【感想・ネタバレ】どこまでやったらクビになるか―サラリーマンのための労働法入門―のレビュー

あらすじ

ブログで社内事情を書くのはOKか? 社内不倫を理由にクビになることはあるか? 経費の流用がバレたらどうなるのか? 副業はどこまで認められるのか? サラリーマンにとって身近な疑問を、実際の裁判例を参照しつつ、法律の観点から検証。法のルールを知れば、社内の不条理の正し方も、我が身の守り方も見えてくる。組織で働くすべての人のための、超実践的労働法入門。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目21箇所。ネット上でも企業の秘密漏洩は懲戒解雇に相当。社員の労働条件は本来は個別に契約をかわして決めるもの。それが大変だから就業規則を使って統一的に労働条件を決めている。転勤命令について・・・裁判所は社員に「通常甘受すべき程度を著しく超える不利益」が生じているとは簡単には認めない傾向。給料ドロボー・・・横領している人について法的にさばかれる。給料分の働きができないタイプについては簡単に解雇できない。会社としてしっかり教育することが先。合法的解雇・・・リストラ(経営不振を理由に)。三六協定があるだけでは定められた範囲で時間外労働をさせることが許されるだけ。会社は残業命令を出せるわけではない。試用期間から正式な雇用契約は始まっている。能力不足は社内での訓練で改善していけばよいとされる可能性高い。契約期間1年間の雇用契約について・・・労働者の適正評価・判断のためならばそれは試用期間。解雇には正当な理由が必要・・・適正がないは正当な理由に当たらない。セクハラ・・・極端に言えば相手の女性が不快にさえ思わなければ問題がないということ。日頃からのコミュニケーション等を心がければ不意打ちは減る。イギリスなどは労災がそもそもない。職場の喫煙に関して・・・努力義務。

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2012年03月11日

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さすが五刷になるだけのことはある、というのが最初の印象。
サラリーマンとして働く以上、法律の専門家でなくともこれくらいは知っておきたい労働法が事例付きで、分かりやすく解説されている。
私のように、基本個人で会社と対峙するような働き方の人は一読すると、法律で守ってくれることと、くれないことがイメージできると思う。
何度か読み返して、見に染み付かせたい。

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2011年09月21日

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なにをやったら会社をクビになるのだろう。重大な犯罪行為は当然だとしても、チカンや喧嘩による傷害、少額の脱税などでもクビになるのだろうか。また、社員規則をまもらないことでもクビになるのだろうか。アルバイトしたらクビだろうか。セクハラやパワハラは・・・。 本書は、こういう疑問を持っている人にお勧めしたい。実際の裁判事例を示しながら、場合わけによる解説はなかなか面白い。

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2018年10月23日

Posted by ブクログ

判例。
これは大丈夫なのか、アウトか。質問に対して、例えばこんな判例がありました。と出してくれます。
まさに入門編。わかりやすく、より興味をそそられます。労働法に限らず、生きていくうえで知っている方が有利に生きられる、知識は言い返す武器になる。

うちの職場で以前揉めていた「時短勤務者が時短控除で金額を数万円もひかれているのに、結局時短で帰れなくて本来の定時以降まで働いた。でも残業代は本来の定時である8時間以降しか支払われず、金額はそのまま全額ひかれているため、労働時間と給料が見合わない」8時間以内であれば残業代は必要ない。
でも契約上の労働時間は決まっているからそれを過ぎた分は6時間勤務だろうが残業代は払う、で決着。
知らないと損をする。

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2017年11月25日

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サラリーマンとして、どこまで可能かを記述した一冊。

ブログや副業など身近なものから、痴漢などおよそ縁のないものまで含めて。
裁判の実例が豊富にあったので、非常に参考になった。

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2016年02月07日

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なかなか刺激的なタイトルだが、中身は穏便な、実に真っ当なもので、サラリーマンが遭遇しがちな職場でのトラブルを18個取り上げて、それぞれについて労働法の観点から述べたものになっている。実際ブログや副業、社内不倫にセクハラとなかなか生々しい事例が並んでおり、サラリーマンならば18個のうち一つくらいは興味深い事例があるだろう。

個人的に興味深かったのは副業で、本業と競合するような副業を避けなければならない競業避止義務はともかく、日本社会全体で副業に対する認識を緩和する必要があるのではないかと思った。

トラブルを避けるためにも、またトラブルに巻き込まれた際に過去の事例を役立てるためにも、サラリーマンは一度はこの手の本を読んでおくべきなのだと思った。非常におすすめ。

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2011年08月30日

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[ 内容 ]
ブログで社内事情を書くのはOKか?
社内不倫を理由にクビになることはあるか?
経費の流用がバレたらどうなるのか?
副業はどこまで認められるのか?
サラリーマンにとって身近な疑問を、実際の裁判例を参照しつつ、法律の観点から検証。
法のルールを知れば、社内の不条理の正し方も、我が身の守り方も見えてくる。
組織で働くすべての人のための、超実践的労働法入門。

[ 目次 ]
ブログ-ブログで社内事情を書いている社員がいてヒヤヒヤしています。あの社員はクビにならないのでしょうか?
副業-会社に秘密で風俗産業でアルバイトをしている女性社員がいます。法的に問題はないのでしょうか?
社内不倫-社内不倫しています。これを理由にクビになる可能性はありますか?
経費流用-私用の飲食代を経費として精算したのがバレてしまいました。どれくらいの額だとクビになりますか?
転勤-会社から転勤を命じられました。どういう事情があれば拒否できますか?
給料泥棒-まったく働かない給料ドロボーがいます。会社はこういう人を辞めさせることはできないのでしょうか?
内部告発-会社がひどい法令違反をしています。内部告発をした時に自分の身を守る方法はありますか?
合併-会社が他の会社と合併することになりました。合併後は給料が下がりそうなのですが、そんなことは認められるのでしょうか?
残業手当-上司に言われていた仕事が勤務時間内に終わらずに残業しました。こういうときでも残業手当をもらえますか?
新人採用-半年の試用期間で「採用失敗」が明らかになった新入社員がいます。会社は彼を本採用することを拒否してよいのでしょうか?〔ほか〕

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[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年05月21日

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インパクトのある題名に惹かれ購入
純粋に面白かった
でも実際こんな人たちはまわりにいない
いたらこまりますけど

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2010年10月08日

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サラッと分かりやすく労働問題を解説しているのに、反対説にも触れられているし、法解釈の変動についても触れられている。とても読み甲斐があった。

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2010年07月31日

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読みやすい本でしたが、2008年に出版されたもののため、最新の判例を踏まえたアップデートを望みます。

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2024年09月02日

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会社と労働者の雇用関係についての入門書。昨今SNSでは有名企業の社員による犯罪行為やハラスメント行為が頻繁に炎上しているが、何故彼らが解雇されないのか疑問に感じたことはないだろうか。本書では懲罰の基準について、様々な事例を挙げながら説明されている。自分が思っていた以上に裁判所は労働者の権利を重視していること、裁判で懲戒解雇が無効とされるケースが多いことがわかって興味深かった。平易な文で書かれた労働法のコラム集といった感じで、隙間時間に読み進めるのも良いだろう。ただし15年以上前に書かれた本なので、現在の法制度に照らし合わせると齟齬が大きい部分も。内容をアップデートした令和版があるならぜひ手に取ってみたいと感じた(ハラスメントの例に女性芸能人の実名を挙げるのは現代だと問題になりそうだが……)。

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2024年08月26日

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労働法の入門ケーススタディ。意図的に浅めの内容が書いてある印象。
少し世相は古いものの、法律だとどういうジャッジになるのだろうという感覚を養う一助に。
法律がこう、だからといって現実はその通りにはなってないし、法律の強制力を行使したいのであれば方法論は別途知識を仕入れる必要あり。

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2021年10月04日

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サラリーマン向けの労働法入門書といったところ。職場で起こりそうなさまざまな問題について、法的にはどう解釈されるのか、実際と架空の話を織り交ぜ、具体例としてわかりやすく紹介している。

タイトルからはもう少し違った(過激な?)内容も想像していたのだが、極めて普通の内容だった。

新入社員(新社会人)にはいいかも。

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2019年01月03日

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 神戸大の教授である著者が、身近な職場の問題を例として、裁判で争われた事例を中心に説明したもの。

 労働法関連の全体像は見えないが、どれも身近にあり得るケースなので、読んでいて面白い。質問に対して、「回答」という形ではっきり提示されるとさらによかったと思う。

 個々の事例を覚えておくのは難しいので、体系的な学習が必要ではないかと思うのだが、労働法とは、そういうものではないのだろうか?(法律全般そういうものか?)

[more]
(目次)
1講 ブログ―ブログで社内事情を書いている社員がいてヒヤヒヤしています。あの社員はクビにならないのでしょうか?
2講 副業―会社に秘密で風俗産業でアルバイトをしている女性社員がいます。法的に問題はないのでしょうか?
3講 社内不倫―社内不倫しています。これを理由にクビになる可能性はありますか?
4講 経費流用―私用の飲食代を経費として精算したのがバレてしまいました。どれくらいの額だとクビになりますか?
5講 転勤―会社から転勤を命じられました。どういう事情があれば拒否できますか?
6講 給料泥棒―まったく働かない給料ドロボーがいます。会社はこういう人を辞めさせることはできないのでしょうか?
7講 内部告発―会社がひどい法令違反をしています。内部告発をした時に自分の身を守る方法はありますか?
8講 合併―会社が他の会社と合併することになりました。合併後は給料が下がりそうなのですが、そんなことは認められるのでしょうか?
9講 残業手当―上司に言われていた仕事が勤務時間内に終わらずに残業しました。
こういうときでも残業手当をもらえますか?
10講 新人採用―半年の試用期間で「採用失敗」が明らかになった新入社員がいます。会社は彼を本採用することを拒否してよいのでしょうか?
11講 セクハラ―「仕事の話」を口実に上司から夕食にしつこく誘われています。これってセクハラではないですか?
12講 過労死―過労自殺した同僚がいます。遺族に最大の金銭的補償をしたいのですが、会社に要求できるのはどんなことですか?
13講 労災認定―自分のうっかりミスで仕事中に大ケガをしました。労災保険は適用されますか?
14講 定年―会社の定年は65歳なのですが、70歳まで働きたいと思っています。定年制の廃止を会社に要求することはできますか?
15講 喫煙問題―職場がいまだに禁煙になっていません。これって法的な問題はないのでしょうか?
16講 痴漢―痴漢で捕まってしまいました。会社にバレたらクビになりますか?
17講 妊娠出産―妊娠を会社に報告したところ、上司が冷たくなりました。妊娠中の社員の権利について教えてください。
18講 経歴詐称―経歴を低く偽っていることがバレてクビになった公務員がいました。経歴を低く偽ることの何が問題なのでしょうか?

補講
勤務時間中のネット遊びは危険
副業の法律問題
恋愛禁止の職場
会社が社員を訴えることはできるのか?
人事異動
労働組合から脱退すればクビ?
内部告発に対する報復的な処分が問題となった裁判例
事業譲渡
残業手当が支払われない人
内定を取り消すとどうなる?
職場のイジメ
過労死
「労働者」性の判断
さまざまな定年
イタリアの禁煙法
懲戒解雇と退職金
男性が育児休業をとらない理由
懲戒処分の種類

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2018年10月12日

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本屋でなんとなく気になって手にした。ちょうど人権研修を受けたタイミングだったので、復習になった。ケースが多くて、わかりやすかった。裁判所の判断も自分の想像とそんなに相違ないことがわかった。

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2021年08月08日

Posted by ブクログ

「ブログで社内事情を書いている社員はクビにならないのか」「社内不倫をしたらクビになるのか」「内部告発をした時に自分の身を守る方法はあるか」など、労働法にまつわるサラリーマンにとって身近な疑問を題材にした労働法入門。気軽に読むことができ、それなりに実践的であると思う。法律解説を超えた、副業や定年制などについての著者の見解も興味深かった。
ただ、体系性はほとんどなく、あまり深い内容ではないので、ちゃんと労働法を勉強したいという人には不向き。また、著者の学者らしからぬざっくばらんな物言いが魅力の一つだが、男性の育児休暇についてなど、ちょっとバイアスがかかったような記述が垣間見られたのは気になった。

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2015年10月26日

Posted by ブクログ

具体的な例(実例・架空設定)に対して解説をつけている形。労基法では8時間以上働いたら割増賃金を払う必要があり、8時間の勤務後に別の勤務場所で3時間働いたら、その3時間分は割増賃金を払う必要があるというのはびっくりした。

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2015年01月19日

Posted by ブクログ

わかったような、わからないような、そんな感じ。

テーマの設定と具体例があるので、
抽象的すぎて、微妙、ということはない。

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2014年06月01日

Posted by ブクログ

セクハラ・副業・内部告発など、会社で起こりうるトラブルごとに、解雇の妥当性や不当性の基準や、労災認定について、ざっくりと教えてくれる本。

働き始めたら嫌でも労働法を意識することになるのかもしれないけれど、
学生の自分が、いま読む必要はない本でした。

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2013年07月25日

Posted by ブクログ

日常的に職場で起きる問題を例に、裁判で争点となった実例と架空の例を織り交ぜて、労働法を分かりやすく解説した本。サブタイトルに「入門」とあるように、
大まかに書かれている。
とは言え、転勤や過労死、残業手当、内部告発といった喫緊の話題にも触れてあり、目を通す価値はあると感じた。

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2012年11月13日

Posted by ブクログ

タイトルての新鮮さに惹かれて読んでみた。

てっきり、こんな無茶なことすると、クビになるよ~といったケース紹介かと
思ってたら、全く違った。
そして良く見ると、サブタイトルが「サラリーマンのための労働法入門」だった。

そのため、想像していたよりもおもしろみは欠けるが、基本的な知識は身につく

ブログで社内事情を書くのはOKか?
社内不倫を理由にクビになることはあるか?
経費の流用がバレたらどうなるのか?副業はどこまで認められるのか?

などなど、様々なケースを基に、実例を織り交ぜて解説してくれます。

個人的には第5章の転勤と、9章の残業手当。

5章の転勤では、社員に通常甘受すべき程度を著しく超える不利益を負わせるような転勤も、濫用となる。
では、ここでいう、社員が甘受すべき不利益の程度ってどんなもんじゃいって感じですよね。

まあ、ケース紹介でもあるけど、裁判所はなかなか不利益が生じているとは認めないようです。恐るべしですわ。

9章の残業手当では、
管理監督者になると、労働時間に関する法律上の規定が適用されなくなるので、
時間外労働自体が存在しなくなる。

裁判例や行政通達では、管理監督者の基準は、以下のとおり。
①人事管理等について経営者と一体的な立場にたち最終的な決定権限を持っていること
②労働時間の管理を受けていないこと
③その地位にふさわしい処遇を受けていること

これらに該当しなければ、某ハンバーガーチェーンのような名ばかり管理者って
ことですな。

自分の場合はどうなんだろう・・・・・

目次
1講 ブログ
2講 副業
3講 社内不倫
4講 経費流用
5講 転勤
6講 給料泥棒
7講 内部告発
8講 合併
9講 残業手当
10講 新人採用
11講 セクハラ
12講 過労死
13講 労災認定
14講 定年
15講 喫煙問題
16講 痴漢
17講 妊娠出産
18講 経歴詐称

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2011年06月26日

Posted by ブクログ

タイトルはなかなかセンセーショナルですが、別に会社に喧嘩を売ろうとしているわけではありません(^.^;

内容は至極まともwで、日頃、サラリーマンの身近に潜んでいる問題を具体的に取り上げ、法律上の観点から白黒を明確化して、自分の身の守り方や考え方を提示してくれます。

特に、解雇に相当するのかしないのかという切り口については、サラリーマンにとってはとっても重要です。サラリーマンにとって解雇というのは、死刑宣告に当たります。

モラルとして身につけておくのはもちろんですが、法律がどのように物事を捉えるのかを知っておくだけでも、勉強になるでしょう。

それから、意外と盲点なのは、法律が変わらなくても、法解釈は時代と共に変わるという点です。
以前は問題にならなかったことがなかった事柄が、今も問題にならないとは限りません。
そういった方面にアンテナを立てるためにも、新書サイズのこの本は適しています。


リスク回避のためにも、一度は読んでおくことをオススメします!


それにしても、この本はタイトルで売っている部分がかなり多いと思いますw

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2011年05月07日

Posted by ブクログ

裏技的なことが書いてあるようなどぎついタイトルだけど、内容は実際の裁判を例にして労働法を説明したもの。会社は仕事をしない、できないだけじゃ解雇できない。しかし悪いことしたらクビになるってコトが重々わかった。

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2011年01月29日

Posted by ブクログ

勉強になるし、面白かったけどタイトルはちょっと大げさ。内容は労働基準法についてまんべんなく分かりやすく書いてあるので、けっこう良書だと思う。

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2010年04月19日

Posted by ブクログ

●No.27
〜サラリーマンにとって身近な疑問を法律の観点から判例を挙げて検証(ブログ・副業・経費流用など)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

 労働法のお話。中身がしっかりしているので別に変に人目につくタイトルを考えなくてもいんじゃねえの?と思ったけど。


 普段ざっくばらんに疑問に思う会社に対する疑問をきちっと判例を通してどのように解釈されているか?ってのを書いた本。疑問ってのはたとえば、、副業は法的に問題ないのか?社内不倫は罰せられるのか?転勤って拒否できるのか?とか、働かない給料ドロボーは首にならないのか?とかそういうの。

 まあなんとなく読むにはお勧めではないでしょうか?

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

副題の通り、サラリーマンのために書かれた本。

ブログ、経費流用、残業、セクハラ、痴漢、採用、副業など、サラリーマンが普段気になっているけど、なかなか他人には聞けない内容について、法律の文言や判例を例に採りながら解説するもの。

労働法の初心者向けの本といった感じで、法律を知らない人にとってもわかりやすく、かつ役立つものとなっている。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ブログに社内事情を書くのはOK?、社内不倫がバレたら?、痴漢で捕まったら?、経費の流用がバレたら? etc…。労働者と企業側でトラブルが発生した場合の裁判例をもとに、「法律ではどのようになっているか」という視点で書かれた一冊で、労働法入門書としてはとてもわかりやすかった。ただ、裁判例が出されていても、状況によりけりで判決は変わったりしてしまうもの。なので「どこまでやったらクビになるか」ということの答えは示せないのです。このタイトルであるならば、実例を踏まえつつも、「これは絶対やめとけ」くらいの作者からの強い宣告があっても良かったかもしれない。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

2008/8
現在の労働法について、分かりやすい例を挙げながら解説している。セクハラや副業、労災など身近な問題が取り上げられているので非常に分かりやすい。ただ、入門書というレベルであることは否めない。

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2009年10月04日

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