あらすじ
愛し合う2人を運命(さだめ)が引き裂く…!?大切な「家族」ソルエンを失い、満身創痍で倒れた女宿(うるき)は、神聖な力で護られた森に住む謎めいた少女に助けられた。導かれるようにその森に来た多喜子(たきこ)が見たのは、自分を責め続ける女宿の姿…。ハーガスとの対決を前に、女宿を悲しみから救うすべはあるのか――!?物語はかつてない領域へ!急展開の第8巻!
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せつない
お互いのことを思ってのみんなの行動だとわかってはいるけども、やっぱりとても悲しい…別々の世界で生きてさえいてくれればと…せつないてす。
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死んだソルエンの為の星還りの儀式というのが幻想的でしたね。
長崎の精霊流しを思い出しました。
七星士を守るというか信仰する星護族(おどぞく)の神秘の森で静養するものの、多喜子はまた本の中の世界を離れ、現実に帰ってきてしまいました。
Posted by ブクログ
身も心もボロボロ状態の七星士たちを
森の中の隠れ家ような村に導いてくれたフィルカ。
太一君が休んでいったとの伝説のある"ナサルの森"。
その時の太一君の神力が働いて招かざる者を拒む聖地。
ソルエンの死を悲しみ自分を責めるリムドのために
フィルカに頼んで、お葬式にあたる儀式
"星還り"の儀式をしてくれるナサルの森の人たち。
灯が星のように集う森と清らかな水の景色が
神々しさとともに想いを昇華する。
もう1度会いたいと思うことと、生き返らせてと願うことは
違うのではないかと気づく多喜子。命はもっと尊く重い。
やっと前に向かおうとしたリムドの前に現れる太一君。
明かされる四神天地書と巫女の関係。
生き返ってほしいと願うことと、生きてさえいてくれればと
願うことは同じようで大きく違う。
愛情と倫理は時に反比例するので難しく苦しい。
Posted by ブクログ
ソルエンの死をなんとか乗り換えたリムドですが、太一君から巫女の運命を聞き、多喜子につらくあたり、元の世界に帰してしまいました。
他の七星士も多喜子のことを思って言ってるんですけど、やっぱりこういう展開になるとつらいですよね。
Posted by ブクログ
つらいことが続くのって、読者は飽きなくていいけど、中にいる人はつらいなあ。
太一君が何を言ったか、双方の気持ちが分かるからドキドキ。
わかってなかったらもっとドキドキするな。それは、最初に読む人の特権で、羨ましい。
渡瀬さん、何年経ってもダイスキです。
Posted by ブクログ
本の中に吸い込まれた少女が、「巫女」として神獣を召喚する異世界少女ファンタジー。「ふしぎ遊戯」の中で出てくる、最初に本の中に入った・多喜子の物語。それが、玄武開伝。読む内に、前作よりも過酷な状況の中、玄武を召喚しようとする多喜子、それを支える七星士達。禁断の愛というスパイスも効いて、早く続きが読みたくなる。
Posted by ブクログ
大正12年。17歳の女学生・奥田多喜子は、母の結核療養のため東京から母の実家の岩手県盛岡市に越してきていた。好奇の目で見る地元の人々にも負けない快活な彼女であるが、仕事ひとすじの小説家の父・永之介を嫌っている。そんな父がある日、中国から持ち帰ったのが後々まで引き継がれる「四神天地書」。
余命いくばくもない母をかえりみず、翻訳を進める父に嫌気がさす多喜子。しかし看病の甲斐もなく母はそれから間もなく亡くなってしまう。悲しむ多喜子は父の友人であり、幼いころから慕っていた大杉高雄に思いを打ち明けるが、すでに妻子持ちの彼には受け入れてもらえなかった。そして、父には「お前が息子だったら…もっとお前とも…」
誰にも必要とされていないと感じた多喜子は、完成した「四神天地書」を破り捨てようとする。その時、突然に銀色の光に包まれ本の中に吸い込まれてしまう。
降り立ったのは異界の国、「北甲国」。そこで自分がこの国を救う伝説の「玄武の巫女」だと告げられる。苦しむ民を救うため多喜子は巫女となる決意をし、巫女を護るという「玄武七星士」を探す旅に出る。
前作「ふしぎ遊戯」で、200年前に現れ、玄武を召喚し国を救ったと言い伝えられる「玄武の巫女」の物語。[Wikiより引用]
Posted by ブクログ
ソルエンさんの死から立ち直った矢先に女宿が知った「巫女」の運命。多喜子の事を思い、冷たい態度を取る彼と他の七星士たちの姿が切ないです。壁宿の「怒られた……」に密かに萌え(笑)
Posted by ブクログ
もう9巻出てるはずなのに、
置いてなくて、
続きが気になるです。
本の世界から元の世界に戻った多喜子さんはどうなるの?
(゜゜;)(。。;))((;゜゜)(;。。)
Posted by ブクログ
後半来ましたよー!ふし遊お約束の展開!!!
懐かしすぎて、朱雀編をうっかり買い直しそうになりました(笑)。
でも玄武編はあんまり好きになれる
男性キャラがいないんだよねぇ。
女性はステキなのにー。牛宿かーさん大好き。
未だに大好きなのは朱雀編の翼宿(←誰も聞いてないし)。
カラオケの映像で出てくるとテンション上がる(笑)。