼紫組と剣心組の戦い、結局剣心組が勝つが殺さない。御庭番衆御頭だった蒼紫は明治政府のいろんな組織から引く手あまただったが、はみ出し者の手下たちを見捨てて仕官するなんていう裏切り行為はできないから全て無視。全員まとめて引き取ってくれるからという理由だけで観柳の元にいた。戦うしか能のない手下たちに、戦いの場を与え、最強の証を得させたかった。ということを語る。
・観柳は浅い男で、怖くなったのでガトリングガンで蒼紫組も剣心組も一掃しようとする。蒼紫をかばって手下たちは死ぬ。ショックを受ける蒼紫に、剣心「お主が自分を許せぬなら、いつか必ず拙者を倒し、その者らに最強の二文字を与えてやれ」。
・一方、阿片製造をやらされていた罪を死んで償おうとする恵に、剣心「それもひとつの償い方ではあるが、それで死んだ者が生き返るでなし、それよりもより多くの人のために剣を振るう、そうして人斬り抜刀斎は今を生きておるよ」。恵は医者として生きることを決意。
るろうに剣心
蒼紫もかっこいいけど、見捨てなかった4人の御庭番衆が泣けました。すごく慕っているのが良くわかりました。蒼紫も最後まで素敵でした。