西浦和也のレビュー一覧
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西浦和也さんが初耳怪談ではなしてはった『今怪談聞いてますよね?』のはなしがやっぱりめちゃくちゃ怖面白い!
この本のせいと思うけどほんまに夢見が悪くなってて、しかもはなしとはあまり関係ないような皮膚病みたいなのを夢に見てた。
あれはなんやったのかな。
とある怪談師のかたを待受画面にしてから朝までぐっすり寝れるようになったのでパワーあるなーと思ったりしてる。
『聞いてたよね?』『誤配の部屋』『名古屋のビル』『犬と女』は西浦和也さんのはなしで元になった天野さんが聞いてた京都の幽霊マンションのはなしはなんにも知らないけどこれはヤバいですよ、ホンモノ。絶対夢見はこのシリーズのせいだと思う。
あと、『一年 -
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みか
西浦和也さんの語る怪談がとても好きで、本書も怖がりながらも楽しませていただきました。どの話もじわじわと怖いのですが、表題作のお話は読むだけでも障りがあるのでは?と怯えてしまいました。
こういう見えない恐怖が迫ってくる感じ、大好きです。 -
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Posted by ブクログ
ほぇ〜こりゃ中々面白かった!!
死期を予知する話が基本的に多いが、
その他の種類の予言も多々あり、めちゃ楽しめた!
個人的なおすすめは……
夜馬裕さんの『天女の願い事』です。
質素倹約で他人とは交わらない佐和子さんの
伯母さんにはある秘密が……
ここまで誰が予想できた事か?ってぐらいに
壮大で壮絶な話でした。
真相を知ってしまった時のトリハダは間違いなしの作品です!
その他にも安心、安定の面白さの郷内先生は
連作短編で読み応えバッチリ!
親子三世代に及ぶ何とも奇怪で悍ましい予言…
予言と一口に言っても色々な話があり
とても満足いく作品でした!!
とても面白かったです!
友人も言っていたが -
Posted by ブクログ
予言が怪談になるといえばやはり件とかかなーとワクワクしますね。
田辺青蛙『戦争を予言する柿』は一発目に先制パンチ級のものすごいはなしやなと思った。
予言は誰かが相手に伝えることでうまれるわけでそう考えると実話怪談とは相性がいいのかもしれないと思う。
吉田悠軌『赤いしるし』赤いものは不吉な象徴なところあるし予言が赤いのは納得。
雨宮淳司『骰子』これはぜひ検証したくなるはなしだった。骰子をふってなくても勝手に転がって勝手に予言してても見てなかったらそれはいきないのかどうかめちゃくちゃ気になる。
朱雀門出『青い獅子舞』赤じゃなくてもふだん赤いものが違う色なのは不吉ってことだ。
響洋平『インターフォン -
購入済み
怖いと言うより
因幡の白兎など、出雲と言えば神話です。神々が集まる土地なので、怪談・心霊・不思議な話が多いのは必然なのでしょう。「信仰」が根強いており、霊は必ずしも恐怖の対象ではなく、身近な存在と言う感じが本書から伝わってきます。
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Posted by ブクログ
ネタバレ怪談界でもお馴染みの西浦和也氏とグラフィックデザイナーのはおまりこ氏の共著。
ポップでアバンギャルドな表紙が目を引くが中身はとても堅実な怪談といった感じで都内に住んでいる人だったら「あの建物か!」と怪談とつながる体験ができるだろう。
もちろん都内に住んでいない人も詳しい歴史の解説がされているので楽しく読める。
しかし人によっては数話「実話怪談じゃなくてルポみたいなものでは?」とか「アニメやマンガに影響を受けた創作では?」と思ってしまうかもしれないが、それを含めても池袋という街の歴史が感じられる一冊。
(某アニメキャラそっくりのお化けが出てきた時は「そんなのアリ?!」とビックリしたが…)
恐怖