的場昭弘のレビュー一覧
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正直「資本論」は読んだことがなくて、でもどっかの時点で読まねぱならんという気がしていたところ、こういう便利な本があった。
あの大著を新書1冊にしたという触れ込みであり、内容も資本論の一部抜粋と著者による要約から成り立っていることを思えば、「超訳」というよりは「超約」と言った方がぴったりくる。
でもおかげで、資本論のストーリーはなんとなくわかった。(ま、ストーリーだけならWikipediaでも読めばもっと簡単なわけだけど)
しかしなあ。資本論は難しいと言われているけど、なぜ難しいかというと各訳者の生硬な日本語使いにあるのではないか。もっと言えば、みんな芯からマルクスを理解してるんだろうか。こなれた日本語にできないのはそのせいではないのか。
と、「Sweating System」の訳語として「苦汗制度」という言葉が出て来たところで思った。
著者は、この本を踏み台として資本論を読もう!と言っているけど、もうわかったからいいや(←ぉぃ)。 -
Posted by ブクログ
『資本論』は現代の労働者の問題を理解するために読み直されるべきという問題意識の下に執筆された『資本論』第1巻のエッセンスを解説した『資本論』入門書。
原文(日本語訳)も適宜引用しながら、噛み砕いて説明されており、確かに『資本論』はどういうことを言っているのかを掴むには良い本だと感じた。
しかし、個人的には、『資本論』の根底にある労働価値説に納得がいかなかったので、全体として『資本論』の内容は腑に落ちなかった。洞察として役立つ部分はあるかもしれないが、著者の言うように『資本論』が現代の労働者の問題を理解するよすがになるとはあまり思えなかった。 -
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アタマを良くする努力をしることは、より良く生きること。その想いを強くした。
私は会社で組合員として働いている労働者である。もちろん労働組合に属しており、その恩恵を受けている。しかし、何だかよく分からない、面倒臭いなどとあまり関わってこなかったし、考えたりもしていなかった。
世の中に構造問題と時に騒がれその解決を叫ぶ人がいるが、そもそも自分も資本主義社会という装置の中に歯車として組み込まれており、その全体の構造に思いをはせることなく流されてきた。その思いを強くした。
不正、表に出ずに水面下で勝手に決めることは言うにおよばず、公益を無視した不作為にも目を向け声を出すべきだと思った。
先日の選挙である政党が大勝すること、明らかに依存症者を増やし、考える能力を減らす、ソーシャル・ゲームやギャンブリング、そして、考えるチカラを持たず、コンピュータの融通が利かない部分を埋めるだけの大学生の生産。
身分制度という不条理よりは多少マシとは言え、構図事態は変わっていないということは明らかである。多少なりともそれに抗するチカラを我々は持つべきであると思った。 -
Posted by ブクログ
税金上がってきたし、所得も横並びになってきたし、
これ、マルクス勉強するしかなくね?
との思い出購入した本。
資本主義はひたすら回りに敵を作り、その敵から資本?を搾取することで成長していくんだけど、搾取する対象が減ってきたり、今まで搾取してた国も搾取する側に回ったりと、資本主義に翳りが出始めたのは良くわかった。
グローバル化することで、地球という一つのコミュニティーを地球人として行き抜く、ということが必要でないか?との話もあった。
ただ、日本は部落や村八分に代表されるように、常に外的を作る、そういう陰湿な関係みたいなものを作ることに長けており、この構造というのが資本主義そのままの体制な気がして、
結局共産主義にはなりえないんだという結論に至った。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
民族、宗教、家族、二極化、戦争…。
19世紀の「あの人」が解く21世紀の超難問。
[ 目次 ]
序章 マルクス、二一世紀の東京に現わる
第1章 「二一世紀型」マルクス主義とは?
第2章 世界についてどう考える?
第3章 民族や宗教についてどう考える?
第4章 「他者」についてどう考える?
第5章 労働者についてどう考える?
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]