日経デザインのレビュー一覧
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ビジネスの課題を創造的に解決する デザインシンキング入門
著:日経デザイン
デザイン思考は、単なる発想法ではない。一言で言うと、生活者をよく観察し、新たな気づきを得ることと言える。生活者がどう考えているか、どんなニーズを欲しているか、常に生活者の視点に立つことを忘れないのが、問題解決のソリューションに近づく最初の一歩でもある。
今までのやり方では、新しい発想を生み出すことに各社が限界を感じている。今までは主に技術やマーケットの動向から、新しい商品やサービスを考えるケースが多かった。既存に市場なら予測しやすいが、従来の延長線上の発想しか出てこない。既存の延長ではなく、新しい問題を発見してゼロ -
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実践 デザイン・シンキング
著:日経デザイン
デザイン・シンキングとは、優秀なデザイナーやクリエイティブな経営者の思考法をまねることで、これまでとは全く違う新しい発想を生み出そうとする手法である。
ビジネスに活用すれば、イノベーションを起こせるようになり、新しい商品やサービスの創造につながると期待されている。
本書は、デザイン・シンキングを実践するにはどうするべきかといった成功のポイントに加え、座談会や対談を通じて新しいデザイナーの役割についても言及している。さまざまな企業事例を通じ、デザイン・シンキングについての理解の深堀を目的としている。構成は以下の8章から成る。
①デザイン・シンキ -
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アップルの強さをデザイン面から分析した本。デザインに凝っているらしく、書籍もモノトーンのセンスを感じさせる本だった。iPhoneの分解写真もあったが、<はじめに>にもあるように、経験なども含めた「顧客とのあらゆる接点」をデザインすることに力を注ぐことに注目している。
内容は、ジョブスにとってのデザインとは、iPhone4Sの分解写真、インターフェースデザイン、アップルストアに挑んだ日本人、アップルの広告の変遷、iMac革命、Galaxyの戦いなどから見えるアップルが守りたいデザイン、ジョブスが夢見た製品(テレビ、ドッグ、ボタン不要のデザイン等々)
デザイン面からの分析の本は少ないので大変面 -
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大好きな無印良品のデザインについて知りたくて読んでみました。
シンプルな中にこだわりが詰まったデザインだからこそ、長く愛されているのだろうと思います。
「生活の基本と普遍を示し続ける」という言葉が印象的でした。
たしかに、無印良品のデザインは悪く言えばありふれていて、どこにでも真似できそうなものに見えてしまいます。
ただ、それでいて「無印がいい」と言わしめるデザインというのは、やはり非凡なものだと思います。
自分もデザインをする端くれとして、とても刺激になりました。
シンプルに見えるものでも細部にこだわって、デザインがないように見せる。
そんな自然に「そこにある」ようなモノを作っ -
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想像以上に良かった。無印良品のイメージが長年の間に変わったことに興味があり、読んでみた。
実家近くの西友の中に、物心ついた時既に無印良品が入っていた。小学生中学生位までは幼かったのもあり「地味だなぁ」「(母親に連れられて行って)つまらないなぁ」という感じだった(今も子供の趣味ではないかもしれないけど)。しかし、大人になって気付いた時には洗練された印象にいつの間にか変化していたし、家具家電や生活雑貨を購入する店として選ぶようになっていた。
これは自分の趣味の変化だけでなく、西友のPBとして生まれた無印良品が良品計画として独立し、早い段階から経営者とデザイナーが直接繋がり、商品そのものや店舗設計・ -
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ビジネスに精通する日経BP社がアイデア、ネーミングなど組み合わせて今までにないものを生み出している企業を紹介した一冊。
耕作用機械やタクシーなど身近に溢れる様々なものやサービスに工夫を凝らして他にはない商品が数々紹介されていて、知らないものも多く新しい発見もたくさんありました。
紹介されているものはどれもユニークなものが多く唯一無二の体験のできるものばかりでした。
また、商品などの写真も多く非常に発想をイメージすることが捗り理解も進む内容でした。
そんな中でも鶴屋吉信の和菓子のカウンターや肉ソン大統領の北海道肉デカチキンカレーは本書の中でも非常に興味が湧きました。
本書で紹介されている企 -
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