あらすじ
いよいよ文化祭当日、雪野たちの芝居が開幕した!主人公が自分の過去を話す決意をするところで第一部は終了。充足感一杯の雪野だが、見ていた有馬に動揺が…!?
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Posted by ブクログ
【※コミックス注意】
さて、実家から引き上げてきたカレカノをひたすら貪り読むだけのお仕事をしてました。
とりあえず、この巻はお気に入りの巻の一つなので、ものすごく点数高くつけています。
この本のお気に入りポイントは、なんと言っても、学祭の話ですね。
「鋼の雪」の内容が本当、ものすごく好きで、これ実際に一度でいいから、演劇でやってみたかったなあ……って思うわけですよ。
これから先の津田先生のコメントのところに実際にやった学校があると書いてあって「羨ましいなあー!」って思うほどにやりたかったです。
まあ、これのお陰で確かに劇はしたんですけどね。
でも劇のコンセプトは「なるべくたくさんの人数」を出そうだったから、当然、「なるべく少人数」でをコンセプトにした「鋼の雪」なんで出来なかったわけで。
とっても残念です。
それくらい「鋼の雪」の内容がすごく好きなので、この話はよかったなあ……って思うんですよね。
一方で、十波と椿は「椿にお前となら一緒に行けると思った」と言われて、本当は持っていたのに、持っていないことにしていた翼に気づき、本当の意味での交際スタート。
ただ、有馬だけが、「鋼の雪」に毒されて、更なる暗闇に落ちていく。
途中で雪野が「このことを後で後悔することになる」って言ってたんだけど、全然、後悔してないじゃん! って実は最初に読んだときは思ってたんですけど、今となっては確かに後悔していたんだなあってやっとわかりました。
若いときにはわからなかったものも、年をとってから読むと違うもんだね。
Posted by ブクログ
劇中劇である鋼の雪のストーリーは印象深い。
正直PTA受けする内容という割には
闇が深い内容だとは思うし
素人の寄せ集めでぶっつけでやっている部分も多く
多少ご都合主義ではある。
稽古期間も足りないし、稽古の様子もほぼ描かれていない。
反面、劇の中の設定は、別の役をやるときに
元々の衣装にカーディガンを着たり髪型を変えたりと
間さえ持たせられれば十分できるよう考えられており
水に飛び込む時もテーブルの上からだたったりと
本当に芝居らしく描かれているのがとても良い。