大田垣晴子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
東京を親子で楽しむ様子を描いた1冊。
自由が丘スイーツフォレストや羽田クロノゲート、くすりミュージアムなど、子どもと一緒に遊べる・学べる場所が満載!
ほのぼのとした空気の緻密なイラストは読んでいて楽しい。
みる、あそぶ、まなぶ、つくるのチャプター毎にまとめられ、全部面白そう〜!
ほぼほぼイラストで構成されており、気軽に読める。
ここ知ってる!というところもあったが、大半は知らない場所。
こんな場所があるのか〜、と思わずGoogleマップに保存wいずれ行きたい。
幼児〜、小学校高学年〜、など楽しめる対象年齢も併記しているのが親切。
どのページも作者やお子さんの全力で楽しんでいる様子が伝わってき -
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Posted by ブクログ
恥ずかしながら七十二候はこの歳で初耳でした。
二十四節気ですら、単語は知っていても主だったもの(立春とか)くらいしか意識したことなかったのでとても新鮮でした。
わかりやすく手短な解説に加え、大田垣さんのかわいらしくてカラフルなイラストがとても楽しく「細やかな季節感」をどっぷり楽しめました。
自分の誕生日の頃は「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」。最近ではまだまだ猛暑たけなわなイメージだけど、幼かった頃は夕方頃の空気感がほんのり秋めいてた印象も確かにありますね。
読みながら、今年は季節の移ろいに鈍感にならず能動的に感じる手始めの年にしたいし、食べる物なんかも季節感を大事にしていきたいなぁと思いました。 -
Posted by ブクログ
相変わらずごちゃごちゃしてページを追いづらいが、太田垣さんのコミックエッセイはどれも笑えるし思考も深い。
本書のテーマはエロ。ホストクラブ・キャバクラ・ソープランドといった風俗店や、SM・スワップ・AVといった性癖、フェミニズム・セックスレスといった社会問題と非常に幅広い。この分野の関連事項は女性視線からのものはもちろん、男性視線からのものも含めてほとんど網羅しているといってよい。
著者の好奇心旺盛さには頭が下がるが、単なる好奇心だけではなく、個々のシステムから歴史、問題点などを詳しく論じている。初見のものはもちろん、ある程度経験あるものについてもさらなる雑学を仕入れることとなるだろ -
Posted by ブクログ
季節の移ろいを感じる
今日で八月も終わり。
暦の上では既に秋とはいえ、9月からは本格的に秋、という気分になる。
天地始粛、これが九月一日頃まで、二日からは禾乃登だと区分けされている。
食欲の秋。
人気のイラストレーターである著者であるが、本書の画は見ていて本当に面白い。
雷神の絵もあり、『あさきゆめみし』の雲居雁や末摘花あり。
主に描かれるのは動物や植物、風景なのだがこれがとても美しい。
細密画ではないのに、そのイメージ通りだし、香りや感触が伝わってくる。
季節を描いた本であるからそれらは当然のこととしても、時折でてくる著者の娘が何ともかわいらしい。
子供がいるから行う季節の行事もあるし、