丹羽宇一郎のレビュー一覧
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【血の小便は出しませんが…】
1.怒り
「何らかの不正義を見て怒ったり、理不尽な目に遭って怒るのは、人として当然」
周りに当たり散らしたり、自分勝手な理由で感情的になるのではなく、正しい理由での怒りはエナジーに変えられる必要なものなのか、今の私のテーマ。
2、期待の心理
期待は他人に対する「依存」であり、大きくなるほど不満が膨らむ。生きづらさの原因の一つは「期待」である。ほどほどにするのが良い。
3、柔軟さ
こだわり、信念、プライドは柔軟さを欠く。それらを口にしたがる人は疑ってみる方が良いかも。柔軟性がありませんと宣言しているようなものだから。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ快感だと思うことが能力を最大限に引き出す。無意識状態がアイデアを生む(風呂場など)。1意欲×2体験→ひらめき、3睡眠→記憶の整理整頓と歪み補正、4居場所→安全基地、この4つがチャレンジを生む。行動し、出会い、気づき、受け入れることで成長する。
仕事には、依頼者の都合だけでなく、「自分の思い」をのせる。なりたい職業よりやりたいことを大事に。
フェルミ推定は、結論から全体から単純にの問題解決縮図。地頭力(効率)と対人感性力(目の前の人を大切に)をバランスよく使う。
事例を知ることはメガネをかけかえること。忙しい時こそ身の回りの整理を。 -
Posted by ブクログ
伊藤忠商事の社長(1998~2004年)・会長(2004~10年)を歴任後、民間出身では初の駐中国大使(2010~12年)を務めた丹羽宇一郎氏が、習近平は中国をどこに導こうとしているのか、日本はその中国と今後どのように接していくべきなのかを考察したものである。
概ねの主張は以下である。
◆国民の信頼を得つつ共産党政権を維持するために、習近平は、国民の生活を豊かにするための経済改革、社会保障や戸籍制度などの社会改革、民主化及び人権を重視した政治改革の順序で進めようとしている。
◆中国のような広大な国家を統治するためには、地方分権を推し進めた連邦国家制に移行するしかない。習近平は、総書記を退く20