あらすじ
ついにマスタング率いる東の軍部が、セントラルでクーデターを開始する!! 小数ながらも圧倒的な実力差で中央軍を翻弄するマスタング達。その混乱に乗じて、北の軍部・ブリッグズ兵達も中央に姿を現し、さらにエドやホーエンハイム達が中央の「お父様」の下へと急ぐ! しかしその前に、地下に眠る「不死の軍団」が産声を上げる…!?
(C)2008-2009 Hiromu Arakawa
昨今の少年漫画の中でもっとも構成力のある作品はと問われたら、迷わず推すのがこちらの“ハガレン”。
アニメや、山田涼介さん主演の実写映画が記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。
正直、漫画の構成力って何かよくわかりませんよね。わかります。
とりあえず騙されたと思って1巻を開いてみましょう。……ふむふむ、どうやらチビって言われると激怒する三つ編みの少年が主人公なんだな……こっちの鎧が弟ってどんな家庭環境だよ……いや無能ってそんな……錬金術ってこんなあっさり使えるの……何この絶望展開……ちょっとこのキャラ強すぎるよ……あれ、さっきの話がここでこう繋がるの……えっあの伏線がここで回収されるの……うおおおおおエルリック兄弟!!……ここでこう来るかッッッ!!……荒川先生天才かよ!!!!と、あっという間に読み終わるはず。
最終巻を閉じた時、あなたは否応なく“格の違い”を味わうことになるでしょう。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
匿名
白熱
エンヴィーが復活し、お父さまとホーエンハイムが相見え、人造人間が解放され、プライドとキンブリーにアルが対応、上層部でも…と、どこもかしこも対決構造が明確に。
誰が勝ち抜くのかドキドキハラハラ。
匿名
お父様vs父親
お父様とホーちゃんがついに対面。しかし最初は父親がラスボス的なよくある展開かと思ってたけど本当に話の作り込みがすごい。時間を忘れて読み耽っていましたw
熱い
前巻に引き続いてのホムンクルス、プライドとの戦い。
激しい戦闘の末、プライドの無力化に成功する。
そして軍内部における内戦も激化するなか、しぶとく戦う反乱軍に剛を煮やした上層部は賢者の石を使い未完成の人形兵を大量投入する。
大量の人形兵相手に苦戦を強いられるエドたち。そして別行動中のホーエンハイムはついに宿敵との再会を果たす。
本当に内戦などではこういった戦いが至る所で繰り広げられているんだろうなと思わせられ、今のイラン情勢などを考えさせられます。
全然関係ないけど。
とにかく面白かったです!(語彙力
Posted by ブクログ
22巻目。
残されたプライドを閉じ込めて、中央へ。バラバラになった仲間たちが一人ずつ加わっていきます。懐かしさもあり、嬉しいです。巻末のおまけは安定の面白さです。