丹羽宇一郎のレビュー一覧

  • 習近平はいったい何を考えているのか 新・中国の大問題

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    現場で事実を正確に捉えることの大切さを再認識できる。日本ではなかなか語られない中国の仕組みから、中国の実情に納得させられた。日本の価値・個人の価値をどう高めていくか。

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    2016年11月10日
  • 心 クリーン・オネスト・ビューティフル

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    伊藤忠商事の元社長で、中国大使も務めた丹羽宇一郎氏の著書。

    伊藤忠商事創業者である近江商人の伊藤忠兵衛や、近代資本主義を研究したマックス・ウェーバー等の思想を引き合いに、商いを行う上で、クリーン(清)・オネスト(正)・ビューティフル(美)、という「心」の大切さについて語っている。

    商いという言葉を聞くと、どうしても相手との腹の探り合いとか、一円でも多く搾り取りたいとか、弱肉強食的イメージが浮んでしまう。しかし丹羽氏が唱えるように、金銭に替えられないモチベーションや仲間との感動の共有など、正しい「心」持つ事により人間味溢れる営みとなる。

    もちろん商売である以上、利益が無ければ会社は成り立た

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    2016年09月04日
  • 中国の大問題

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    民間人から中国大使なった丹羽宇一郎による一冊。

    中国の内政・外交について決して日本よりにも中国よりにもならずに淡々と記述しており、勉強になった。

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    2016年06月06日
  • 中国の大問題

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    不戦の誓いを両国でする。しかし、それはすでに日中共同声明に入っている。
    中国は国際的には好かれている。それを認識しないといけない。アフリカの若者からの好感度は高い。
    日中共同声明など基本四文書がいかに重要かを改めて感じた。

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    2016年05月18日
  • 中国の大問題

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    いろいろ言われておりますが、商社マンとして30年、大使として2年半の実績は認めるべきであろう。
    「中国の弱みに石を打て。彼らに資することはやめ、彼らを利する戦略をもて」

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    2016年01月24日
  • 危機を突破する力 これからの日本人のための知恵

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    最初、爺さんの自慢話じゃん、と思ったが気づいたら、いいオヤジじゃねぇか、と思ったよ。なかなかの良書だね。

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    2015年12月11日
  • 中国の大問題

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    中国についての情報を集まるべく読んだ本。中国や共産党の組織体制、財政、少数民族問題、社会保障、日中関係等についてがまとめられている。
    伊藤忠時代から30年以上も中国に関わっているため、中国要人に関しての記述は具体的で要点を抑えていたと思う。断片的な中国政府についてのイメージが整理できた。
    平易な書振りで、素人には読みやすかったが、内容に新鮮みには欠けていた。

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    2015年08月05日
  • 中国の大問題

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    前中国大使によるフィールドワーク的なレポートは、他の学者達の著作とは視点が異なっていて面白い。

    中国は広大であり、世界一人口が多い国である。我々が接している情報は、中国共産党の一部の情報に過ぎない。

    草原と馬と羊がイメージされる内モンゴルは、今世紀に入ってからは毎年20%近い全国トップの成長率で急激な経済発展を遂げている。その一方で、チベット、ウイグルと同様にモンゴル族に対する粛清と弾圧の歴史を有し、大規模な抗議デモが続いている。

    中国人で日本人に会ったことがない人は98%。会ったことがあるのは2%だから約2800万人。日本に来る観光客は年間340〜350万人だから、10年かかっても35

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    2015年07月29日
  • 中国の大問題

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    ネタバレ

    伊藤忠の元社長で、その後中国大使を務めた丹羽宇一郎氏からみた中国について書かれた本です。
    中国の要人の人脈も広く、とても説得力があり日本の将来を考えさせられる内容で、なんだかとても危機感を感じました。
    中国嫌~い、なんて言ってる場合じゃないかも。

    例えばワシントンのシンクタンクがアメリカと中国に対する好感度を調査した結果なんかも驚きです。
    これは、自国にとって相手国が「敵」か「味方」かを問う調査なんですが、世界における中国に対する好感度は私のイメージより格段によいのです。
    例えば、アメリカやヨーロッパは4~5割、ラテンアメリカやアフリカは6~7割、高い国では8割ほどが中国を好意的に

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    2015年02月26日
  • 中国の大問題

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    現場主義の元伊藤忠社長、前中国全権大使が語る、日中関係が大問題となる日本の理由。
    尖閣問題のみならず最近の政治主導な展開による弊害。
    教育後進国状態を放置する弊害。
    そんな状況を放置し、密告社会を作ることにも抗わない私たち国民の現状。

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    2015年02月17日
  • 負けてたまるか! リーダーのための仕事論

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    丹羽宇一郎さんが大好きになれる本です。
    他の方も言っていることですから、敢えてこの本で学ぶ必要はないですが、リーダーになる人は必ず学ぶべきことがいっぱいあります。
    ・自分の常識を疑う
    ・人は自分の鏡である
    ・隣の芝生は必ず青く見える
    ・部下の報告が遅いのは上司の責任
    要は自分をどれだけ律せられるかということかな・・・。
    ただし、後半戦はビジネスリーダーというよりも現状の日本政治に対する批判のような感じにも聞こえるのが残念。

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    2015年02月03日
  • 負けてたまるか! 若者のための仕事論

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    人間は、仕事で磨かれ、読書で磨かれ、ヒトで磨かれるという丹羽さんの考えがまとめられている。
    普段の考え方を振り返って、以下も自分へのメモ。
    「正直であること。嘘はつかない。」
    「アリ(のように20代は働き)、トンボ(のように幅広い知見を持てるよう30代は邁進し)、人間(を理解することができる50代)になれ。」
    「努力が努力で無くなるようにせよ」
    「お金をもらって勉強させてもらっていると考えよ」
    「任された仕事を予想以上にしっかり心配りをして仕上げられているか。」
    「不自由を常と思えば不足なし」という徳川家康の言葉。
    自分の生き方(価値観)を曲げてまで会社におもねるくらいなら辞めてやる。
    世界に

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    2015年01月10日
  • 中国の大問題

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    前中国大使(民間出身としては初めての)の著者が語る、日本メディアを通した見方ではない、中国の姿が書かれています。中国の政治の概観、日本で言われている中国の問題点についての著者からの見方、本当の問題点、そして中国と付き合ううえでの日本の問題点。
    一方的な日本メディアからの情報では知りえなかった中国に対する見方を学ぶことができました。今、日本人が思っている中国に対する優位性、負けている点など、しっかりと見て判断しないと、将来それが逆転していて驚かされることになりかねない。そういう危機感を教えていただけました。

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    2014年12月23日
  • 中国の大問題

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    巻末にある、日中関係について過去に日本側から出された書簡、談話、声明の原文を読むと、マスメディアの情報との差を感じます。

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    2014年12月05日
  • 中国の大問題

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    出てくる名前がすべて固有名詞。つまり、実在の人物。これは、まちがいなく本当のことだろう。もちろん、著者の脳内で歪められているものがあるとしても、夢見るように書かれた本とは一線を画している。
    ただ、やはり…答えは出ない。
    永遠の繁栄はあり得ない。どうやって、滅びるべきか?
    あるいは延命するか?
    まぁ、できることしかできないんだが。スペックの低い脳を含めてこの身体しかない。

    Mahalo

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    2014年11月03日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    仮説思考=ゴールから逆算して考える。
    単純な考えだが、なかなか実践出来ていない。
    脳の特性(働き)から、どう動くかを考える面白い
    発想。脳科学者ならではの提案だと思った。
    色々なアイディアが詰ってます。
    一つ一つ実行に移したいです。

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    2014年09月30日
  • 負けてたまるか! リーダーのための仕事論

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    リーダーたるもの、学び続けて、逆境でも負けてたまるかと思いながら、より良い道を切り開いていくべし!という感じの力強い言葉群です。

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    2014年09月04日
  • 負けてたまるか! リーダーのための仕事論

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    リーダーたるものの姿勢、考え方として書かれているが、リーダーではなくても、一読する価値があると思います。

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    2014年02月16日
  • 負けてたまるか! リーダーのための仕事論

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    丹羽さんの本はどれも清々しいがこれも例外ではない。
    リーダー論だが、必ずしも経営者だけではなく、あらゆる職場やグループのトップにあてはまる論だと思う。
    リーダーは清く正しくあれ、というのが全体の主張。とくに新しい主張ではないが、胸にぐっとくるものはある。

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    2013年12月22日
  • 負けてたまるか! リーダーのための仕事論

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    飛行機の中でずっと読んでました。というか、読み進めたくなってしまう熱いものがあります。今まで丹羽さんの性格など知りませんでしたが、私の読み終わっての感想は「モーレツ社員」。こういう精神必要であるな、と改めて思いました。

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    2013年12月13日