あらすじ
〈君は、わたしを捜せないのかね……?〉あの日の囁きが予告であったかのように、突然学園から消えたヴィクトリカ。遠くリトアニアの修道院“ベルゼブブの頭蓋”に幽閉され、ゆっくりと弱ってゆく彼女を救うため、一弥はひとり旅立った。豪華列車で出会った奇妙な客たち、遠い戦争の記憶。謎の夜会“ファンタスマゴリア”の血塗られたショー。かつてこの地で何が起こったのか。そして、一弥とヴィクトリカの運命は──!?
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
“君は、わたしを捜せないかね…?”あの日の囁きが予告であったかのように、突然学園から消えたヴィクトリカ。遠くリトアニアの修道院“ベルゼブブの頭蓋”に幽閉され、ゆっくりと弱ってゆく彼女を救うため、一弥はひとり旅立った。豪華列車で出会った奇妙な客たち、遠い戦争の記憶。謎の夜会“ファンタスマゴリア”の血塗られたショー。かつてこの地で何が起こったのか。そして、一弥とヴィクトリカの運命は―。
【感想】
Posted by ブクログ
アニメ途中までしか観てなかったからこの話は初見。
突然学園から連れ去られたヴィクトリカを連れ戻しに旅立つ一弥。
修道院ベルゼブブの頭蓋にて無事再開できたものの、ヴィクトリカは相変わらずのツンツンっぷり…笑
…と思っていたら後半で、母コルデリアに対する想いや父に道具として扱われる自身の生まれてきた意味に対する不安等心の内を一弥にこぼす。あ、あのヴィクトリカが素直に……‼︎と軽く感激(;∀;)
今作ではコルデリアに加えてついにヴィクトリカの父アルベールが登場したり2人の絆がより深まったりと前作より更にストーリーが進展して今後の展開が気になるところ。
そして結局パンドラの箱形見箱とは⁇…ってめちゃくちゃ気になるところで終わるんかーい‼︎
(ヴィクトリカが特別毒舌でコルデリアは優しいのかと思ってたけどコルデリアも結構なツンツンっぷりだった。流石ヴィクトリカのママ^^;)
(あとベルゼブブの頭蓋と駅と海との位置関係とか水門がどうとかの仕組みがいまいちよくわかんなかったので図を入れて欲しかった…)
Posted by ブクログ
突然の別れの悲しさにほろり。
九城くんの断固とした男らしさにほろり。
「大切な誰かに逢うため。ただそれだけのために
生まれたきた」
純粋な愛への信念は読者の私の心をも溶かし、
開放するような大きな一言でした。
Posted by ブクログ
ヴィクトリカが学園から消えてしまったときはどうなっちゃうのか心配だったけれど、久城が無事見つけてくれて良かった。
救い出すまでもっと事件が起きるかと思っていたけれど意外とあっさり。
ヴィクトリカの母、コルデリア・ギャロもついに登場。
推理要素は薄くなってきている。
ベルゼブブの頭蓋からの帰りの列車の中で、また何か事件があったようなので、とても続きがきになります。
Posted by ブクログ
今までとは違い随分とヴィクトリカを取り囲む人物が登場し、物語の中核の部分が語られ始めた今作
ヴィクトリカファミリーも登場し事件の真相は深層へ…
終わり方も珍しく次作に続くような締でますます気になる!形見箱に一体何がぁ〜〜
今作の魅力はヴィクトリカのツンデレ具合が炸裂したってとこですな
Posted by ブクログ
いつもの聖マルグリット学園から修道院、ベルゼブブの頭蓋に移送されてしまうヴィクトリカ。
ブロワ侯爵の想像以上に弱ってしまったヴィクトリカを久城が迎えに行く話。
国よりも一人の男として一人の女の子を守りたいという久城の決意が感じられる巻。
Posted by ブクログ
囚われたヴィクトリカを救え、な内容。
特に救うためにバトルやらなんやらってわけではないけども。
お互いが救いになってるんですね(´ ` )
コルデリアついに登場で、段々嵐も近付いてきてる中の2人はこれから…ってとこでしょうか(´ ` )
Posted by ブクログ
母出たーーーーー。
父出たーーーーー。
メインの物語もさることながら、1巻から続くヴィクトリカの家族背景なんかもおもしろくて、毎回一気読みしちゃいます。
これからどうなっていくんだろうか・・・???
先が楽しみ。
Posted by ブクログ
どこかモンサンミッシェルを連想させる修道院。
今回はヴィクトリカのお母様も登場。
不思議なキャラクターで、今後の登場にも期待してしまいます。
Posted by ブクログ
ヴィクトリカママン登場。
少しずつ一弥に対して素直になっていくヴィクトリカがかわいくて好き。
今回も不器用なりに一弥に対して自分の気持ちを伝えようとする、でもやっぱりえらそうな(笑)ヴィクトリカ。
「生まれてきた意味もわからぬのに、生きるために走れるものか」
Posted by ブクログ
6冊目で本編5巻目。
ヴィクトリアが父の手で"ベルゼブブの頭蓋"という場所に幽閉されてしまうも、弱り始めたという理由で久城が迎えに行く話。
「時間はかかるけど必ず探しに行くよ」と行っていたのに
一週間の間心配しつつ何も行動しなかったっていうのが少し残念だったなー。
久城の発言の所々に独占欲とでも言うような言葉が出てきてて読んでてニマニマできました。
ヴィクトリカは愛を知らないと言われてた気がしたけど、ずっと昔から、そして現在進行形で愛され続けていたのね。
さて、まさかの話は続くらしく次は学園に戻るまでに起こる殺人事件の話。
Posted by ブクログ
夏休みが終わるころに一弥の前から忽然と姿を消したヴィクトリカ、セシル先生の話ではある日、ヴィクトリカは父であるブロワ侯爵の指示でどこかへ連れていかれたという。一弥は意を決してヴィクトリカが連れていかれたという修道院 ベルゼブブの頭蓋に向かう。そこは古き力を持つとされる人々がショーを開催する場所であった。一弥はそこでヴィクトリカを何とか見つけ出すが、この修道院で殺人事件が起こり、二人はそれに巻き込まれる。
果たしてブロワ侯爵がヴィクトリカをベルゼブブの頭蓋に連れてきた理由とは…。それには名もなき村で奇術師ブライアン・ロスコーがヴィクトリカの母であるコルデリア・ギャロの家から持ち出した箱が関係していた。
今巻の話では改めて一弥とヴィクトリカの絆の強さを感じた。また今巻ではついにあの人が一弥の前に姿を現したので着々と物語が進んできているなとも感じた。
小さな灰色狼と東方から来た少年を襲う大きな嵐も近づいてきている、これからどのように話が展開していくのか次巻も楽しみにしたい。