内田かずひろのレビュー一覧

  • 子どものための哲学対話

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    小学生の時に読んだものだが、大人になっても読んでいい本。
    内容は哲学的で考えさせられることだし、何度も間を開けて再読したい。

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    2024年01月04日
  • 子どものための哲学対話

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    ネタバレ

    子どものための、と冠しているけど、大人でもなるほどなと思える部分が多くて、面白かった。
    ぼくと、猫のペネトレの、対話形式の哲学書。

    個人的に面白かったのは、ネクラとネアカの話。
    「根が明るいっていうのはね、なぜだか、根本的に、自分自身で満ち足りているってことなんだ。なんにも意味のあることをしていなくても、ほかのだれに認めてもらわなくても、ただ存在してちるだけで満ち足りているってことなんだよ。根が暗いっていうのはその逆でね、なにか意味のあることをしたり、ほかのだれかに認めてもらわなくては、満たされない人のことなんだ。それが下品ってことさ。」
    自分と夫の違いは、こういうことなんだと腑に落ちた。ち

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    2023年10月31日
  • 子どものための哲学対話

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    猫との対話形式で話し言葉で書いてあるから、子供でも大人でも読みやすい。
    内容自体は哲学なだけあって小難しいですが。
    かんがえかたを教えてくれるっていう感じ。全ての問いに"こうだ"という答えが出るわけではないのが哲学っぽい笑
    今見てる立ち位置から考えない、多角的に考える、こうするのはどうかな?などなど、思考のヒントがもらえるので大人子ども問わず頭硬くて困ってる人は読んでみてもいいかも笑
    親子で読んで、内容について話し合ってみるのも楽しそう。

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    2023年08月23日
  • 子どものための哲学対話

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    わかったような気になったりわからなかったりするけど考えるきっかけにはなる
    が、実際に考えれてはいない

    あと読んでいると私はどうしようもない人間なんだな…と理解した

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    2023年04月24日
  • 子どものための哲学対話

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    哲学の本だけど、子ども向けの本だからか、言い切り型の文章が続き、いい歳の大人としては、「世の中はそんなに単純に生きれないよ」とモヤっとしたのは正直な話。一つのテーマを深く追求することもない。でも、家事の合間にふと本のテーマが頭をよぎり考え込む。だからきっと子どもたちの心にも、考えるきっかけ、思考の種を植えてくれる、そんな本だと思う。

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    2022年09月27日
  • 子どものための哲学対話

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    三年前、ぼくが小学五年生の時から家に住み着くようになったペネトレという猫はとても不思議な猫なんだ。
    名前もへんだけど、なによりおかしいのは人間の言葉を話すってこと。
    でも普通の人が言うようなことは絶対言わない。ペネトレは人間はなんのために生きているのか」とか「学校には行かなくちゃいけないのか」そういう問題について話すんだ。
    ペネトレのいうことは普通の人とは全然違う。でもよく考えてみると、ひょっとしたらペネトレの考えが正しいんじゃないかって思えてくる。

    そんなぼくとペネトレの対話の記録


    前半はとても読みやすく、うーんなるほどな〜と思わず考えてしまいような内容で、子どもが物事の考え方を学ぶ本

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    2022年06月30日
  • 子どものための哲学対話

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    子供向けのようで大人向け。
    哲学とはなんぞやといった、とっかかりを与えてくれる良い作品だと思います。

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    2021年11月13日
  • 子どものための哲学対話

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    平淡な文で書かれているようで難しい。後半の対話は子供には難しすぎる気がしますわ。上品と下品について気になりました。存在してるだけで満ちたりしている→上品、青い鳥を捕まえるとそれは青い鳥でなくなり、家で飼っている鳥が実は青い鳥。

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    2020年12月18日
  • 子どものための哲学対話

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    考えなくてもいい、どうでもいい、考えたってどうしようもない。
    哲学はそういった感想が多い、というかそう思ってしまうのは仕方がない。

    でも、いつからそう思うようになったのか?
    なんで無駄と思うようになったのか?
    「いつ」「誰に」そう「思うように」「させられたのか?」

    そういったことを、尊敬する哲学の教授が言ってたのを思い出した。



    この本は「問い」に対して答えている猫に、問いの「答え」を求めてはいけないと思った。
    読む「姿勢」で、かなり受け取る側が変わってしまう恐れがあると思った。
    一緒に考えながら、読んでいくのは「哲学」だし、あくまでも、ひとつの思考であって、そこから自分はどう思うかが

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    2020年05月29日
  • 子どものための哲学対話

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    中学二年生の男の子とペネトレという名前の猫の哲学対話です。
    空想を用いた思考実験を平易な言葉で伝えるもののようでもあります。

    なかなか面白いトピックを2ページだとか3ページだとかで語り合い、
    答えを出していく形式。
    この、猫のペネトレがやっかい者で、ときに難癖のように、
    常識から外れたことを平然とのたまったりしますが、
    それが、この本の醍醐味であり、大体、常識ってなんだろう、
    そんなものは正しいのかどうか、みたいな問答の連続なのです。

    まず、「人間とは何のために生きているのか」という
    問いから始まります。
    宗教的ではなくて、哲学的な答えがさらりと述べられ、
    それは「遊ぶため」だという。

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    2025年06月26日
  • 結婚失格

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    とっても面白く読ませていただいたんだけど・・・

    自分のすべてをさらけ出して、ネガティブな部分も、他人にどう思われようが自分は正しい・・・というところまですべてをさらけ出して、そうまでして拘るものってなんだろう?

    一方的過ぎて感想も書けないさ。みたいな感想。

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    2012年11月10日
  • 結婚失格

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    自身の離婚体験を綴った書評小説。男は物悲しくて女々しいもんだ。
    うん。女々しい。しかしそれが正しい。

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    2012年07月24日
  • 結婚失格

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    突然別れを切り出される方って、とかく「自分は何も変わってないのに・・・」とか「自分は悪くないのに・・・」って思いがちだよね。
    それをしつこく相手に詰め寄ると、うっとうしがられる・・・。
    そういうことを久しぶりに思い出させてくれた本でした。

    枡野さんの現在を知りたいなぁ。

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    2013年05月25日
  • 結婚失格

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    自伝的小説、短歌、エッセイ。
    不思議な形態の本。
    漫画家の妻との離婚が男性の目線で生々しく書かれている。

    あとがきが説明口調でちょっと冗長的かなと感じたが町山智浩の解説が的確で面白い。

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    2011年07月14日
  • 結婚失格

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    あとがきこそ本編の、リアル離婚調停自伝小説。

    もともと南Q太が好きで、元旦那の視点を読んでみたくなり
    手に取ったのだが、本書は思った以上に主観だらけで根っこの部分がよくわからなかった
    他人がわかる必要がないのか?とも思うが読む限りはもう少し、わかりたかった。

    著者の枡野さんは、よくもわるくも自分に正直なんですね。

    離婚は、だれが悪いとか、明確にする必要はないんだと思う。
    ただ、お互い全く違う人間なので
    わかりあえなくなったら
    わかりあえていたことが夢か幻のようになってしまうんだなあ

    その原因は すくなくとも 片方ではない。

    町山さんの解説は、ほんとうに「解説」です

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    2011年03月05日
  • 結婚失格

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    南Q太さんの元夫である枡野さんの本を読んだのは書評の中に銀色夏生さんの元夫であるイカちんが登場するからです。2人の離婚に至る経緯が似ていて面白い。妻もタイプ的に似ているのだろうな。

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    2010年09月06日
  • 結婚失格

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    枡野さんの描く小説が好きで、
    短歌は、買って読もうと思う自分ではないので読まないだけで、
    何かの拍子に目にするものはおもしろいな、と思っていて、
    そういうわけで枡野さんの本を漁っていたときにこの本の存在を知った。
    うわ、そんなこと書いちゃうんだーと、読んでみたくなったのは、興味本位というか、噂好きのおばちゃんの域を出ない感じだった。

    短歌はもともと感情をストレートに表すものだけれど、
    書評部分と言い、解説といい、興味本位で覗いちゃいかん世界だった。濃いいです。

    いや読んでみて良かったよ、でも。
    そこに人が居る、という感じがした。
    男の人と、女の人では、感想が違いそう。

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    2010年07月26日
  • 結婚失格

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    うーん。この人、生きづらいだろうなあ。痛々しい。
    せめて仕事がうまくいってほしい、と切に思いました。
    でも、小説としてはどうでしょう。そっちに行くのでしょうか。

    コントはものすごくすばらしいのに、芝居を書いたらもう全然魅力的じゃなかった人のことを思い出して、あの残念さがよみがえった。
    その人の芝居はもう観に行かなくなってしまったけど(コントは相変わらず鳥肌がたつほどすばらしいのに!)、今は芝居もおもしろいのかなあ。あのがっかりさをもう一度味わうのが怖くてまだ行けない。

    ものを生み出す仕事って、大変だなあ。

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    2010年07月20日
  • シロと歩けば (1)

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    読み返すと今でも泣いてしまう本ベスト2。
    犬ってさぁ、犬ってさぁ。ホントこうなんだよな〜〜(涙
    可愛くてケナゲで…
    下手な絵がまたぐっと来ます。

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    2009年10月04日