木下斉のレビュー一覧

  • 稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則
    書かれている内容は、まったくそのとおりだと思う。
    補助金に頼ったさまざまな事業の実態、それに関わる人々の考えや動き、その結果どうなるかは、ここで描かれている通り。

    国や地方自治体には、産業活性化や地域活性化の助成制度が山ほどあるが、成功したものがどれだけあるのだろう。
    ビジネスモデルを作るといいな...続きを読む
  • まちで闘う方法論
    地域でいかに稼ぐかということが書いてある。
    一人でのボランティア、団体でのボランティア、一人での事業、団体での事業という段階を踏んで経験を積むと良い。
    モチベーション維持も一つの技術。
    収入からまず利益を引いて、その残りが経費という考え方。
  • 地域再生の失敗学
    過去のばらまき的な地方再生術がなんでうまくいかないのか、と言うことが書いてあり、うまくいくにはこんなアイデアがあるよ、という事が丁寧に書いてある本。著者が複数で視点も多岐にわたり、海外の都市との連携が必要だという話や、人が集まって知恵を出し合うカフェがあると良い等々、具体的なアイデアがたくさん書いて...続きを読む
  • 稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則
    民間には高い公共意識、行政には高い経営意識が求められている。縮小社会においては自治体も小さくしていって民間に任せていくべき。
  • 地域再生の失敗学
    序盤は辛口な批判が続いて読んでて不快でしたが、辛口なのは最初だけで、全体的には良書に感じました。
    普通は成功事例とかを載せて、『ウチはこのやり方で成功しました!他の地域の皆さんも是非試してみて!』みたいな喧伝が一般的ですが、本書は逆のアプローチで、今までのまちづくりの失敗から今後にどう活かすべきかを...続きを読む
  • 稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則
    補助金を頼りにするのではなく、民間の会社と同じように収支を考え営業しながら利益を生み出していく方法が事例と共に紹介されています。
    大手のチェーンなどを呼び込むのではなく、地域の産業を起こし、地域にお金を呼び込む考え方が新鮮でした。
    著者の意見に賛同し、多少のリスクを背負いながら、自分ごととしてまちお...続きを読む
  • 地方創生大全
    木下氏の言っていることはいつもシンプル。
    ・補助金使うな。
    ・とにかく自分から実践。
    ・小さく始めて大きくしろ。

    まちづくりだけでなく、何であれこの考え方が重要。
    とにかく自分で考え工夫しなければ、どの分野でもアウト。
  • まちづくりデッドライン 生きる場所を守り抜くための教科書
    全国各地の地方都市は、時間的な問題(人口減少と内需縮小)と空間的な問題(まちの適正な規模維持の困難さ)、二つの面でデッドラインを迎えつつある。
    これに対応するためには、まちを舞台にして行われる経済活動の流れ(バリューネットワーク)の概念を理解し、さらにその仕組みが時代の変動とともに適正な形に収まるよ...続きを読む
  • 稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則
    こちらも、最近「1万円選書」で選んでいただいた本ですが、
    仕事に繋がる本なので、とっても勉強になりました。
    「まちづくり」はとても夢のある事業に聞こえますが、
    実際は、一筋縄では行かない様々な問題をはらんでいるものだと思います。

    本書は、その問題にもしっかり切り込んでおり、
    (実際は簡単に解決しな...続きを読む
  • 地方創生大全
    地方に一時的に移住しようと計画していたことから興味を持って読み始めたが、経営に関して無知だったにもかかわらずわかりやすい内容で面白かった。
    地方に限らず、あらゆる組織にもあてはまる内容だった。

    地域活性化でもっとも大切なことは利益を生み出し継続することなのだが、国から補助金をもらうことでそれをプレ...続きを読む
  • 地方創生大全
    地域活性化においては、責任をとらない100人の意見を集めるより、行動する日取りの覚悟のほうが尊い。自ら実践する覚悟が無ければ単なるホラ吹き。
    地方でも都会でも、事業は稼いで継続して初めて評価されるものだと思う。この本を地域振興に携わってる国県市町村全ての公務員に読ませたい。
    税金で給料が保証されてる...続きを読む
  • まちで闘う方法論
    商店街支援、まちづくりの論客である木下氏の以前の著書です。とはいっても2016年発行ですので、内容は最近のものです。
    「地方創生大全」と比較し、実際にまちに入り、どのような活動でいるべきか、何をすべきかを具体的に順序立てて説明しています。そのため、このような立場である人、これから携わっていくかたにと...続きを読む
  • 地域再生の失敗学
    【メモ】
    ▼第1章
    ・中核企業を支援したいなら、撤廃してほしい規制を聞いて、そこを緩和する。規制緩和や許認可の手続きサポートをして、お金は自分で工面させる
    ・成果を上げたら税金を軽減するほうが実際に成果を出すのでいい
    ・多様な人に寛容な地域は、理由はよくわからないけど発展する(都市社会学者リチャード...続きを読む
  • 地域再生の失敗学
    5人の色々な専門分野の方から見た地域再生の在り方について考えさせられる本。
    30万人程度の地方都市、中山間地域などを抱える地域にはヒントになる事が多そう。
    私は1万人の村なのでどんぴしゃでは無かったけれどヒントになる事は多かった。
  • 地域再生の失敗学
    地域再生にまつわる施策の歴史を検証すれば、失敗例が多々あったのではとの筆者の言葉。しかし今、その地域の再生の成否に、日本の未来がかかっていることには間違いない。
    そこで、従来の発想ではない新たな視点で取り組んでいる方々の講義と、筆者の対談という構成の本である。
    第1章 経営から見た「正しい地域再生」...続きを読む
  • 地域再生の失敗学
    出版前から気になって。
    ちらほらと論者によって言及されるのも聞く。

    地域経済、市場・民の力をどう使うか。
  • 地域再生の失敗学
    木下斉氏、飯田泰之氏など”若手”に属する実務家、学者による現場から地域再生を考える話。経済面からか政治(厚生)からかどちらで評価するかそもそも考えましょう、というピンポイントな掴みにgoodだなと感じる。メモ。
    (1)予算というお金を使うのだから、リターンもお金で示すべきなのにそうではない。市民が楽...続きを読む
  • まちづくりデッドライン 生きる場所を守り抜くための教科書
    ここ最近自分の中でブームな木下斉氏と、こちらは初めて出会った広瀬郁氏の著書。
    嶋田洋平『ぼくらのリノベーションまちづくり』と清水義次『リノベーションまちづくり』、そして木下斉『稼ぐまちが地方を変える』を三部作としていましたが、こちらの本もそのラインナップに加えられます。笑

    リノベーション事業中心で...続きを読む
  • まちづくりデッドライン 生きる場所を守り抜くための教科書
    地域活性化伝道師である木下斉氏と建築家の広瀬郁氏の共著。
    これまでの著書に加え、建築的な要素が入り、違う印象の著書になりましたが、事例も紹介され、読みやすい構成でした。
    バリューネットワークの逆転現象を示し、現在のまちは、生きるか死ぬかのデッドライン上にあり、行動が求められており、そのための実戦的ポ...続きを読む
  • まちづくりデッドライン 生きる場所を守り抜くための教科書
    地方都市は点から攻めて線へ、やがて面へというゲリラ的開発が真っ当。面開発なんて東京、大阪くらいしかできない。
    誤植多すぎなのでマイナス1点。