丹羽宇一郎のレビュー一覧
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現代の日本の状況を憂慮する、丹羽宇一郎と保阪正康が対談する。
同じ過ちを繰り返すのが人間だから、戦争をするなと言うのではなく、「戦争に近づくな」と、丹羽氏は訴える。
日本は感情的な国なので、過去の戦争も感情論から始まったし、曖昧模糊、無責任体制、権限・責任の不明確さという精神風土はいまだに変わってい...続きを読むPosted by ブクログ -
読みやすい。そして著者が錚々たるメンバー。いろんな人に悩みのアドバイスをもらっているような気分で読める。Posted by ブクログ
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仕事で初対面のお客さんに何故か頂いた本。
目標というとどうしてもbecome(何になりたいか)という部分だけが注目されがちだが、being(どうありたいか)という目標を持つことが大事であるという考え方が心に刺さった。
どんな人間にも「動物の血」が存在するという概念は常に頭の中に留めておきたい。Posted by ブクログ -
読みながら「考える」ことをしなければ、知識にならないという言葉はダラダラと本を読んでいるわたしに刺さりました。お目当ての本だけ買うのもいいけど、本屋で色んな本をみて一目惚れして買うのも読書の醍醐味なんだなと改めて思ったPosted by ブクログ
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傘寿を迎えた読書家の本。人間とは何かについて、正直かつ肯定的に述べている本。
人間と機械との違い、自分との戦い、感謝の気持ち等、頭では分かっているが、大事なことを再度認識させてくれる。
謙虚な姿勢を取り戻し、努力を継続して少しでも清く、正しく、美しい人生を送りたい人にオススメ!Posted by ブクログ -
専門分野で多くの経験を積んでこられた方々との対談。著者もビジネスマンとしての経験豊富な方でフムフムとうなずきつつ拝読しました。最も興味深かったのは第4章の後半、災害対応における国の体制作りが非常に未熟だとの指摘。災害発生は避けられずとも事前対策や事前想定はできるはず。国の災害対応マネジメントはこうあ...続きを読むPosted by ブクログ
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★4.2(3.58)2019年2月発行。「トゥキディデスの罠」それまでの覇権国に対して挑戦する新興国が出現したとき、お互いそれを望んでいないなかったにも関わらず、戦争が勃発するという。世界史上過去500年こうした覇権争いが16回もあったと・・・。これだけは今回は回避しないと地球滅亡に繋がってしまいま...続きを読むPosted by ブクログ
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著者が危惧している点。人口減少社会。国の借金。教育。いずれも早急な対策が必要であるが、速効性の対策は無い。
若いうちは泥まみれで働く。というのが著者の言葉。その仕事は10年も続かない。そのうち、少しずつ責任ある仕事を任される。
評価されることが目的ではない。
ありのままでいること。下手に嘘はつかな...続きを読むPosted by ブクログ -
気持ちのいい生き方/自分は本当にベストを尽くしているだろうかということを、絶えず自問する/的外れな努力は意味がない/小さな達成感を積み重ねることが、モチベーションを持続させるコツ/自発的に仕事をすると疲れない/時間は必ず恩恵を与えてくれる/自己評価は実際よりかなり甘くなる/「清く、正しく、美しく」Posted by ブクログ
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著者の経験に基づく人生訓の束。平易な表現、親しみの持てる語り口で読みやすい。動物の血と理性の血という説明は面白い。自慢話が沢山出てくるが、嫌味はなく素直に読める。Posted by ブクログ
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丹羽宇一郎さんの著作
いつ読んでも、とても腹落ちします。
日本の未来は私たち一人一人が今をどう生きるか?
にかかっている。
その場その場で自分がやりたいと思うベストに向けて
小さな一歩を踏み出す。その小さな一歩が世の中を
変えて行くための唯一の処方箋。
上っ面の主義主張ではない
毎日を生きる。...続きを読むPosted by ブクログ