三浦裕子のレビュー一覧

  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    ネタバレ

    長かったが、最後の方は読む手が止まらなかった。
    あとがきにご本人が出てきたのが一番興奮して、泣いた。

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    2026年05月12日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    台中にある日本式のレトロ建築でシェアハウスをする女子学生4人と大家さんの話。食卓に展開される台湾ならではの美食と軽快な会話に手が止まらない。
    何気ない日常の中で、食卓は文化を凝縮し空間は記憶を留める。誰もが抱える葛藤や揺らぎからふっと心が解放される一作だった。

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    2026年05月09日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    装丁のお洒落さと、これまで読んでこなかったであろう題材、台湾割譲していた時代の日本と台湾の関係性や歴史が知れるかもと好奇心が高まり手に取ってみたら…

    目次が美味しそうな台湾名物料理で埋め尽くされていて、
    想像していた題材と毛色が違いそう?!と予感しつつ、
    読後はやっぱり毛色が違った(そりゃあただの食い倒れ旅では終わらない)。
    辻村深月さんの『傲慢と善良』を思い出した。

    台湾は以前6日間かけて台北〜台中〜台南まで旅行したことがあって、特に台北では親日家の人も多く、現地のお婆ちゃん世代によく日本語で話しかけられたなーと感じたんだけど

    そりゃ昔のとはいえ、統治した側とされた側が
    全くもって円満

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    2026年05月08日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    何度か訪れたことのある台湾。鹿港の屋台で食べた牡蠣のオムレツ。九份狭い坂道にある総合魚丸湯。太魯閣に向かう途中の駅で見かけた駅弁。
    なんかむくむくと再び行きたいくなってきてしまった。

    昭和初期のあの時代のことを少し思い出し憂鬱な気持ちになり、そうだ若い時にその歴史を知っていたはずなのにすっかり忘れてしまっていた。

    色々なことを考えてしまった。主に食べ物だが。

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    2026年05月01日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    人と人が交流の末にお互いを大切に思いあうところがステキな話だった。
    しかし、台湾について考えるとその歴史を考えてしまう。

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    2026年04月19日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    面白かった。なにより美味しそうな食べ物がたくさん出てきて、また台湾に行きたくなった。

    見かけでは相手の立場に寄り添う装いをしながら、その態度の中に知らず知らずの間に根付いた傲慢な価値観があり、相手を不快にさせてしまう。現代でも、私たちは場面によって、千鶴子の側にも千鶴の側にもなりうるかもしれない。
    本当の意味で偏りのない考えを持つことは不可能だと思う。けれど、自分とは違う立場の人と向き合うとき、そのことを自覚しているかどうかは大きいのではないか。あるいは過ちに気づいた時どうするか、を大切にしたいと思った。

    百合といってもあからさまではなく読みやすいので、沢山の人に読んでほしい一冊。

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    2026年04月16日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    台湾旅行のお供に読んだ本。

    漫遊鉄道とタイトルにあるが、鉄道旅の物語というよりは台湾美食の物語である。
    知らない台湾料理がたくさん出てきて、台湾旅行で食したものなどほんの一握りに過ぎないのだと衝撃を受けた。

    食の描写が細かいので前半はやや冗長に感じられたが、千鶴子と千鶴の関係が揺らぎ始める後半はどうなるのだろうと一気に読み進め、最後は涙を堪えながら読んだ。

    千鶴にとっても、言葉ではうまく表せられないけれど大切な人だったのだと思う。

    あとがきがまた泣ける。
    本当の話だと勘違いしてしまうくらい。

    歴史として台湾が日本の統治下にあったことを知ってはいても、本島人と内地人、支配する側とされる

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    2026年04月09日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    ネタバレ

    戦前の台湾を素敵な人と一緒に鉄道で旅して、美味しいものを食べまくる話。と思いきや、植民地としての台湾人の心の複雑さに触れてガツンとくる。

    台湾の人は日本人に対して良い感情を持っているとよく言われるが、そこには微妙な感覚もあるのね。
    保護しているつもりで全然対等ではない、ということに気付かない傲慢さが痛い…

    それでも台湾の素敵さはしっかり味わえます。
    ほんとにバラエティに富んだ食べ物があって、ワクワクします。
    鉄道好きにもたまらない話。是非路線図を用意して、道中の名所を検索しつつ読みましょう。百合要素が好きな人にもお勧め。

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    2026年04月07日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    最初は自分にとっては少女趣味かな?と思いました。
    が、進むにつれ違和感なく楽しめました。
    本編後のあとがきが興味深かったです。
    台湾好きはもちろん、そうでない方にもお勧めします。

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    2026年03月29日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    楽しい気持ちにしつつも寂寥感や過去への複雑な感情(フィクション・ノンフィクションともに)を揺さぶってくるのが巧いなあと。
    漫遊鉄道〜が分厚めだったのでこっちを選んだんだけど、とっかかりには良かった。次はあっち読もう。
    百合作家さんとは知らなかったので、へーーーでしたね

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    2026年02月28日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    鉄道美食百合がコンセプトって、自分の好きなもの詰め込みましたって、森薫以来の正直な発言聞いた。
    行ったことない台湾で、時代設定が戦前の日本が調子こいてた時代。
    千鶴子はまるっきり傲慢な男のようで、経済力と地位を持つと男女関係なく傲慢なおっさんみたいになるのか?千鶴がまた通訳から料理まで何でも出来るスーパー女子、その上控えめで小悪魔的なとこもある、なんて理想的な女だから好きなんじゃない?最後までそう思った。女社会を知ってたら、そういうタイプは実は気が強いって知ってるし、千鶴子はほんとに自分の興味無いことはどうでもいいんだな。友達いないわけだ。宝塚の男役みたいな気になってるのかな。美島が正直に答え

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    2026年02月11日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    ネタバレ

    百合か…?ああ百合じゃなさそう…(訳者あとがきを読んで)百合だった…。
    となった。
    でも百合どうこう置いておいてとても面白い本。最後のあとがき達を含めた粋な演出。
    現代的な語り口調が読みやすい。心優しいが本当にその人のためを思ってしているかについては考えもしない、傍若無人な青山さん。いると思う。そして植民地主義に嫌悪を表しながら、根底には根付いているような。そういうのもあるあるだと思う。日本が台湾を見た時、今この現代においても どのくらいリスペクトの心があるか。

    最後の訳者あとがきを読んで、このところ感じていたことが言葉にされていて とてもしっくりきた。

    「しかし、これは単なる懐古 ブーム

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    2026年02月03日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    面白かった。台湾のおしゃれ感とレトロ感がほどよい。出てくるご飯も食べたくなる。エピソード多すぎて回収できてないようにも思うけど魅力ある小説だった。

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    2026年01月27日
  • 海風クラブ

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    台湾の巨人が住むとされる田舎町が開発され抵抗するも時代の波にのまれてしまうようなお話。あまりあらすじはよくわからなかったけど、自然も大事で、でも生きていくためには産業やお金も必要で・・という葛藤が描かれていたのかな。巨人の存在が哀しげだった。

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    2026年01月09日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    台湾を舞台に旧日本式家屋に住む4人の女性と大家の女性の物語。お金のこと、過去の古傷などそれぞれ悩みを抱えながらも、ゆるく繋がる女性たちが少しずつ歩を進めていく。

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    2026年01月04日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    古い日本家屋の女性用シェアハウスに集った美しい女性5人と、さらにもう1人の物語。
    それぞれに魅力的な登場人物たちがお互いの出会いを通じて変わっていく様子が語られます。
    そして、最後の章で、なぜ台中の古い日本家屋がシェアハウスになって、この話の舞台になっているのか、その理由となる悲しい物語が出てきます。

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    2025年12月07日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    台湾の台中にある古い日本式家屋で暮らす女性5人。独特な建物の中で暮らす5人の個性がぶつかり合って日々の生活の様子がとても面白い。台湾の過去、現在、そしてこれからについても思いを馳せられる本。台湾ならではの文化や食べ物の描写も素敵。

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    2025年11月27日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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     前半部分は少しでも土地勘や台湾料理の知識があった方が読みやすく面白いと思う。
     食べ物も美味しそうだし、暮らすように旅するのはやはりいいなとお気楽気分でいたら後半はまるでイヤミスのよう。そんな結末がとても好き。自戒を込めて。
    後半からとても良かったので★1つ増えた。

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    2025年11月24日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    うーんとてもよかった。
    食べ物がモチーフになる小説はいくつかあるけれど、その全てが未知の料理であるのに、全て魅力的に写った。
    登場人物のやり取りには可愛らしいものもあり、所々で気になるところがあり、それが最後に明らかとなった時には、歴史や文化について考えさせられることになった。
    あとがきを読んでわかる、この本に込められたコンセプトも、今の立場からすると面白い。
    もう一度読みたい、台湾行きたい、となった。

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    2025年11月13日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    ネタバレ

    知衣と小鳳は良い百合
    「台湾の少年」を読んだところだったので、外省人の家系は政権交代に対してああいう反応になることもあるのかと驚いてしまった。

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    2025年11月03日