学研教育出版のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こどもの本総選挙でランクインしていたため購入。
ショートショートをまとめたもののため、すぐに読み終えることができた。
9割の話が欧米の小咄を原案にしたもの。
「意外な結末」とタイトルにあるように、どんでん返しのオチがあり、ブラックユーモアやハートウォーミングな結末になる。
話の内容は、例えるなら、2chのまとめサイトにある「ブラックジョークな話を聞かせてくれ」「オチが分かるとゾッとする話」のスレッドでまとめられたような話と言えば、インターネット歴が長い人なら伝わるだろうか。
現に、収録されている話に非常に似たオチのコピペを過去にまとめサイトで複数読んだことがある。
既読感がある人がいるとも言えるが、逆を言えばそのようなまとめサイトを巡回したことがない人、例えば小中学生からすると、面白い短編集だということで納得。いつの時代になってもブラックユーモアが好きな年頃はある。
好みの作品は「開いた窓」「アウル・クリーク橋でのできごと」「無口なアン夫人」
これらはどれも原案は小咄ではなくて、元のショートショートが存在しているらしい。
小咄とショートショートは似ているようなものでも、そこに作者の表現技法が入っているかで大きな差があることを感じた。
対象が小中学生のため、表紙が破られやすいことを想定しているのか、表紙の紙の下にも表紙と同じ絵がカラーで描かれているという発見があった。
【受賞記録】
「第3回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」第6位
「第2回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」短編読み物 第1位
「第2回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」TOP100
「第1回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」TOP100 -
Posted by ブクログ
この本は、いくつかの物語に分かれているが、その中で一番心に残ったのは「ポケットのあいつ」という話だ。男の人の同りょうのポケットの中にししゅうの顔の人間がいて、ポケットで暮らしている。とうとう、その同りょうだった人もポケットの中の世界に行きたくて行ってしまうのだが、男の人もうらやましくなっていくという何とも不思議な話だった。他にも「窓の外」というおじいさんとある少年との話や、「成功率15%」という話があった。「成功率15%」という話は、でたらめなお医者さんのゲーっとする話だった。この本の話のようにこんなに不思議なことは起こらないとは思うが、最後には意外な結末に話を終わらせる物語を書いた方の想像力はすごいと思った。