あらすじ
季節は初夏。今日も図書館塔最上階、秘密の小部屋で読書にふけるヴィクトリカの頭上に、金色の書物が落ちてきた。そこには〈未来の汝よ。我は愚者なり。そして汝、愚者の代弁者となりて、我が愚かなりし秘密を暴け!〉とメッセージが。時を同じくして学園にやってきた謎の人物。そして、時計塔で起きた密室殺人……知恵の泉のもと、すべての謎がひとつになるとき、王国の禁忌が白日のもとに!? 人気ミステリ、急展開の第4巻。
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Posted by ブクログ
ヴィクトリカがついに下界に下りてきた。
灰色狼と言ってしまったアブリルに対して、ヴィクトリカは悪い印象を持ってしまったけれど、何だかんだで2人は仲良くなれるんじゃないかな。
錬金術師リヴァイアサンがマントを被っていた理由は本人が黒人だったからというのが、その時代の背景を活かしていて良かった。
前作に引き続き、ブライアン・ロスコー登場。まだまだ謎に包まれたままなので、今後どのように話に関わってくるか楽しみです。
Posted by ブクログ
学園の時計塔。錬金術師リヴァイアサン。
ブライアンもだいぶ登場し始めたし、ヴィクトリカ母の姿も見え始めた。
のんびり学園生活も変わってきてる、そんなとこ。
それにしても、一人じゃなくて二人でいる時に時計塔の賢者の石もどきに指突っ込んでたらどうしたんだろ?即バレる気が(´ ` )
Posted by ブクログ
リヴァイアサンの正体がアフリカ人というのも驚きでしたが、彼が周りに言われたように富や名声や女を目的としたのではなく、植民地政策に介入して祖国を救おうとしていたのが切なかったですね…。
そして、一弥とブライアンの対峙!
ブライアンも灰色狼の一人だったんですねェ。
これからどう物語に作用するんだブライアン。
アヴリルとヴィクトリカも対面しましたし、人間関係も展開もどんどん進んでいくんでしょうね楽しみ!
2人の女の子同士の掛け合いがめっちゃ可愛いけど一弥はヴィクトリカを選ぶんだろうな、アブリルどんまい!
Posted by ブクログ
学園内にある塔には錬金術師がいた。
錬金術師に挑戦されたヴィクトリカは・・・
このふたり、ずっといっしょにはいられない運命なんだよね。
切ない~。
Posted by ブクログ
お久しぶりのGOSICK4巻。
今作は学園内での事件だから野兎走りや人狼村とかと比べるとシチュエーションとしてはパッとせず印象は薄め。
でも伝説の錬金術師リヴァイアサンの謎が解かれたりヴィクトリカがついに教室に来たりと色々と進展が感じられた。
相も変わらず可愛いツンデレヴィクトリカに比べてやっぱりアブリルが本当に無理すぎる…‼︎
封鎖されたドア無理矢理蹴破った挙句一弥のせいにするわ教室来たばかりのヴィクトリカにいの1番に悪口言うわスカート踏ん付けて転ばせるわ……それで「悪気はなくて」とか頭イカれてんのか(ー ー;)
悪気なくそういうことできる方がサイコパスだよ…
でもドア蹴破ったのアブリルだってことセシル先生がちゃんとわかってたり、喧嘩しつつも一弥がヴィクトリカ第一にしてくれたりすることで溜飲が下がる。
それにアブリルがいることでヴィクトリカがより一層可愛く思えるから対比として必要…なんでしょうね…読んでてイライラする気持ちは抑えられないけど^^;笑
Posted by ブクログ
再読。第1次世界大戦と第2次世界大戦の間のヨーロッパの架空の小国に舞台が設定されている意味がそろそろ発揮されてきた。謎解きも魅力だが、ヴィクトリカを巡る物語が大きく進んでいく予感。
Posted by ブクログ
4冊目。
今回はかつて錬金術により金を生み出して国の中枢に関わったというリヴァイアサンと、学園内で発生した変死事件の謎に挑む話。
解決する謎も少しずつ規模が大きくなっていき、そこかしこに散りばめられる伏線も増えてく感じ。
ついつい外に向けて足が動いてしまったヴィクトリアの描写は少し寂しいものだった。
そして初の角川版でのゴシック。
挿絵とあとがきがないのは物凄く寂しいものだなあ。
Posted by ブクログ
事件の謎解きもさることながら、登場人物たちについても明らかになってきた巻でした。主人公たちが通っている学校にはまだまだ秘密がありそうで先が楽しみな感じです。今回のなぞも歴史が絡んでおり楽しめました。人間関係においては・・・久城くんは無神経だなと思わずにはいられませんでした。少しはアヴリルのことも考えてほしいなー、て思わなくもなかったです。