あらすじ
葉文潔をリーダーに戴いた地球三体協会の瓦解により、地球は三体文明により侵略の危機的状況にあることが判明した。人類は、人類文明最後の希望となる「面壁者」を立てて立ち向かうことを決断する――!
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Posted by ブクログ
めちゃめちゃ面白かった(語彙力)。
▼ふたつの公理
・生存は、文明の第一欲求である。
・文明はたえず成長し拡張するが、 宇宙における物質の総量はつねに一定である。
▼宇宙文明に関するフェルミのパラドックス
*原注 銀河系は、その全体が荒涼たる砂漠だった(p2)
この謎は、宇宙文明に関するフェルミのパラドックスと呼ばれる。理論上、人類は、百万年の時間をかけて、銀河系の星々へ赴くことができる。ならば、もし人類より百万年早く進化した宇宙人がいれば、現在すでに地球にやってきているはずである。このフェルミのパラドックスに説得力があるのは、銀河系に関するふたつの事実に基づいているからだ。その一、銀河系は非常に古く、誕生からおよそ百億年経っている。その二、銀河系の直径はおよそ十万光年しかない。それゆえ、光速の一千分の一の速さでしか航行できないとしても、一億年程度の時間で銀河系を横断できる。 この時間は、銀河系の年齢に比べればはるかに短い。もしほんとうに宇宙人がいるとしたら、このロジックに照らせば、とうに太陽系に到達していることになる。
Posted by ブクログ
本作は前作の登場人物が描写されるものの、前作と打って変わって、現在から遥か未来の話となる。前作で三体文明という地球文明と異なる存在が判明され、その後、三体側は地球に干渉してきた。そのこともあって、人類は国籍に関わらず、三体に対処するための最大の知恵を絞り、いくつかのプランを実行した。
Posted by ブクログ
荘顔と娘が退場してから、やっと物語が加速したイメージ。
個人的には前作(「三体」)があまりに面白く、文潔も好きだったため、新たな主人公である羅輯くんのポエムチックパートに「何を見せられているのか」と、正直うんざりしてしまった。
面壁者とか急に言われても人類なんて曖昧なもののためにやる気は出せねえよ!、という気持ちは非常に分かるんだけどね。
前作はしっかりしたSFの世界観なのに文章は詩的で、そのギャップにも感動したのだけど、今回はそれがやや濃く感じてしまった。
あと荘顔は作者の理想なのかしら…とか、余計なこと考えてしまったよね。小説の創作から生きた人間(初恋)が生まれる、という流れは作家の頭の中を覗けたようで興味深かった。
上巻を読み切り、何事にも執着してこなかった羅輯が、面壁者という特殊な役割をこなす理由を演出するために必要なページ数だったんだな…とは思った。結局人を動かすには、大切な何かを作らないといけないんですな。ここは好みが分かれそう。
しかし、やっと面白くなってきた!がんばれ羅輯!死ぬな羅輯!
まだ彼にも謎はある。お前は実は楊冬に恋してたんじゃないの?とか。なぜ文潔は彼に話したのだろう?とか。そして呪文とは…。
ところで汪淼は…どこに…?軌道エレベーター作成に関わってるはずだよね。出てきたっけ?
大史が出てきたのは嬉しかった。終末決戦まで活躍してほしいなあ。
Posted by ブクログ
中国のSF。めっちゃ面白い。技術力の格段に上の宇宙人が攻めてきたら本当にこんなことになりそう。内容が専門的だし、嘘をつかない生物という設定と、それを利用した壁面人という設定が奇想天外。