丹羽宇一郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
読もうと思った理由
大企業の社長の考え(経営全般・指導監督・人生哲学など)を知りたいと思ったから
気づき
・いざというときに動いてはいけない
・お金は追いかけると逃げていく
・見たくないものから目を背けない
・真剣なケンカが信用を生む
・社員の信頼なしに改革はできない
・人の行く裏に道あり花の山
・現場に行って目と耳で確認する
・孤独に負けない
・強い心で弱者の立場に立つ
・清く正しく美しく生きる
・お金では買えない価値を見直す(信頼)
・何事も一流に触れよ
・不義理を覚えたほうがよい
・常に顔を見て言葉を交わす
・権限と責任を明確にする
・嘘は必ずバレるもの
・実力主義でチャンスを与える
-
Posted by ブクログ
日本を代表する大企業の会長・中国大使を歴任された著者の
経験と考え方を少しでも知りたいと思った
気づき
・地球上で数多くの生き物がくらしているが他者に何か
してあげることで喜びや幸せを感じられるのは人間だ
け
・長い人生の中で逆境はいくらでもある。むしろ人生も
仕事もすべて順調にいったり反対に逆境ばかり続いた
りするほうが珍しい。悩むようなことではない。
・問題が多いほど人間は一生懸命生きているということ
・気心の知れた友人でも仲の良い夫婦でも血のつながっ
た家族でも理解しあえない部分があって当然
・精一杯努力することがなかったらサムシンググレイト
を感じることはない
・40代 -
-
Posted by ブクログ
生きていくうえ、仕事をするうえでのヒント集みたいな本だった。考え方を育てるのに良いかも。
下記は参考になった考え方。
短所は逆から見れば長所になる。たとえば、鈍感な人は細かいことにくよくよしないとか。この見方は、結構仕事で使えるかも。
あと、2:6:2の法則で、働きアリ2、普通のアリが6、怠けアリが2で、怠けアリを除外しても、残ったアリから怠けアリが出てくるという話。だとすると、管理者の立場としては、働きアリや、普通のアリに力を入れるべきというのは、当然のことてはないかと思いました。
損得勘定ではなく、楽しいかつまらないか、気持ちいいかよくないかといった価値観で行動を起こしてみる。become -
Posted by ブクログ
現代の日本の状況を憂慮する、丹羽宇一郎と保阪正康が対談する。
同じ過ちを繰り返すのが人間だから、戦争をするなと言うのではなく、「戦争に近づくな」と、丹羽氏は訴える。
日本は感情的な国なので、過去の戦争も感情論から始まったし、曖昧模糊、無責任体制、権限・責任の不明確さという精神風土はいまだに変わっていないと。
その証左として、安倍首相の「任命責任は私にあります」の言に転じる。
言葉だけで終わらせないように「任命責任で5回間違ったら首相を辞める」とか、ルールを作ったらどうかと提案する。
役人についても、5回間違ったらクビとか。
アメリカ駐在や中国大使を経験した丹羽氏は、
「同じコップの中に同じ水が -
-
Posted by ブクログ
正直者であるがゆえにサラリーマンとしての苦渋を味わい、苦難を生き延びた故に今これが言えたのであり、苦難に押しつぶされてしまった弱い人については何も触れられていない。説教臭く感じるのもそのせいだろう。精神論・根性論で苦難に立ち向かえと応援する内容。
しかし、経営者として旧世代のエスタブリッシュメントと真っ向から立ち向かい今の伊藤忠の基礎を築いた功績は見事というほかない。人としてどのようにふるまうべきか、勉強の大切さをストレートに説く。
穀物相場でやられた話は新聞などで読んだことがあるが、相場観を持っている人が一次情報をとりにいけというのはとても納得できる。
粉飾や不正などについて、監査を活用した