木下斉のレビュー一覧

  • 地域再生の失敗学
    「地方消滅」のレポートに対する一つの回答を示したような本だった。
    これまで長い間掲げられては失敗してきた「地方再生」はどうすれば成功するのか、成功しなかった時の次善策は何か、と言うことを地方行政を民間の目線から見ることの大切さなどから示してあった。
    今行われている街おこしはどれくらい効果があるのか気...続きを読む
  • 地域再生の失敗学
    一部通用しない部分(これはCOVID-19)のせい
    がありますが一応それのカバー方法は出てきます。

    ただしそれは地方の…にはならないのが残念。
    この本をベースにカバーできる方法を
    というのがベターなところでしょう。

    ある「シンボル的なもの」が時にブームになります。
    一見すると地域貢献に思えるでし...続きを読む
  • 地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門
    国や地方からの補助金に頼ると補助金獲得が目的化してしまい、補助金打ち切りと同時に廃業となってしまう。
    自分たちで事業を、回すというマインドがなによりも大事。補助金はあくまて補助。
  • まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか
     つまるところは人の問題である。いかなる課題も失敗する理由も人的ミスによるものだが、成功に導くのも「人」である、と実感。行政だけでなく、会社などあらゆる組織にも置き換えられる。結局「人」を大事にしない事業や組織はダメになるよなぁ。一市民レベルでもできること…地元企業・店舗を応援することか。よし、転職...続きを読む
  • 地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門
    audiobook.jp の聴き放題に来ていたので聴いてみた。

    内容はタイトルの通り。地域再生について。1人称視点の物語仕立てで描かれる。

    主人公は、良い大学を出て、東京の良い会社で働いていた男性。実家の用事で地元に帰省した際、ひょんなことから地域再生に関わり始める。

    地域再生に関して、主人公...続きを読む
  • 福岡市が地方最強の都市になった理由
    以前は「転勤するなら福岡」だったが、今や「移住するなら福岡」。職住近接のコンパクトシティ代表格。その福岡市の強さの源泉を木下斉氏が分析・解説。九州といえば維新の雄である薩摩藩の鹿児島県、鎮西鎮台を有した背景から第五高等学校を構えた熊本県が廃藩置県後の主役であった。その後工業化の波に合わせた国策である...続きを読む
  • まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか
    1.地方創生に興味を持っていたころに買っていたことを忘れていたので読みました。

    2.地方創生が失敗する根源は「地元の人」にあることを気づかせてくれます。成功体験を真似することは良いですが、補助金目当てに成功しないプロジェクトへ予算をばらまき、案の定失敗します。そうして、「まちづくりは失敗するもの」...続きを読む
  • 地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門
    これからの日本の発展を考える上でも、ものすごくタメになる示唆に満ちた内容です。民間人が自分達の街を自分達の手で如何にして魅力ある、人を惹きつける、稼げる街にしていくか、そして持続的発展に繋げていくか、根本的なところでガツンとやられた気分です。
  • 福岡市が地方最強の都市になった理由
    このたび九州旅行に行くことになり、フェリーの中で予習を兼ねて読んだ。

    福岡には3回訪問したことがある。それぞれ新幹線と飛行機でアクセスしたが、コンパクトに交通機関が纏まっていて驚いた。ちなみに、私は会社で新潟支社にいたことがあるが、新潟から最も近い支社は、東京ではなく九州支社だった。その理由も納得...続きを読む
  • 地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門
    必要なのは、才能じゃない。「始める勇気」だ。
    補助金に頼らず、自分達ができること、できる範囲で事業をつくり、運営していくこと。失敗をしても、めげずにどういう風に軌道にのせて進めていくのか、一部ポイントを解説しながら物語が展開されていて、読みやすかったし自分ごとのように感じられた。
  • 地域再生の失敗学
    マクロ経済学の専門家が、今注目を浴びる5人の事業家・研究者・政治家たちと地域再生について徹底討論したものをまとめた本。各章、基本的に対談相手の講義を受けた後、対談に入るというスタイルになっている。
  • 地方創生大全
    タイトル通り、地方創生の全てが詰まっていそうな本。
    ただ地方創生だけなく、全てのビジネスにも通ずる1冊だと感じた。

    というのも本書を構成している5つの視点が、以下のようにどんなビジネスでも問題になっている切り口だからであると考える。
    ・ネタの選び方
    ・モノの使い方
    ・ヒトのとらえ方
    ・カネの流れの...続きを読む
  • まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか
    補助金を確保して、コンサルいれて、地域おこし協力隊を呼んでおけばいいんじゃない?という地元民。
    ワーホリの延長でやってくれる協力隊。

    その中でも地道に人々と折衝しながら道を切り開く人もいる。

    地方創生のリアルが書かれていて、勉強になった。
  • まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか
    読みやすかった。いろんな方法があるかもしれない。

    でも、結局は地元の人が覚悟を持って何かやる、外の人にもリスクを持って関わってもらう。ということだろう。

    クソコンサル、1人の覚悟、稼ぐ地域、自分で考える、この変がキーワードかな?
  • まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか
    行政職員としても、公民連携担当としても一年目。考え方のバイブルの一つにしていきたい。自分の担当での応用イメージがまだまだ湧かないが、外に出て繋がりを積極的に作るなどのアクションなど、具体的な取り組みは早速取り入れていきたい。
    (たった一年なのに、業務量に追われて内向き思考になりかけていた、、)
  • まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか
    これぞリアルゥゥゥッていう本。こういうのがなきゃダメ。そんな小手先で上手くいくはずなんてないのは分かってたけど、なんなら上手くいったとされているものも実は上手くいってなかったりするのね。驚いた。

    現状(惨状?)を冷静に分析してかつ今後の提言までしっかりつなげているが、そこまで読んでも楽観的になれな...続きを読む
  • 地方創生大全
    地方創生を考えるにあたっての
    基本みたいな部分を理解することができた。
    如何にして小さなことからコツコツと頑張ることが
    大切だということ。
    誰かの課題を解決するところから
    事業はスタートするということ。

    絵空事ではなく現実的に進めること。

    得手して聞くと当たり前なことでも
    実践することが難しいも...続きを読む
  • 地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門
    「経営」とは決して大仰・高尚なものではなく、「商売」の当たり前の感覚から離れずに仕事をすることなのだと気づかされた。
  • 稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則
    不動産オーナーが地方活性化の要になるというのは盲点だった。その他にも実践者ならではの説得力ある知恵多数。
  • まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか
    外の人に頼らず、自分の地域の実情にあった課題を自分たちでの力で考えて解決していくこと。何十年も掛けて衰退してきた地方を復活させるのは容易ではないが、面倒くさいことは大事なこと…地域の過去の栄光にとらわれずに未来のことを考える…等々。
    自治体職員(特に管理職)の方は是非読んでいただきたい本だと思います...続きを読む