南Q太のレビュー一覧

  • ゆらゆら
    佐々木文庫より。「愛してるだとぉーー? どうしてそんな軽くゆーんですか たったいっぺんヤッただけじゃないですか」ていう台詞だけでも、この作品が良かったって言ってしまいたくなる。花屋のおっさんの気持ち悪い感じとか、もうすっごいよく描けている。そして、ラストの静かさな一コマがもう。。。言葉にできないこと...続きを読む
  • さよならみどりちゃん
    佐々木文庫より。これはキライだな、と。何がって、男が、ね。あの男の感じがね。ずるいな、と。タローくんの最後の場面でのあのつっかかる感じ、わかるな、と。うやむやにして、それでいいのなら、そりゃあ、楽でしょうよ、と。こういう男はキライなんだよな、と。カッコつけてるつもりが、別にそんなの全然カッコよくなん...続きを読む
  • タラチネ
    佐々木文庫より。Q太はこれまで「夢の温度」くらいしか読んだことなくて、でも、あの作品が予想してた以上に良かったのはよく覚えていて、でも何であんまり読んだことなかったかって、単純に画があんまりそそらなかったからなのだけど、こうして読んでみると、すっっっごい良くて、そりゃあ、そうだね、これはいいよね、と...続きを読む
  • 天井の下
    (佐々木文庫より。P81、そしてP82。この何気ないページの展開がどうもツボで。「田中さんッ」「ぶっちゅううううー、ぶっちゅうちゅうちゅうちゅう」「ドン」「すいません、やっぱ帰ります」ていうのが。こんなところに、僕の読みたかったような話を描いてくれている人がいたのか、と。そして、それを教えてくれた文...続きを読む
  • スロウ
    佐々木文庫より。出だしの「妄想休日」のエロさ、そして、エロいんだけどもすっごい「わ、わかるなぁ」という、あの感じ。すごく良かった。そして、「スロウ」。恋人が僕にQ太の中でもこれを、今の僕ならこれがしっくり来る気がする、といったのがよくわかった。しっくりと来た。(10/12/17)
  • タラチネ
    恋愛 、あくまで
    結婚 ではなくて、 恋

    予感、が強い作品

    その先をうだうだ語らないからよい
    切り取られたそれぞれの
    短編、

    最初の乱暴なセックスをする男があるひ、こんと指輪を置いていった話と、最後の話でとおるくんの子供を産みたい女の話がぐっときた
  • ピンクペッパー (2)
    佐々木文庫より。とてもとてもよかった。とてもとても。この人の、たまに出る、ポツリポツリとした語り。たんたんとした、冷静な、視点。この作品は本当に、そういうのが多くて。ショーコさんになったり、桃内くんになったり。どっちの気持ちも自分の中にはあるんだなぁ、と思って読んでいた。これを読んでから、エアバギー...続きを読む
  • スクナヒコナ (4)
    佐々木文庫より。最初はフツーだったのだけど、2巻あたりから目が離せない感じになってきて、3巻で心鷲掴みでもう逃げられないっていう。南Q太作品の中でも1、2を争うすごい名作かと。紺ちゃんがどんどん強く、たくましくなっていく感じがいい。素っ気なく、味気なく、でも、芯がある感じ。それが妙に現実的で、惹きつ...続きを読む
  • こどものあそび
    佐々木文庫より。島根の人なんだな、本当に、と思った。出だしからの喋り方。あー、イントネーションも含めて、わかるなぁ、と。ほとんど、自叙伝というか、ノンフィクションであろうなぁ、という作り。面白い。ジェットコースタームービーのようで、結構、等身大の、普通の女の人なんだな、と。感じた。(11/3/21)
  • デイト
    古本屋でなんでかこれをなんとなく手にとって読んで、南Q太にハマッた。なのでこれが一番好きです。何度も読んだ。おもしろい話ばかり入ってると思う。サイズも小さくて、なんか常に持ち歩いていた。
  • あたしの女に手をだすな
    「あそびにいこうよ」がすっごくかわいくて面白い!さやかもお兄ちゃんものぶおくんものぶおくんの彼女も好き。南Q太は最初っから描くの上手だったんだなーっとかんどうしました。
  • スクナヒコナ (1)
    辛いことがいっぱいあっても、強くなれるんだなぁ。素直に、女の子に産まれてよかったなぁと思った。紺ちゃんがかわいくて、髪短くしてよかったなぁとも思った。じわじわと元気が湧いた。
  • さよならみどりちゃん
    ほんとは好きになりたくなかった漫画だけれど、きっとこれから一生、ずっといつでも読める場所に置いておく本になると思います
  • ピンクペッパー (1)
    高齢出産、働くママ、両親との確執、(こう書くとドロドロの辛い話のようですが、違います)しょうこさんの経歴が自分とシンクロ、泣きながら読みました。これ一発で南Q太さんのファンに。
  • さよならみどりちゃん
    切れない、手放せない、ゆうこは馬鹿だ。でもとてもいとおしい。最後は切ないけど、決して後ろを振り返らない。良かったね、と思う。
  • 天井の下
    南Q太の単行本で一番好き。これ以降のはパス…。淳ちゃんが好きです。南Q太は男女の恋愛より同性の恋愛のほうがいいなあ。
  • 夢の温度 [あき]
    二人が付き合いだして卒業が近づいたころの話。色んな障害がある。それぞれの家庭の事情、学校で問題にされたり、進学、周囲の目。それを二人で前向きに乗り越えてく姿に泣いた。裕子の最後の涙にももらい泣きした。
  • さよならみどりちゃん
    好きです、この漫画。

    映画見て、よくって原作の漫画を読みました。

    映画もいい!
    星野まりが頑張ってる
  • 夢の温度 [冬]
    兄のことが好きな中学2年生のハルと、彼女に好意を寄せる同級生の惣治との恋の話。中学生の時の視点って時が経つにつれ忘れていくものだが、この作者はそれを見事に表現している。失くした何かを見つけたような気にさせてくれます。少女マンガだけど男性にもオススメ。
  • クールパイン
    ぬくもり感じて、なにがなんだかわからなくても、結局それだけでも。でもそこにはやっぱり何かあって。満たされたいから。求め合う。