【感想・ネタバレ】NO.6〔ナンバーシックス〕 #2のレビュー

あらすじ

2017年。聖都市《NO.6》を追われた16歳の紫苑がはじめて目にする外の世界、そして現実。ぼくは今までいったい何を知っていたんだろう? 何を見ていたんだろう? ネズミと暮らし始め、懸命に生きようとするが、「おれとNO.6、どちらを選ぶ?」と問われた紫苑は……。加速する運命が二人を襲う!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

イヌカシが出てきました。
物語は進むけど、まだまだ序盤。
沙布は連れ去られ、ネズミは紫苑に伝えるのか。
そしてやっぱり、火藍ほど強くない、と思ってしまう。
自分の子供が、紫苑のような立場になったら、私はどこまで冷静でいられるだろう。
フィクションとはいえ、最初に読んだ22歳の時とは違う感想になっている。

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2025年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

9巻中の2巻目。
ネズミの助けで西地区に逃れた紫苑。
聖都市のゴミ捨て場と言われるスラムでの生活。
なんのかんの言って紫苑を守ってるネズミ、ツンデレですね。ネズミを手助けするねずみたち、かわいいな。朗読が好きとか知的…。

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2025年06月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

紫苑の考え方も、ネズミの考え方も、それぞれ育ってきた環境が違うから、どちらも正しくて。。。
ネズミは、過去何があったのか?
沙布は、助かる?

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2025年07月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ネズミの過去がすごく気になる
連行された沙布ちゃんもどうなってしまうのか、、、
早く続きが読みたいです

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2025年07月10日

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ネタバレ

12歳まで聖都市《NO.6》の中でも高知能の持ち主だけが住むことのできる、エリート地域でエリート教育を受けていた紫苑。
しかし、弱肉強食ですべてのものが不足している外の世界に、紫苑はそれほど拒絶感を持っていない。
それどころか、《NO.6》の世界は間違えているとすら考えている。

これはちょっと特異なことなのではないだろうか。
普通は何不自由なく過ごせるほうがありがたいと思うだろうに。

エリート時代の紫苑の友人・沙布(さふ)が治安局に強制連行される。
特権階級の座を捨てて、紫苑のもとへ行こうとした矢先に。
これはもしかして、エリート教育という名目で洗脳するとともに、洗脳しきれない有能な人材を監視しているということなのかもしれない。
だから紫苑がネズミを助けたこともすぐに当局にばれたし、沙布の思惑もバレたのでは。

紫苑は西ブロックでの世界のありようを学び、居場所を作りつつあるけれど、謎はまだまだてんこ盛り。
まだ、物語が動き出したとは言えない。

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2024年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ラストのネズミの独白に息が詰まった。
ネズミは紫苑に対して「余計なものを背負い込むな」と何度も言うのは、自分にも言い聞かせているということだったのか…。
この時点で紫苑との繋がりはネズミの中にできてしまっていて、ネズミもそのことに幸か不幸か気がついている。
光の中にいる紫苑は闇の中で生きてきたネズミにとって、まぶしすぎる。

小学生以来の再読だが、ほぼまっさらな気持ちで楽しんでいる。
相変わらずイヌカシが好き。頑張って虚勢張っているけれども、ネズミにははるかに及ばない感じが応援してしまう。
意外だったのは、力河に対して嫌悪感を抱かなくなっていたこと。決して褒められた人物ではないが、人間くささを感じられるキャラクターだったことに気がついた。
紫苑の天然っぷりには、もう笑うしかない。ある意味最強。

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2022年09月24日

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ネタバレ

2019/01/01 再読。

2023年2月23日-24日再々読。

・いいっすね~やっぱ。NO.6読んでると落ち着く。実家。


・紫苑が西ブロックに初めて出るとこ、にぎやかでいいよなあ。物騒は物騒なんだけど。ネズミは紫苑のこと世間知らずのお坊ちゃんって言ってるけど、銃をかまえた人にとびかかるとか普通の世間知らずのお坊ちゃんはできないよ…… 

・この辺もそうだし、ネズミに売春を持ちかけた力河に怒りのままに飛びかかるとことかから、紫苑の内に秘める大胆さとか、衝動の強さが垣間見えはじめている。ネズミのことになると我を忘れちゃうの(程度は異なれど)何回もあるんだからたまったもんじゃないよな。どんだけ好きなの。


・「きみのことを知りたい」「きみに惹かれている」な…… 紫苑の愚直とも言えるくらいまっすぐな感情、ありがたい。私はこういうキャラクターが大好き。

・これに対してネズミが「そんな言葉簡単に使うな、大切なかけがえのない相手に言うもんだよ(意訳)」と返しているけど、紫苑にとってはもう大切なかけがえのない相手っていうのがネズミなんだからなんの間違いもないんだよな、だからこそ「じゃあどう言えばいい?愛してるって言うのか?」なんだよな。

・ネズミにとって紫苑はただの命の恩人にとどまらず、人が(または自分が)人に救われることを教えてくれたたったひとりの人間で、それはもう大事な人なんだよな。でもネズミからしたら自分が紫苑に助けられたことで及ぼした影響って、自分をかくまったことで特別待遇の全てを剥奪されて市当局に監視し続けられ挙げ句に殺人犯としてでっち上げられそうになった、という客観的に見ればまったく良いとは言えないことばっかだから「自分が知らないことを知っているという意味で気になってるだけ」「あんたは情報がほしいだけ」と言っちゃうネズミの気持ちもわかるよ。

・そう考えると、ほんとにネズミに一目惚れみたいになってんじゃんね…… しかもネズミを手当てして以降ふとした時につぶやいたりお母さんに指摘されてめちゃくちゃ慌ててたりしてたっていうのは……

・いやでも「おれとNO.6、どちらを選ぶ?」って聞くのはなんなんだよ。


・イヌカシも出てきてうれしいね。イヌカシもかなり好きだ。西ブロックで商売をしてしっかりと生きているけれども、本来の歳のあどけなさがふと見えるところがわりと多くある。それくらいまだこどもなんだよね。

・あと沙布が治安局に連れ去られるのってこんな序盤だったっけな!? でもそもそも春までのお話だから全然のんびりしてないよな…… 

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2023年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

理想都市を作ろうとする。そんな現実はあるのだろうか?そう考えてみるとポストモダンな世界で壁に囲まれた社会などは生み出されないと思える。

だが、壁は目に見えないかもしれない。触れることができないかもしれない。そんなせかいならもうすでに出来上がろうとしているのかもしれない。

ふと、そんなことを考えてみるが、どことなく透明感を嗅いでしまうのだ。不思議なことに。

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2016年11月26日

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