大川修二のレビュー一覧
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友人と話していると、スターバックスにいる人はスターバックスにいる自分がかっこいいと思って座っている、とよく言っていた。
その時私も納得していたが、この本を読んでそれはスターバックスの基本的な価値観にも通ずる所があり、スターバックスという場所は人々の憩いの場であると同時に優越感にも浸れる特別な店を想定してつくられていると知った。
ハワードさんから学んだことは、自分が信じた価値観を決して曲げないことと、自らの意見だけに頼らずきちんと周りの意見に耳を傾けて実行していく力。
危機に直面するとつい安直な方向に進みがちだが、スターバックスは価値観を基準にブレることなく乗り越えてきた。
現在コロナウイルスで閉店している状況だが、ある意味今後のスターバックスがどう乗り越えていくのか楽しみである。
早くお店でコーヒー飲みたいです。 -
Posted by ブクログ
「最もやりがいを感じるのは、才能に恵まれた人が、苦難を乗り越えて、会社と共に成長する姿を目にする時」
「人々と共に獲得する成功ほど嬉しいものはない」
あと、1店舗で客が混雑しているからそのニーズに応えるためにもう一店舗増やすと、一店舗あたりの売り上げが落ちて、株価が落ちるというところに、株価だけでは判断し得ないものがあること
仕事ができる人は同時にデザイン、スタイリッシュさにもこだわりがあるということに対して
確かに、ビジネスメールも仕事ができるほどスタイリッシュ(フォント・フォーマットがきれい)という共通点があるなと思った
(ビジネスメールのフォーマットだけでも相手に評価される怖さ) -
Posted by ブクログ
自身とスターバックスの伝記。これからの人類にとって必要な会社、組織は、自社製品ではなく作品、モノではなくそれを超える価値を生み出していける存在のみだと感じる。むしろその一点に集中すべき。アップルにも同じ息遣いを感じる。自社はどうか?
・スターバックスは人々の心の琴線に触れているのだ
・コーヒーをワインと同じように扱う
・コーヒーはイタリアン人にとって音楽のような存在だ
・革新的なアイデアが新しいパラダイムを形成し歴史的な出来事になると、その価値を予め予見していた人物が脚光を浴びる。だが、やがてそれは新たな社会現象を生み、新語としてテレビのトークショーやコメディー番組で使われ始め、ついには辞書に載り、文化と時代の象徴となる。このときこのアイデアは、単なる一企業家や小集団の時宜を得たきらめきなどという域をはるかに越えた存在となるのだ。
・フラプチーノの開発に調査(フォーカスグループ)は行なっていない
・スターバックスの将来に決定的な影響をもたらすアイデアが、昨日入社したばかりのバリスターの心の中に芽生えているかもしれない
・相違点があることを不満に思うよりも、むしろ喜ぶ事を学んだ。
・絶えず変化し続けるこの社会において、最も永続性のある強力なブランドは「真心」から生まれる。
→永く続く企業とは信頼される企業にほかならない。(広告キャンペーンでは生まれない)
→ナイキ(フィル・ナイト):最高のアスリートが選ぶシューズ という遺産を脈々と引き継いでいる
・偉大なブランドは、常にそれ自身を越えたものを象徴する。
→ディズニー:楽しさ、家族、娯楽
→ナイキ :卓越した運動能力の象徴
・同じ顧客でも時間、場所、気分でニーズが変わる
・最も重要な部署はマーケティングではなく人事部だ。(企業は人なり)
・相手の欠点を単刀直入に指摘し、どうすればよいか教えてあげることこそプロフェッショナルな態度だ。
・秘密のスタジオ:芸術家、建築家、デザイナーで構成するチームが次世代店舗をデザインしている。創造性の泉が涸れないよう。
・問題にぶつかると、それを修正するだけではなく、その過程で今までにない、素晴らしい何ものかを生み出す。
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スターバックスの創業当時からの成り立ちはとても勉強になった。
元々、スターバックスは豆売専門店だったが、ハワードシュルツのエスプレッソやコーヒーへの情熱が現在に至るスターバックスの発展の原動力となった。
あとはハワードシュルツの上昇志向。シアトルから全国へ拡大していく過程の話は本書でも一番興味深かった箇所かもしれない。
後半は会社の規模が大きくなり、それにつれて登場する社員や幹部も増えてきたが、会社として軸がブレることなく、決めた方針に真っ直ぐ進むことの大変さ、そして重要さが伝わってきた。
本書全体の内容としてはコーヒーのスキルや知識ではなく、ハワードシュルツのスターバックスへの熱い情熱と経営手腕、経営観がメイン。
業種、職種問わず、有益なことが書かれている。
個人的に一番心に残ったのは以下フレーズ。
「何をやるにしても、危険を避けようとしたり、ありきたりの方法で妥協したり、これまでの方式に合わせようとしてはならない。期待されたことをやるだけでは、期待以上の成果を上げることは不可能なのである。」 -
Posted by ブクログ
ネタバレマーケティングの様々なコンセプト考え方についてまとめたもの。エッセンスがまとまっている良著。ただテクノロジーの進化により最新の部分は変わっているため、その点は認識しておく必要あり
<メモ>
・マーケターが目指すべきは顧客と長期にわたる互恵的関係を築くこと。事業の価値は顧客の生涯価値以上のものではありえない。
・マーケティングは1日あれば学べるが、使いこなすには一生かかること。
・顧客ロイヤリティが高まれば、広告費用は減少する。
満足した顧客は広告せずとも再購入してくれる。また、企業に変わって広告活動を行なってくれる。広告で来る人は安ければどこでも良い人が多かったりする。
・広告はテレビコマーシャルをはるかに超えたもの。ブランディング、パッケージング、推奨、広報活動、後援、顧客サービスまで含んだ活動。
・ブランドは広告、PR、スポンサーシップ、イベント、社会貢献活動、会員制組織、スポークパーソンなど様々なツールの組み合わせによって総合的に構築されていくもの。
・ブランドは広告するのではなく、体現すること。顧客にポジティブな経験を提供する社員の手で築かれるもの。
・企業にとって最も必要なことは生き生きとした起業家精神を持ち続けること。起業家精神を育む方法はいくつもあり、自由な発想を促す、優れたアイデアを褒賞する、提案制度を確立する。開発プロジェクトチームを作る、3ヶ月ごとに社員全員参加のアイデア自慢セッションを開くなどである。
・成長戦略として、現在参入している市場を再定義するという方法がある。ジャックウェルチは「現在の市場シェアがわずか10%になるよう市場を再定義せよ」と指示し、より大きな市場の中に自社を位置付けるようにした。
・イノベーション指標、投入後3年以内の製品の売上高が全売上高中に占める割合を示すもの。最低でも20%を確保すべき。
・リーダーになるためには人々と接する時間、機会を探し求める時間、ビジョンを描く時間、目標を設定する時間を増やさなければならない。
・最高経営責任者は企業の設計者でなければならない。最高執行責任者は設計された枠組みの中で資源を最大限に活用するエンジニアでなければならない。それぞれの務めを十分果たすためには優れたセールススキルが求められる。
・ビジネスリーダーの仕事は意味を創造すること。
ビジョンを描くとは見えないものを観ること。
社員や利害関係者を奮い立たせるような大いなる機会をありありと描き出す能力。
・3つのポジショニング。製品リーダーシップ、オペレーションの卓越性、カスタマーインティマシー(顧客との親密さ)
・5つのポジショニング可能領域 製品、価格、アクセス容易性、付加価値サービス、顧客の経験
優れた企業は5つのうち1つで支配的地位、別の1つは平均以上、残る3つは業界平均。 -
Posted by ブクログ
ネタバレスターバックスという空間は、どのようにして作られたのか?
世界の大きな都市にはどこにでもあると言っていいほどの店舗数を構えるスターバックス。
イタリアの深煎りコーヒー「エスプレッソ」を主軸に今まで歩んできた数々のストーリー。
『スターバックス成功物語』
会長兼CEOのハワード・シュルツ氏が綴る、自己啓発の要素を含むビジネス・エッセイ本。
本書を読んで印象に残った3点を紹介します。
1つめ、社員とコーヒーの品質に重点をおいた社訓
2つめ、自分を導いてくれる助言者を探し続けること。
3つめ、損得だけではない思いやりの思考
会社の目的は利益を求めることではあるが、スターバックスは収支が赤字になろうとも、利益より品質を優先する会社だ。
スターバックスは社員と対等な立場に立ち、社員に愛される職場環境を作り、その社員はこよなくコーヒーを愛する。
ハワード・シュルツ氏の人を思いやる温かい志が感じられる1冊! -
Posted by ブクログ
私にとっての「スターバックス」は、単なる喫茶店ではなく、心を落ち着かせる場所である。
もちろん、コーヒーを含めて飲食メニューの質も高い。
仕事の後、買い物の途中、ゆっくり読書をしたい時、あらゆる時の選択肢の1番手となるのは「スターバックス」だ。
その「スターバックス」をいかに素晴らしい企業として成長させてきたか、またどんな困難に立ち向かい乗り越えてきたかが本書には書かれている。
小売業が厳しい競争に晒されている時代に、どうして「スターバックス」は、他より高い単価にもかかわらず成長し続けられるのか(現在の経営状況を見てないので、間違ってたらすみません。)
本書を読めば、他の企業との違いが分かると思います。 -
Posted by ブクログ
最近、マズローの欲求5段階説を基にして「仕事における欲求段階」を自分なりに定義し「仕事の持つ可能性」を見出すという、『いったいなんのことだかわからないプレゼン』をしました(´・ω・`)しかしまぁやってみると案外おもしろくて、資料として読んだこの本も結構おもしろかったのでご紹介まで。いやしかしまだこれ全部読んでないんですけども。文字がいっぱいあって読めないという中学生のような壁にぶち当たりましたが、大人なので「忙しいから」という言い訳をします。必要な部分以外は『ぱらぱらと』読んだのですが、やはり「自己実現」という言葉に弱いのは政策科学部病でしょうか。自己実現の先にあるのは「自己を超越し他者のために尽くす」という、ナイチンゲール的な段階。しかし人間、仕事を通じてであれば「誰か」のためにがんばることができるのでしょう。「誰かの笑顔のために」みたいな。