桜井光のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最初に断言します。
面白かった!!!!!
シリーズ通して言えば他のレビューでさんざん酷評されてる通り大きな欠点や難点はあります。
その最たるものはエピソードが時系列順に並んでおらず頻繁に視点が入れ替わるため読者が混乱すること、戦闘シーンの省略などですが、それらを差し引いても声を大にして面白かったと言いたい。
けれどこの感慨は全巻通して読んでこそ得られるものだと思います。
志半ばに散っていったマスターや英霊たち、各陣営の視点で聖杯にかける願いや心情が長々と語られ掘り下げられたこそ、最終巻にして漸く正義の味方に覚醒したプロトアーサーの主人公としての震えるほどのかっこよさが輝く。
正直に白状する -
Posted by ブクログ
FGOはジキル贔屓で、彼が登場すると聞いて購入しました。
文体は他の方のレビューで指摘されるほど酷いとは思いませんでした。
癖が強いのは確かですが下手ではないです。
ライアーソフトは異国情緒あふれる独特の世界観と詩的で絢爛なテキストが魅力なので、その雰囲気を引き継いでると思います(静謐のハサンのパート等)
そして日常パートも心の機微の汲み取り方が丁寧でとてもいいです。
結論から申し上げるとFGOのジキルが好きなら是非読んでほしい。
幕間で語られる前マスター「タツミ」がどんな人物か、マスターである以前に時空を超えて巡り合った、互いの「正義」に共感する友人同士だった彼らが、何を思い何を願い共闘した -
Posted by ブクログ
なんかラスボス系ヒロインとして、やる夫スレとかでガワをよく使われてたり、二次創作やFGOの雑談でもヤバいやつ言われてたから覚悟して読み始めたんだけど、 1巻時点だと思ったより沙条愛歌がマシなタイプと言うか、この前ブラッドサインで白き女王とか言う化物見てたせいか相対的に凄くマシというか有情に見える。少なくとも可愛がっているペットレベルだとしても家族に向けた情がある時点でこの手のキャラとしてはマシだし、条件が合えばセイバーが手綱握れてた感ある。 敵マスターへの残虐行為も、まぁ敵だし。最後の儀式かなー懸念点は。
そして現代時間軸の沙条綾香さん、こう言ったコンプレックス塗れで若干の人間不信があるキャラ -
購入済み
クトゥルフ神話
探偵物ではなくクトゥルフ神話の世界観です。
ホラーやグロ耐性がない方は読まないように…
と言っても、そこまで恐くはないのは一巻だから?
巻末の解説はTRPGに詳しくない自分には意味不明でした…
もっとクトゥルフ神話寄りの解説が良かった… -
購入済み
物語は序章に過ぎず…
『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』ここに完結です。
しかし、物語は壮大な前日譚に過ぎず本当の物語は今後の展開を待つしかありません…
しかし、明確な予告こそなかった物の、今後何らかの展開を想起させるような発言がありました。
否が応でも形にして欲しいものです…
切実に… -
ネタバレ 購入済み
ファントムの話が面白かった
1巻に続き、購入。相変わらずシリアスな話もコミカルに
描いていてさっくりと読みやすい。
解説するキャラは表紙を飾っているキャラです
・牛若丸
・二トリクス
・佐々木小次郎
・ナイチンゲール
・ヘクトール
・葛飾北斎
・ファントム
個人的にヘクトールはあまり知らなかったので面白かった
ファントムの話はナーサリーライムの力でオペラ座の話にぐだ男とマシュが入る話
物語の中でぐだ男とマシュが性転換してるのがよかった。男バージョンのマシュがとてもかっこよかった(ほぼ外見ギャラハット)
次巻も楽しみなので星4です -
購入済み
タイトル通り
4コマ漫画で絵柄も可愛く読みやすい
FGOに登場する英雄たちについて
どんな人生を生きて伝説になったのかを
コミカルに描いてある主人公ことぐだおの性格も
男子高校生という感じで感情移入しやすくて良い
さっくり読めるので星4としました -
Posted by ブクログ
ネタバレアーサーが愛歌に視ていたのは、きっとモルガンだったのかもしれない。けれど、モルガンとは違う彼女、瞳に湛えられたのは「狂気」としてアーサーの目に映っていたのだろう。
何よりも純粋な綾香を守るために彼はマスターである愛歌を殺した。ブリテンの崩壊は変わらない事象、それを覆すよりも彼は一人の少女を守りたかった。王として、人として……
アーサーがアルトリアとは違う形でブリテンの崩壊を認める経緯。面白かったです。
アーサーがFateでは一番好きです。
ただ、桜井作品は読み辛い……
※商品カテゴリがマンガになっていますが、小説ですのでご注意を。 -
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Posted by ブクログ
昼は普通の女子高生で小城ソーマの同級生、夜は電脳を喰らう怪物・ホラーを狩る為、深夜のルルイエトーキョーを駆ける薄緑(グリーン)ことユーノ・柏木。奥深くに眠る自らの過去に背を向け続ける彼女はルルイエの地下層で起こる連続電脳死事件の調査を依頼される。鮫のような笑顔を張り付けた荒事屋・Sとアルケミーカルトの電脳魔術師・荼天、黒迦と共に真相へ近付いていくユーノ。ホラーの上位種・アークの毒牙もまた近付いていることを知らずに――
一巻の内容を既に忘れかけてはいるのだけど、面白く読めました。一巻から既にユーノあやしいことはわかってた、やっぱりソーマと同業だったのね。そして銀の腕の正体がソーマと言うことを知 -
Posted by ブクログ
西暦20XX年、電脳都市トーキョー・ルルイエでは人を喰らう電脳の化け物・ホラーによる被害が相次いでいた。掃除屋・小城ソーマは独り、銀の腕で奴らを狩る。しかしある晩出逢った不思議な少女・ククリを助けたことが引き金となって、ルルイエを覆う巨大な陰謀に巻き込まれていく。真相に辿り着いた時、ソーマは、ククリを――スチームパンクシリーズでお馴染み桜井光の真骨頂が炸裂するサイバーパンクアクション!
尊敬する桜井先生のラノベです。スチパンシリーズではない独立したもので、お得意のサイバーパンク! スチパンで言うとインガノックを思い出しました。ソーマの「喚くな」とか。ククリが何となくキーアっぽいポジションでも