チェーホフのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
新国立劇場での舞台を観ての記録。
演出はケラリーノ・サンドロヴィッチ
ロシアの閉塞的な片田舎、これといった事件が起こるわけでもなく、終始どんよりとした気配が漂う。結局幸せになった人は誰もいないのか。
段田安則の渋い演技、黒木華の輝きがよかった。宮沢りえは、チェーホフのようなオーソドックスな芝居より個性的な役のほうが合う。
まったくの余談だが、先月舞台で観た池田成志を発見。新宿駅のホームで見かけ、もしやと思ったら、やはり同じ劇場へ。長期にわたる鳥ドクロが終わって一息、芝居巡りかな。
がんてつさい最高でした、と伝えたかったけれど、心の中でつぶやいただけで我慢した~。 -
Posted by ブクログ
チェーホフは、かわいい女に続き2作目なのだけれど、戯曲だったのでおっと思った。
桜の庭は名作とされてるらしいのだけれど、そうなの?という感じ。劇用だからか、所々、キャラクターのセリフが無視をされ、次の人が関係ない話をいきなりする個所が見られ、そこがよく分からなかった。
プロポーズは面白かった。
隣り合う2家が土地を巡っていがみ合うのだが、実は娘に求婚しにきたとしると、娘は彼を呼び戻す。呼び戻したところで、やっぱり言い争いになる。それでも、最後にはなぜか婚約することになる。なぜなぜでいっぱいだが、人間ってそんなもんかも?と思わせる奇妙な説得力あり(笑)
熊もプロポーズと似たバタバタ劇。
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Posted by ブクログ
「女三人のシベリア鉄道」にチェーホフの話が出てきたので急に読みたくなったのだけど、やっぱりわたしは戯曲って苦手みたいだ。戯曲はセリフを言うように読み、行間を読まなくては、と思うんだけど、どうしても普段の癖でストーリーを追うようにざざーっと雑に読んでしまって。
だから、単に、背景がよくわからず、登場人物の対話はかみ合わず、なんかわけわかんないなー、という。
解説を読んで少しわかった。
人生に意味はないけど生きなくてはー(大雑把すぎ)、みたいなチェーホフの非情さには共感したりするのだけれど。
この年になると、もう人生やり直せないし、未来はむなしくても生きるしかない、っていうワーニャ伯父さんの気持ち