木下斉のレビュー一覧
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国や地方からの補助金に頼ると補助金獲得が目的化してしまい、補助金打ち切りと同時に廃業となってしまう。
自分たちで事業を、回すというマインドがなによりも大事。補助金はあくまて補助。Posted by ブクログ -
つまるところは人の問題である。いかなる課題も失敗する理由も人的ミスによるものだが、成功に導くのも「人」である、と実感。行政だけでなく、会社などあらゆる組織にも置き換えられる。結局「人」を大事にしない事業や組織はダメになるよなぁ。一市民レベルでもできること…地元企業・店舗を応援することか。よし、転職...続きを読むPosted by ブクログ
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audiobook.jp の聴き放題に来ていたので聴いてみた。
内容はタイトルの通り。地域再生について。1人称視点の物語仕立てで描かれる。
主人公は、良い大学を出て、東京の良い会社で働いていた男性。実家の用事で地元に帰省した際、ひょんなことから地域再生に関わり始める。
地域再生に関して、主人公...続きを読むPosted by ブクログ -
以前は「転勤するなら福岡」だったが、今や「移住するなら福岡」。職住近接のコンパクトシティ代表格。その福岡市の強さの源泉を木下斉氏が分析・解説。九州といえば維新の雄である薩摩藩の鹿児島県、鎮西鎮台を有した背景から第五高等学校を構えた熊本県が廃藩置県後の主役であった。その後工業化の波に合わせた国策である...続きを読むPosted by ブクログ
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1.地方創生に興味を持っていたころに買っていたことを忘れていたので読みました。
2.地方創生が失敗する根源は「地元の人」にあることを気づかせてくれます。成功体験を真似することは良いですが、補助金目当てに成功しないプロジェクトへ予算をばらまき、案の定失敗します。そうして、「まちづくりは失敗するもの」...続きを読むPosted by ブクログ -
これからの日本の発展を考える上でも、ものすごくタメになる示唆に満ちた内容です。民間人が自分達の街を自分達の手で如何にして魅力ある、人を惹きつける、稼げる街にしていくか、そして持続的発展に繋げていくか、根本的なところでガツンとやられた気分です。Posted by ブクログ
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このたび九州旅行に行くことになり、フェリーの中で予習を兼ねて読んだ。
福岡には3回訪問したことがある。それぞれ新幹線と飛行機でアクセスしたが、コンパクトに交通機関が纏まっていて驚いた。ちなみに、私は会社で新潟支社にいたことがあるが、新潟から最も近い支社は、東京ではなく九州支社だった。その理由も納得...続きを読むPosted by ブクログ -
必要なのは、才能じゃない。「始める勇気」だ。
補助金に頼らず、自分達ができること、できる範囲で事業をつくり、運営していくこと。失敗をしても、めげずにどういう風に軌道にのせて進めていくのか、一部ポイントを解説しながら物語が展開されていて、読みやすかったし自分ごとのように感じられた。Posted by ブクログ -
補助金を確保して、コンサルいれて、地域おこし協力隊を呼んでおけばいいんじゃない?という地元民。
ワーホリの延長でやってくれる協力隊。
その中でも地道に人々と折衝しながら道を切り開く人もいる。
地方創生のリアルが書かれていて、勉強になった。Posted by ブクログ -
読みやすかった。いろんな方法があるかもしれない。
でも、結局は地元の人が覚悟を持って何かやる、外の人にもリスクを持って関わってもらう。ということだろう。
クソコンサル、1人の覚悟、稼ぐ地域、自分で考える、この変がキーワードかな?Posted by ブクログ -
行政職員としても、公民連携担当としても一年目。考え方のバイブルの一つにしていきたい。自分の担当での応用イメージがまだまだ湧かないが、外に出て繋がりを積極的に作るなどのアクションなど、具体的な取り組みは早速取り入れていきたい。
(たった一年なのに、業務量に追われて内向き思考になりかけていた、、)Posted by ブクログ -
これぞリアルゥゥゥッていう本。こういうのがなきゃダメ。そんな小手先で上手くいくはずなんてないのは分かってたけど、なんなら上手くいったとされているものも実は上手くいってなかったりするのね。驚いた。
現状(惨状?)を冷静に分析してかつ今後の提言までしっかりつなげているが、そこまで読んでも楽観的になれな...続きを読むPosted by ブクログ -
「経営」とは決して大仰・高尚なものではなく、「商売」の当たり前の感覚から離れずに仕事をすることなのだと気づかされた。Posted by ブクログ
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外の人に頼らず、自分の地域の実情にあった課題を自分たちでの力で考えて解決していくこと。何十年も掛けて衰退してきた地方を復活させるのは容易ではないが、面倒くさいことは大事なこと…地域の過去の栄光にとらわれずに未来のことを考える…等々。
自治体職員(特に管理職)の方は是非読んでいただきたい本だと思います...続きを読むPosted by ブクログ