あらすじ
玄武の巫女・多喜子は、神獣・玄武を召喚し、北甲国を救うため、七星士の仲間たちと共に、首都・特烏蘭(トウラン)の王宮に迫った。「玄武の巫女が現れて四神天地之書を開く時、王の息子が王を殺す」その予言ゆえ、宿命的に引き裂かれた父テムダンと息子リムド。その予言を仕組み、兄テムダンを玉座から追いやった弟テギル。テムダンと復讐の密約を交わした双子の弟ハーガスと、兄テグ。秘めたる孤独な魂が引かれ合う、ハーガスと王族の娘フィルカ。そして、決して結ばれてはいけない悲運の恋人・多喜子とリムド。様々な人間関係が交錯し、欲望と情念と運命が絡み合い、やがて大いなる伝説として結実するミラクル・ファンタジー!クライマックスに向け怒濤の展開が急加速する最新巻です!
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そろった
ついに七星士みんながそろった!!ハーガスのことは悲しいけれども、みんな前に進んで行ってます。そして最後に婚礼の儀式ができてよかった!
リムドの過去と父との関係
リムドと父親との関係が明らかに。裏でいろんな工作があり幸せになれなかった親子たち。読んでて胸糞悪かったが最後はこれで良かったんじゃないかな?と思います。
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ついに危宿(うるみや)の字(あかし)がひとつになりましたね。
ハーガスの死によって。
父と子(現皇帝と姫・王と息子)、兄と弟の絆の末路。
この物語が終わるとき、壁宿(なまめ)はどうなってしまうのでしょう。
他の人物は朱雀と青龍編でちょこっと出てきました。
気になっています。
Posted by ブクログ
やっと再会できたハーガスとテグの悲しい結末。
ハーガスの想いを継いで1つになる証。
運命を翻弄した予言への憎しみを越えて邂逅する深い想い。
愛と絆に包まれた玄武七星士の穏やかな日々は短く
迫りくる最後の暗雲。
許すこと、受け入れること、信じることが
深く強く書かれていて、切なくも大好きな巻。
Posted by ブクログ
長い間休刊だったため、連載が再度はじまりこの巻を購入するのも忘れ、出遅れてしまった。読む前までは思い出すのに苦労するか・・・と思いきや、そこはふしぎ遊戯。期間が空いてもすぐにお話に入ることができた。シリーズものはこういう意味では強いかもしれない。クライマックス前の巻だけあり、内容も濃い。最終巻が楽しみだ。
Posted by ブクログ
絵も作風も昔と何も変わっていないのに感動した。
読みやすく、はらはらし、ラブコメありの詰めたい放題。
非常に楽しめる。
ただ時代背景が大正に、偽中国なので、感情移入がしにくい部分も多いかもしれない。
玄武開伝が面白いと思った人は
是非、元のふしぎ遊戯も読んで欲しい。
Posted by ブクログ
クライマックスが近づいて、話の展開も盛り上がって来たなあ~。結論は分かっているわけなんだけど、そこにたどり着くまでの経緯はいろいろある。1年の刊行ペースなので、待たされた分読みごたえがあると思う。ただ、これは元祖(?)のふし遊の頃からだけれども、展開が早すぎるように感じることがある。よって★4つ。
Posted by ブクログ
帯に1年ぶりの最新刊と書かれてて、ほんと「アラタ」は出るのが早いのに、こっちは遅いなぁ。
久しぶり過ぎて、登場人物を忘れすぎですが、この巻で一気に話が進みました。
テギルは捕らえられて処刑。リムドの父王が皇帝になったと思ったら、テギルの残党によって殺され、皇帝の地位はリムドに。
ハーガスとテグは、ハーガスが死ぬことによって字が1つに。テグがおっきくなったのは驚いたけど、ハーガスの記憶もテグにあるってことは、フィルカへの気持ちもあるってことかなあと余計なこと考えたりして。
皇帝になったリムドと七星士は、玄武を呼び出すことはせずに地道にたたかおうとしてますが、氷河期に入った土地と敵の襲来にどう対応するのか楽しみ。
「クライマックスへ待ったなし!!!」とありますけど、次巻最終巻は来年の夏。待たせすぎじゃないかなぁ(^^ゞ