【感想・ネタバレ】乙嫁語り 11巻のレビュー

前作『エマ』で19世紀末の英国・階級制度の恋愛を描いた森薫先生の最新作はシルクロード!美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、12歳の少年・カルルク。遊牧民のアミルと街を作り定住する定住民のカルルク、8歳もの年の差がある2人の愛の行く末は?

前作ではメイド愛を爆発させていた森薫先生、今作でも圧倒的な情報量と繊細かつダイナミックな画力で中央アジアの「乙嫁」たちの生活、愛を描きます。嫁入り前に必ず行う布支度や、結婚式、料理、描かれる日常が本当に面白い!洋服に入れる刺繡の作画が細かくて本当に美しい…
キャラクター達もとても魅力的です。主人公であるアミルをはじめとした、様々な「乙嫁」たちもそれぞれ個性が強い…!美しく、健康的でたくましく、それでいてチャーミング!一度読んだら乙嫁語りの世界観から抜け出せなくなること間違いなし!!
人間だけじゃなく動物も沢山登場する本作、ぜひ読んで頂きたい一冊です!

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Posted by ブクログ

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相も変わらず、セリフなどの多くを語らないところがイイ!
セリフを付けないことで、ゆっくりとした時間の中でのあの独特な雰囲気を醸し出しています。

タラスさんのターン、来ましたね。待っていた方も多いのでは?
私は私で、あのような別れ方も逆に現実味を増していて、それはそれでいいとも思ってましたが、やっぱり上手くいって欲しいな、というのが本音。
これからの展開が楽しみですね。

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2018年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

冬が来る。
こたつを作るって描いてあって、みんな冬の楽しみか・・・
と思ったり。

スミスの後を追って来たタラス。
彼女の一途な想いがスミスとの恋を成就させる。
新しいカメラ、薬剤、ラクダ等を調達し、来た道を戻る予定で。勿論道案内はアリ。
道中、スミスの懐中時計が思わぬところで発見される。
しかも「ロシア皇帝の護符」とまで尾ひれがついて。
まぁ、皆さん信じているようなので何よりですが・・・w

アンタリアでタラスとスミスの立ち乗りのブランコ。
タラスの笑顔が素敵です。
そして。
タラスの上掛けが欲しいと申し出る人が。
その申し出を受け、上掛けを売る。
スミスは「手の込んだ物なのに」と渋るが、
タラスは「また縫います」と笑顔で答える。
彼女が、とても眩しい。

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2020年12月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スミスの金時計は不思議な経路をたどって、スミスと再会。戻ってはこなかったけれど。
スミスとタラスは、アンカラからアンタリヤ、そして元来た道へ。皆はどうしているのだろう?双子のライラとレイリは相変わらず元気だろうか。

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2020年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タラスの元婚約者はとても良い人。
スミスよりも幸せにしてくれたんじゃないかなぁ。
異文化婚はいろいろ苦労しそうだから。
スミス一行が乙嫁たちを再び訪ね歩いて、物語の締めにするのだろうか?
ずっと続いて倦怠期の嫁の話なんて、読みたくないしな〜。

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2019年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

冒頭のショートストーリーが淡々として美しかった。ティレケが鷹に会えて良かったね。最後の記憶があの鷹じゃ可哀想。
本編はタラスがメイン。この人は本当によく働くなぁと感心しました。生活力が高いというか、お嬢さん育ちのアミルとは、感覚が違うんだろうな、と思います。しかし湿板カメラを持ち歩くとは、スミスさん危険……。というかこの人ちゃんと生きて帰れるのかなと時々不安になる。
次は双子やら姉妹妻やらが出てくるようですが、正直あのへんどうでもいいのでアミルの方描いて欲しいです。

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2018年12月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「いい女ナンバー2」のタラス、とスミス。
24p「これは恋だ。これが多分恋だ」の顔は、そうそう描けない絵だ。
そんなふたりがブランコに乗るなんて、まあ。

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2018年12月20日

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