木下斉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
地方都市でのまちづくりの取り組みとか成功事例とかが載っていて、それらを分析したまちづくりのスキームとかも載っています。
まちの仕組みを「バリューネットワーク」で捉えて、価値の流れを意識しましょうと、そしてモノが売れにくくなるので、川下の消費者から出発した事業スキームを組みましょうと。そうなると、規模の経済が働きにくいので、小資本でのヒットエンドラン作戦になるんですね。
なるほどなるほど、なんですが、地方都市の「まち」の衰退原因は需要不足ではないので、その解決策として消費者から出発する考え方というのは、一般論すぎて、それがまちの回復につながるかは少し疑問です。それ以外にロードサイド店舗とか人口移動とかの問題の方が影響が大きいと感じます。
ですが、嗜好が多様化したからこそ、まちでの消費が再び可能性を帯びてきたとも考えられます。商品の機能だけでなく、その商品を買う行為、買う場所の雰囲気とかも影響するようになると思うので、いい感じの商店の集積ができれば場所の価値が高まて人が集まる気がします。サービス業は地産地消ですからね。
さらに、都市開発的に見るとリノベーションは新築の代替手段となってるけれど、(防災とか考えると断然新築という風潮がある)リノベーション施設のほうが魅力があるという感覚はそう少なくないと思います。個人的には混ざりっ気のある雰囲気が好きです。地方都市のまちおこしが、全世界から人を集めるベースになればいいなと思います。 -
Posted by ブクログ
学んだこと5つ
①観光客数ではなく観光消費を重視しよう
→10万人が1000円使うものを1,000人が10万使うものに変えていく
→小さくとも単価が高く稼働率の良い宿泊施設は可能
②地方創生に必要なのはお金を継続的に生み出せるエンジン
③撤退戦略などを立てると良い
→必ず最初に決める
④公園の禁止を増やしすぎない(広場の扱い)
→アメリカのニューヨークでは公園のコンセッション(営業権)で入札を行なっている
⑤民間の企業をうまく活用する
→岩手県紫波町公民連携基本計画を立てた
感想
現在、自治体にいるが中身を全然理解していないと感じた。dxなどと言っているがそもそもdxを推進しなければいけない根本から考え直さなければいけないと思った。継続的な利益を出すための取り組みを作ることや、撤退戦略を作ることでまず、自治体の財政を復活させることから取り組んでいこうと思った。 -
Posted by ブクログ
p115 二宮尊徳が残した「積小為大」という言葉に基づいています。
p208 〜場合によっては躊躇なく撤退を決断できるよう、初期に撤退基準を設けておく必要もあります。
p209 〜各事業の責任を明確にすることと、その責任を個人や組織で負い切れる範囲で実行する必要があります。
p225 二宮金次郎は「分度」と呼んでいます。簡単に言えば、収入に基づいて支出を決め、黒字体質にする
p234 確実に成果をあげる取り組みの多くは、「既存の組織を変化させる」なんてことに労力を割くのではなく、「新たな組織をつくる」ことで、この壁を突破しています。
p287 「戦略の問題を、戦術によって克服することはできない」〜間違った戦略が大半だったりする〜。
#自治体に限らず、様々な組織にとって参考になります。