木下斉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
このたび九州旅行に行くことになり、フェリーの中で予習を兼ねて読んだ。
福岡には3回訪問したことがある。それぞれ新幹線と飛行機でアクセスしたが、コンパクトに交通機関が纏まっていて驚いた。ちなみに、私は会社で新潟支社にいたことがあるが、新潟から最も近い支社は、東京ではなく九州支社だった。その理由も納得できる。
今でこそ九州の中心都市、アジアに近い世界都市として、福岡は揺るぎ無い地位にあるが、戦前は長崎や熊本よりも人口が少なく、重要拠点ではなかったことを知って驚いた。
行政手動ではなく、強い信念を持つ個人(民間)達が、型破りな戦術を次々と実行して、福岡市を発展させてきたことを知った。当時、他の -
Posted by ブクログ
タイトル通り、地方創生の全てが詰まっていそうな本。
ただ地方創生だけなく、全てのビジネスにも通ずる1冊だと感じた。
というのも本書を構成している5つの視点が、以下のようにどんなビジネスでも問題になっている切り口だからであると考える。
・ネタの選び方
・モノの使い方
・ヒトのとらえ方
・カネの流れの見方
・組織の活かし方
この視点をもとに、ゆるキャラや特産品、地域ブランド化、ふるさと納税、人口増減問題、観光問題といった問題を様々な事例を紹介してくれている。
特に公園コンセッションの事例はすごく面白かった。街づくりとはアセットマネージメント(不動産経営)である。
どんなビジネスにおいても、責 -
Posted by ブクログ
これぞリアルゥゥゥッていう本。こういうのがなきゃダメ。そんな小手先で上手くいくはずなんてないのは分かってたけど、なんなら上手くいったとされているものも実は上手くいってなかったりするのね。驚いた。
現状(惨状?)を冷静に分析してかつ今後の提言までしっかりつなげているが、そこまで読んでも楽観的になれないのが印象に残った。というのもまず民に元気はない。地域資本のコングロマリットとか豊富な観光資源とか全国レベルの特産品とか自治体ガチャのSラン勢は置いといて、なんの取り柄もない自治体が工場誘致やら商業施設建設やらに走ったところで喉の渇きに海水ガブ飲みするようなもんで、長期的に見たら負債にしかならんケー