CLAMPのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アニメでは描かれなかった、部分部分の展開が良い。
敵国三つ巴ってのになってたのね。
それぞれの戦う理由、信じる心、そして大切な何かに気づく所。
主人公らしく、のちに『柱』として試練に立ち向かう光の心の動きは考えさせられる。
イーグルと対峙する所もね…中学生でこの考えは、無理だけど(笑)
一番好きなランティスともこんなに大きく関わる展開になっていたのよね。
光の凛々しい顔が好きだなぁ。
で、中盤のモコナのカミングアウトですよ!
『創造主』なんて大きな存在で、地球を含む星系をも創り出していたなんて…なんて奴だ!
最後の、また異世界へ行くって展開も驚きだったな。
光が『柱』となった故のことなん -
深い
CLAMP作品ってとっても深いですよね。
その分集中して読まないと置いてかれちゃうので、頭をフル回転させながら理解して読んでいく感じです(笑) 薄っぺらい漫画作家が増えてる中、こんなにステキな作品たちを描かれているCLAMP様はとっても貴重です。 アニメ版のツバサを見終わったので、また1から原作ツバサを読み込もうと思います(๑`・ᴗ・´๑) -
Posted by ブクログ
この巻で、物語の背景がかなり明らかとなります。
かつて五百祇は、一人の天使に心を奪われました。琥珀の後を継いで天界の「天使の卵」を孵すための歌を歌うその天使は、天界と異界の戦いでできた亀裂から漏れ出た戦いの余波を浴びた人間の少女を救うため、自分の魂を少女の中に閉じ込めます。五百祇は神に降伏し、天使の命を救う条件として、現在の姿になって小鳩がビンの中身を満たす手助けをすることになります。
ところが、その小鳩が保育士の藤本のことを好きになるという、五百祇や玄琥が思いもかけなかったことが起こります。ビンを満たせば五百祇の願いは聞き届けられますが、小鳩は人間界から離れなければなりません。五百祇は、 -
Posted by ブクログ
1巻既読。
1巻の時点では、前作とのつながりがいまいち不明なところが多く、CLAMPゆえの異なる次元の同人物のストーリーかとも考えた。が、2巻で前作とのつながりを伺わせるような展開を含ませてきたなぁと…
前作ラストをふまえて『戻』2巻を読む
要所要所で四月一日の前に現れる鳥は、前作ラストで侑子さんの見た夢に出てきた鳥だろう。それは、四月一日の選択に対して十分な時間が過ぎ、店の外にでてもよいことを侑子さんが四月一日に伝えた、と四月一日は理解した。つまり、鳥籠が店で、鳥は四月一日である。
その時点で、以前百目鬼に渡された卵はまだ使われておらず、子孫が受け継いでいた。しかも、侑子さんを忘れ