【感想・ネタバレ】創造する会社 成功する“身の丈イノベーション”の進め方のレビュー

あらすじ

自社の資金力や人手に応じ、ちょっとした知恵と発想でちょっとだけ新しいものを創る。
「創造する会社」の成功のヒミツ、発想法を詳しく解説!

新しい商品やサービスを生み出し、他社との差異化を図る――企業が成長し続けるためには、「イノベーション」が不可欠です。イノベーションというと、「今までにない世界的な新発明」「従来のマーケットをひっくり返すようなサービス」「開発には多額の投資が必要」・・・といったイメージを抱きがちですが、必ずしもそうではありません。
大企業のような潤沢な経営資源・体力を持たない中堅中小企業でも、自社の限界を踏まえたうえで知恵とアイデアを出し合い、新しい商品やサービスを次々と開発しています。これが「身の丈イノベーション」。大企業のような人手や時間、コストをかけなくとも、ちょっとした工夫、ユニークな発想で成果を上げているのです。
本書では、そんな「身の丈イノベーション」を実現するための重要なポイントを豊富な事例とともに分かりやすく解説します。

●突き抜けたアイデアを形にするにはどうすべきか
●「売り方」や「見せ方」で差を付けるには何をすべきか
●売れる商品やサービスのネーミングをどう考えるべきか
●人が集まる「場」を作るヒント テーマパークにおもてなしの極意を学ぶ

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Posted by ブクログ

ビジネスに精通する日経BP社がアイデア、ネーミングなど組み合わせて今までにないものを生み出している企業を紹介した一冊。

耕作用機械やタクシーなど身近に溢れる様々なものやサービスに工夫を凝らして他にはない商品が数々紹介されていて、知らないものも多く新しい発見もたくさんありました。
紹介されているものはどれもユニークなものが多く唯一無二の体験のできるものばかりでした。
また、商品などの写真も多く非常に発想をイメージすることが捗り理解も進む内容でした。

そんな中でも鶴屋吉信の和菓子のカウンターや肉ソン大統領の北海道肉デカチキンカレーは本書の中でも非常に興味が湧きました。

本書で紹介されている企業は商品や施設だけでなくパッケージや痒いところに手が届くサービスなどにもこだわり、全体に工夫を施すことでファンを掴むことに成功しているとも感じました。
紹介されている企業の魅力を紹介するカタログの側面と身の丈の範囲内でネーミングや売り方などを工夫する斬新な発想を生み出すためのヒントが詰まった一冊だと感じました。

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2019年07月23日

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