【感想・ネタバレ】乙嫁語り 5巻のレビュー

あらすじ

やんちゃな双子のライラ&レイリにも、ついに結婚相手が見つかった。この巻では彼ら4人の結婚式を描いた前中後編「祝宴」を一挙に収録! ドタバタにぎやかで、楽しくて、笑顔と涙に満ちた結婚式へようこそ。番外篇としてFellows!(Q)に収録されたショート短篇「岩山の女王」を併録。

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前作『エマ』で19世紀末の英国・階級制度の恋愛を描いた森薫先生の最新作はシルクロード!美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、12歳の少年・カルルク。遊牧民のアミルと街を作り定住する定住民のカルルク、8歳もの年の差がある2人の愛の行く末は?

前作ではメイド愛を爆発させていた森薫先生、今作でも圧倒的な情報量と繊細かつダイナミックな画力で中央アジアの「乙嫁」たちの生活、愛を描きます。嫁入り前に必ず行う布支度や、結婚式、料理、描かれる日常が本当に面白い!洋服に入れる刺繡の作画が細かくて本当に美しい…
キャラクター達もとても魅力的です。主人公であるアミルをはじめとした、様々な「乙嫁」たちもそれぞれ個性が強い…!美しく、健康的でたくましく、それでいてチャーミング!一度読んだら乙嫁語りの世界観から抜け出せなくなること間違いなし!!
人間だけじゃなく動物も沢山登場する本作、ぜひ読んで頂きたい一冊です!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

結婚や祝い事が個々人のつながりだけでなく家族同士の繋がり、延いては村中の繋がりを強固にしていく大事な行事なんですね。どの家庭も若くして結婚して多産で大家族だから割としょっちゅう祝い事だらけだったんでしょうね(笑)全巻で「生きる為に多大な労力をはらう…」と言う様な文が有りましたが、一人で生きることが難しい地域であるからこそ家族や地域の連帯が大事なんだなって…
箸休めの様な二十六話が好きです。
続きが楽しみです

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2018年06月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

双子の結婚式も無事に終わり。お婆さんと山羊の話があったけど、ああいうの良いよね。
鷹狩りの話は、切ないね。飼っていた方も納得するのがなんか救われた感じ。

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2022年12月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

双子の姉妹ライラとレイリ、2人の相手のサームとサーミの結婚式をテーマにしたドタバタコメディが中心です。ナンセンスコメディではないので、それなりに読めますがこの辺は好みが分かれるかもしれません。また、カルルクさんとアミルさんの話に戻ります。気丈なお婆さんが山羊に乗って崖を登る話や、傷ついた鷹を助けようとする話などが出てきますが。

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2020年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結婚式は賑やかでいいですね。双子のワガママっぷりにちょっと辟易した面があるのが本音ですが、新郎ふたりが頑張ってて応援したくもなりました。舟、もらえて良かったね。
婆さん、カッコいい!
鷹の話が切なかったです。飼うのはダメだと言いきるアミルに胸が痛くなりました。

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2015年02月12日

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