学研教育出版のレビュー一覧

  • 5分後に意外な結末 3 白い恐怖

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    私がこの本で一番不思議に思った話は、塀のなかのルールという題名の本だ。ある男の人が逮捕され、刑務所に入ったときのことだ。「629!」や「271!」と誰かが叫んでは爆笑するときもあるし、しーんと静まりかえってしまって冷たい目を向けたりするのだ。逮捕された男は、試しに番号を言うと、みんなが面白がっていたので、私にはよく分からないけど、そこでのルールでそういう楽しい遊びがあるんだなと「へぇ~」と思った。この本では、人によってのいろんな見方がいろいろあって、やっぱり人の考え方はそれぞれ違ってすごいなと思った。

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    2018年09月29日
  • 5分後に意外な結末 2 青いミステリー

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    数ページで終わる短編ばかりなのでいささか威力の足りないものもあるけれど、切れ味の鋭いものもあり。「悩み部」シリーズと違って登場人物に縛りがないから、いろいろなシチュエーションが楽しめる。「木の葉を隠すなら森の中」がこの意味で出てくるたびに、もともとは、もう一歩踏み込んだ意味まで含むから使い方違うんだけどなあと思ってしまう。しかも元ネタは今回のとは別の話だし。「100ドルを借りにきた男」「気持ちばかりのお礼」「骨董屋の交渉術」「お見舞い」

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    2018年08月05日
  • 5分後に意外な結末 4 黒いユーモア

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    国内外のショートショート集。「あたま山」も改めて読めて面白かった。猿の手じゃないけど、3つの願い事系の話は落ちがブラックで、その後ケンカになりそう。

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    2018年03月05日
  • 5分後に意外な結末 1 赤い悪夢

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    “猿の手”を読みたくて手に取った一冊。
    どの物語も短い中に起承転結があって読みやすかった。
    オチがシニカルで気軽に楽しめた。

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    2018年01月25日
  • 5分後に意外な結末 4 黒いユーモア

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    読書欲が著しく低下していたため、丁度良かった。
    これでオチが思い出せるだろうか。

    どんな死刑囚でも大人しくさせる神父「神父と死刑囚」
    博士から一本とる助手「ゲームの行方」
    帰宅までもう一歩「ランプの魔神と3人の願い」
    賢く可愛い悪魔の弟「姉の心配」
    願い事は慎重に「夫の願い」
    苦情の伝え方「注文の多いお客」
    父の愛情が裏目に「自信の根拠」

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    2017年10月14日
  • 5分後に意外な結末 2 青いミステリー

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    ついにやりとしてしまうものから、おおおっと驚くものまで。
    こういうの、好きだなぁ。
    元ネタを知っているのもあったけど、面白かった。

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    2017年01月29日
  • 5分後に意外な結末 1 赤い悪夢

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    私は読書初心者なので、読んだ事がある話は1つもありませんでした。
    1つ1つが短いので、合間合間にサラリと読めていいです。
    1つの話は本当に5分程度で読めてしまうのに、最後はギクリとするような展開。
    短い時間で、ちょっとしたスリルが味わえて良いです。

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    2016年01月17日
  • 5分後に意外な結末 5 黄色い悲喜劇

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    「とっかえべえ」
    どこから来たのかこの男。薄汚れたはんてんに、大きな樽をぶら下げて、あっちへふらり、こっちへふらり、そこで叫んだこの男、「とっかえべえ」。
    頼んできたのは市井の人々、大男には「とっかえべえ」、奥方様にも「とっかえべえ」。
    さてさてそのあと頼んできたのは小さな童。
    母を想ってとっかえべえ、父と我が身を変えとくれ。
    健気で優しいわらしゃんど。
    一回限りのとっかえべえ。
    親子の愛はとっかえねえ。
    とっかえとっかえとっかえべえ。叶えられるのは一度きり。
    とっかえとっかえとっかえべえ。

    「高価な魚釣り」
    私の弟は魚釣りが好きで、よくルアーや雑誌などをプレゼントしたものだ。
    そしてそれら

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    2015年09月26日
  • 5分後に意外な結末 4 黒いユーモア

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    面白いという感情には、えてして黒いものが含まれているものだ。
    普段は気づかないし、気付きようもないけれど、人間の心がいかに複雑なものかわかろうというもの。
    だて、私の感情にはどんな黒いものが含まれているだろうか?

    「神父と死刑囚」
    カトリックが多いイタリアのイメージで読んだ。
    神父の黒い服がどうしても「あの」イメージとつながる。
    希望とは儚いもの。
    されどたったそれだけで人生を変えられるもの。
    どんな結末であっても、希望を持ち続けていた方が人生は楽しく幸せに違いない。

    「あたま山」
    古典落語の名作だ。
    読めば読むほど、エッシャーの世界のような「ありえない世界」に迷い込む。
    そういえば小さい

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    2015年08月02日
  • 5分後に意外な結末 1 赤い悪夢

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    熱帯夜が続く毎日。
    短夜とはいえ、寝苦しくてたまらない。
    夜中にふと目が覚め、小さな明かりを灯して本を開いてみよう。
    伸びる影が背後で笑っている。

    超有名な作品、「猿の手」。
    これの怖さは、大事なものと引き換えに何かを失う、ということはもちろんだが、それ以上にいくら大事なものであっても「元のまま」でなければ何の価値もないことに気づかされるところにある。
    イザナギが伊弉冉姿を見た時のように、「死」は絶対的なものなのだ。

    「たどり着けない星」
    痛烈な風刺の効いた作品。
    星新一の作品かと思ったが、クレジットがなかったので別物なのだろう。
    しかし、この手の風刺というのは決して珍しい話の展開ではない

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    2015年08月02日
  • 美しい貝殻

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    写真も綺麗だし、好きな貝殻やタコブネ、アオイガイ、ウニ殻、化石まで載っていて満足。
    巻末が日本で拾える貝殻のデータなので、初心者ビーチコーマーにも良さそう。

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    2015年07月14日
  • 5分後に意外な結末 2 青いミステリー

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    古今東西の名作達を短くまとめた本書。
    どれもこれも、こんな結末になるとは、というものばかり。
    児童書の棚にあるからといって読み飛ばしてはもったいない。

    『100ドルを借りにきた男』
    これはオープニングにふさわしい。
    人を傷付けない、ユーモア溢れる作品。
    なぜこの男はたった100ドルを借りにきたのか?
    男の担保に注目。

    『神様の病気』
    悲しみを微笑みに変える物語。
    子供の言葉に勇気づけられる。
    子供は純粋であるからこそ残酷な面も持ち合わせているが、それがまさに表裏一体だと感じさせる。

    『犯行動機』『任務』はそれぞれ法廷での物語。
    特に後者はやり手がはまるワナをブラックな笑いにしている。

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    2015年07月02日
  • 5分後に意外な結末 1 赤い悪夢

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    短編がたくさんのってるおはなしですごく読みやすかったー!海外の都市伝説がメインだったので知ってる話もあったし、オチがちゃんとついてておもしろかった!やっぱり猿の手がすきだなあ。

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    2015年06月27日
  • おはなしドリル ことわざのおはなし 小学1年

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    「ことわざ」に関する楽しい話とそれに関する(比較的簡単な)問題が付された読解ドリル。設問を解かなくても文章だけ読んでも十分楽しめる。

    年長の2月に使用開始 ➡ 完了

    難易度(5段階):★(易)

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    2016年01月16日
  • 5分後に意外な結末 5 黄色い悲喜劇

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    あっと驚く結末が待っている短編集。
    自分の思考力不足で?なものもあったけど、
    人間のいろんな側面が垣間見れて面白かった。

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    2014年03月04日
  • 5分後に意外な結末 2 青いミステリー

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    このシリーズが評判が良いようなのでたまたま目についたこちらの青いミステリーを読みました。1話目が本当に意外な結末で、「なるほど、そう来たか!」と思い、楽しみに読み進めましたが、それ以降あまりパッとする話がなかったように個人的には感じます。結末がなんとなく予想できるものや、ミステリーだからか、もやもやしたまま終わる話も…。

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    2025年09月07日
  • 5分後に意外な結末 4 黒いユーモア

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    ネタバレ

    今回読んで心に残ったのは間に合わない!というお話です。最初題名だけ見た時はなにが??だれが??と謎がいっぱいでした。読むと普通のお話だけどなんかありそうだなーと感じました。ジョンという飼い犬が家族が出かけている間に車の鍵を飲み込んでしまったという話であー、よくあるなと感じていたらスペアキーがタンスから出てきたらもう大丈夫ですと言ってえ??と私も思いました。この出てくる人は犬が大変で間に合わないんじゃなくて旅行に行くから車の鍵がないと早く出られないからという意味だったのを知って自分もしっかり主語を言って生活をしようと思いました

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    2025年02月08日
  • 5分後に意外な結末 3 白い恐怖

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    ネタバレ

    今回読んで心に残った章は結婚生活という章です。いつも私が心に残る章は珍しい題名が多いけど、今回は特に珍しくなかったので普通に読んでいました。最初このお話は普通の結婚生活の話なのかな~くらいで読み始めたら最初から『 離婚調停の真っ最中であった』と書かれていてえ?!っとなりました。それであー別れるのね。と感じていました。それでパトリックという人が色々と浮気したんだな、ヒモ男なんだな早く別れなよーと思ってたらアリスという妻が『 分かれません!!』と言ったのがとても衝撃的でどっちもやばいんだなと思いました。

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    2025年02月08日
  • 5分後に意外な結末 3 白い恐怖

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    この本で黒猫や夢十夜など思いがけなく久しぶりに触れることができたので改めてポーや夏目漱石を読みたくなった。

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    2023年09月01日
  • 5分後に意外な結末 2 青いミステリー

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    今回も隙間時間にと手に取りました。

    いくつか聞いたことのあるようなショートストーリーもあり数ページで一つのストーリーが終わるので長時間の読書が苦手な人でも読めるのではと思いました。

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    2023年02月12日