あらすじ
ついにコウモリの謎が明かされる!!
ケネディ大統領の暗殺をビリーに教えられ、歴史を変えようと試みるケヴィン。だが暗殺阻止の成功は、人類最大の悲劇を意味していた……!?
(ストーリー共同制作/長崎尚志)
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Posted by ブクログ
時間や場所を超越して、人間の歴史を管理する一匹のコウモリ・・・!?
ビリーバットの物語、1~6巻の感想です。
次々と自分の描いたマンガが現実に(正確にはコウモリに描かされてるからちょっと違う)・・・など、20世紀少年との類似点が多かった導入部。
ユダのエピソード、異なった人種間の結婚のエピソード、戦国時代の忍者のエピソード、どれも映画を見てるような超絶クオリティ!
ただ、個人的には何でもありの謎のコウモリの存在が、物語に深く入り込む邪魔をしていました。
月にまでビリーのマークっていったい何事・・・!?
4巻からは、ビリーの着ぐるみの中の人(オズワルド)のエピソード。
ケヴィン・ヤマガタ、白人と黒人夫婦らの再登場で、ようやく舞台が地続きになりました。
史実との織り交ぜ具合も絶妙。
過去作品で見られた浦沢先生的手法、浦沢先生的演出が随所に登場。
過去の代表作に比べると読み手を選ぶことは間違いないですが、一作品として、このクオリティは本当にヤバイです!!