【感想・ネタバレ】NO.6〔ナンバーシックス〕 #6のレビュー

あらすじ

矯正施設の地下深く、点在する洞穴に潜む人影。聖都市≪NO.6≫ができるずっと以前から、この地に暮らす人々がいたのだ。立ち竦む紫苑(しおん)の前に現れた謎の男「老」が明かす、≪NO.6≫の酷い過去。そしてネズミが己の出自を語るとき、真実は鋭い刃となって紫苑を苛む。僕らが本物の自由を得るには……「破壊」しかないのか。(講談社文庫)

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ネタバレ

読み進めて後半、ネズミの生い立ちが分かってから
何故だか紫苑と同じく涙が出てしまった。
ネズミって一体何者だ?という謎が少し解け老という人物が火藍とも繋がりがあって、イヌカシと莉莉の義父がまさか月薬だったなんて…繋がってきた。

繋がってきて楽しい気持ちもあるけれど
読んでいて後半とても怖かった。

この本を読んでいく度に今の日本とも繋がるじゃないけど政治的な事も含めて考えてしまう自分がいます。

次巻では沙布を助けられるかな??
老の言う通りたくさんの死者が出てしまうのかな…。
イヌカシや力河、月薬、ネズミ、紫苑、生きるよね?
大丈夫だよね?

このまま次もう読み始めます( ; ; )

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2026年07月26日

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ネタバレ

ネズミの過去が明らかになりつつある巻。
紫苑がサソリに「魔である」と言われるけれど、最終的にサソリにも好意的ととれる感情を抱かせる。
紫苑の人たらしぶりは、えげつないほどだな。
読み返しだから感じる紫苑の「魔」と「ひとたらし」の両極端な面。
紫苑はこれからどうなってしまうのだろう。

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2025年03月26日

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ネタバレ

矯正施設の近に住む人々,No.6が出来上がった経緯,イヌカシ達の仕事,何かが変わった沙布,ネズミの過去,始まった異変

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2018年08月22日

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ネタバレ

No.6の成り立ちに関わっていた「老」。
ネズミの過去が徐々に明かされていく。。。
一方、イヌカシは、紫苑とネズミが生きて戻れる道を作る為、必死の駆け引きを仕掛ける。

月薬って莉莉ちゃんのパパですよね。無事でいられるのかしら(-ω-;)ウーン 
そして沙布はいったい、どんな姿に変えられてしまったのか。
No.6の『聖なる祝日』に起こった悪夢。
あぁ、早く続きが読みたい!!!

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2017年07月10日

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ネタバレ

ここまで一気に読みました。
全体を通して描写が少ないな、とずっと思っていましたが、少ないがゆえに行間を読む自由さが与えられているような気がします。
ここまで読んでいると、No.6は悪の権化である、という風に単純に思ってしまいがちですが、わたしはそう単純なものではないと思いました。

ネズミが西ブロックの象徴として描かれるのは当然のことながら、紫苑はあくまでNo.6の象徴、として描かれているのが本当に上手いと思います。紫苑は理想主義で夢見がちのお坊ちゃんですが、自分の大切な人のため、といいながらも自分の欲とエゴのため、あっさりと、純粋がゆえに迷いなく、他者の命に手をかけようとしてしまう危うさも持ち合わせています。
No.6もまた、理想を求めて求めすぎて、それを周囲に押し付けているうちにまるで反作用のように裏側にエゴを膨らませ、いつかエゴと理想が逆転し他者を犠牲にすることを厭わなくなってしまった、そんな都市であります。同じではないでしょうか。紫苑もまた、選択を誤るとむしろ以前よりもっとNo.6の本質に近い姿に向かってしまうように思います。紫苑を天使のようだと思うのは、No.6の「綺麗な」部分だけを見てそれを理想だと言ってしまうのと同じような気がしてしまいますね。
しかし、彼の傍らには西ブロックの象徴であるネズミがいます。No.6が目をつぶり排斥してきた、もう一つの現実が紫苑には見えています。お互いがお互いに誤った選択を踏みとどまらせ、正しい道へともに歩いていく。No.6と西ブロックの融和がこの物語のテーマなのでしょうが、紫苑とネズミ、この二人が象徴するものには深くて複雑な、勧善懲悪の二色に留まらない深い色合いが、書かれていない行間に滲み出るようですね。

最終巻が楽しみです。

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2012年11月01日

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物語の核心へと向かう巻となるのでしょうか

1 .何も知らずに心を
 マクベス 第二幕 第二場
ネズミと紫苑が たどり着いた底辺
紫苑が自らの出生や運命に関わる人物と出会う導入。『マクベス』の引用は、罪や良心、取り返しのつかない選択を連想させます。

2 .最後をだれが見とどけた
 マザーグース
No.6聖なる祝日への緊張感
イヌカジたちの行動が描かれ、童謡の不気味さが物語に重なります。

3 .そのわけは
 中国の民歌

老人の口から、No.6建国の真実が語られます。国家の理念と現実、その乖離が明らかになります。

4 .一切の望みを捨てよ
 神曲 地獄篇 第三歌
有名な「この門をくぐる者は、一切の希望を捨てよ」という一節が重なり、2017年の聖なる祝日
月の雫の広場がまさに地獄の入口として

5 .諸々の欲望のうちに
 光あるうち光の中を歩め トルストイ

ネズミの過去、老人の後悔、そして紫苑の心の揺らぎが交錯します。トルストイの題名どおり、「光」を求めて動き始めます。

さて 次巻からは スリリングではないかなという期待です♪

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2026年08月29日

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ネタバレ

ネズミの生まれがわかり、地下に住む老と火藍が関係している事もわかって。
莉々のお父さんがイヌカシに横流しをしていた人だとは。
とうとうNo.6内でも被害が拡大していって、、、
ネズミと紫苑は、イヌカシの協力のもと無事に矯正施設を進んで行けるのか。
ネズミが紫苑を大事に紫苑がネズミを大切にしている事が、感じられた。

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2026年07月25日

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ネタバレ

No.6のことが少しずつわかってくる。紗布のことがまだぼんやりと想像するしかなくてもどかしい。エリウリアスなの?

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2025年09月13日

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ネタバレ

この巻で進んだこと、なし。
この巻でわかったこと、ネズミは《NO.6》に焼き滅ぼされた森の人々の生き残りであったということ。
以上。

ネズミが地下深くに隠れ住んでいる人々のもとを出て、現在の生活をしているわけなどはまだ明かされず。
っていうか、今後も明かされないような気がしてきた。

これは少年たちの成長物語であるとともに、サスペンスやパニック小説でもあるはずだったのに、あさのあつこの文体ではテンポよくストーリーは進まないし、多分作者が都市を破壊するという大きな出来事よりも、紫苑とネズミのふたりを書きたくなってしまったのだろう。
栗本薫の「ナリスさま」を彷彿させるな。

『バッテリー』でも思ったけど、彼女の書く少年たち、うだうだ考えすぎ。
今、この状況では、考えるな感じろ、と言いたい。
その感じた描写で、読者がうだうだ考えるからさ。

登場人物たちがあちこちに分散した現在、どこのパートも煽りで終わる。
紫苑とネズミ以外のパートは短いので、情緒面だけ語られて状況はほとんど変わらず、煽りで終わる。
この構造に飽きてきている。

”温暖化による新たな感染症の広がり、予測不能な異常気象、そして国家間、民族間の尽きぬ争いと、核の仕様……。”
2007年に刊行されたことを考えると、この一文の精度がすごい。

それとは逆に《NO.6》の成り立ちを読んで思ったのは、都市についての描写の粗さ。
私は最初、アメリカ合衆国とかユーラシア大陸とかの平面の中で6つの都市国家ができたと想像していたのだけど、今回初めて地球上に人類が住めるエリアが6ヶ所と記載されたのを読んで、それでは人類が生存できる地域の緯度と経度と標高くらいはざっくりわかるように書いてもらいたいと思った。
結局作者の目は人物に向いているのであって、その背景はぼんやりしていてもかまわないということなのだな。
私はどちらかというと、世界の骨格によって人のありようって変わってくると思っているので、この辺がモヤモヤするんですよねえ。

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2024年05月20日

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今まで全くの謎だったネズミの過去が明らかになる巻ですが、ネズミの普段の達観したような態度は辛い経験によるものなのかと思うと切なくなりました…。ネズミと紫苑はかつてはNo.6の内と外という全く逆の立場だったのに、今では共に手を取り合ってNo.6を倒そうと行動しているのがぐっと来ますね…。

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2025年12月21日

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ネタバレ

2019/04/01 再読。
2023/03/14-16 再再読。

・溝鼠を手懐けまくる紫苑。プリンセスか。サソリに対してバッチバチに強気で出る紫苑いいな~。なんというか、紫苑は本当に豪胆だな。いや、言葉通りの豪胆ってわけじゃなく変なとこで胆が据わってるよなと思う。

・イヌカシが月薬に仕事もちかけるとこ好き! ネズミと紫苑にもう一度会いたいとしっかり噛みしめるとこも良い…… これも紫苑が来てこそだったよな、力河は顕著だけどさ…… 

・この辺、だいぶアニメでカットされてたような気がするんだけどそこそこ記憶ある気もして、どこまではやってたんだか?? サソリは出てなかったような気がする。

・NO.6の過去やネズミの過去が明らかにされて、一気に見える範囲が広がったな~と思う巻。あとやっぱりネズミは紫苑に甘い。ちょうやさしい。

・紫苑に会いたい気持ちと自分の姿を見せたくない沙布の二律背反が切ない。なんか沙布はほんとに……被害者……

・は~~矯正施設の中に入っちゃったよ~。紫苑覚醒編だ(そうなの?)

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2023年03月18日

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今回はNO6が出来るきっかけと変わっていく過程が話され、祝祭からの悲劇が内部でとうとう起こり混乱へと変わるようで。沙布を助けるための一歩がやっと踏み出されたところで終わってしまったので大変続きが気になります。文庫はあと7巻までしか現状出ていないので次を読んだら単行本に走りそうです。紫苑はサソリよりも上の鼠遣いになれそうですね。やはり天然が似合います。

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2013年06月18日

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地下で老からNo.6の創設に関する話を聞いたところまで。今回、創設の話を聞いただけで1冊終わってしまった。イヌカシと火藍の気持ちとかに丸々1話使ってるからだろうけど、すごくのんびりしてる印象。沙布はどうなった。そうそう、私はてっきり8巻完結かと思ってたけど、単行本は9巻で終わってるみたい。まだ文庫で9巻がでていないのか、単行本と文庫では話の割り振り方が違うのか。どのみち、ここまできたら最後まで読みたい。

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2026年03月24日

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髪が白髪になるのと、両脚が壊死とでは代償が違いすぎる。紫苑はやっぱり持ってるな。

とうとうNo.6戻ってきたぞー!

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2023年06月16日

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知らなければ許されるのだろか。
自覚は無くとも虐殺に加担していた罪に。
何も知らずして、殺戮する側の世界で生きていたことに。
考えても考えても私にはなにも言えない。
きっと今いちばんそのことに苦しんでいるのは本人だから。
今や混乱に満ち、崩れかける虚構の都市は、人間の手に負える範疇を超えつつある。
理想の都市を作るため、ずっとその裏で非道な殺戮を繰り返し守ってきたNO.6は次に何をするのだろうか。
人間の傲慢で醜悪な姿はいつの時代も変わらない。
今回はあとがきが無かったのが何気に寂しかったり。

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2012年09月25日

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