塩野米松のレビュー一覧

  • おじいちゃんの小さかったとき
    20191012 新聞で紹介されていたので読んでみた。聞書の名手が自分の話を記録する。場面場面が自分にもわかるシチュエーションなので、読んでいて考えてしまった。今更ながら子供時代は自由気ままで良いのではないかと思った。スマホ世代がどんな反応を示すか気になります。
  • かぐやのかご
    偶然出会ったおばあさんと話していく中で清香の心がほぐれていきます。
    このようなおばあさんの存在は素晴らしいなって思いました。
  • かぐやのかご
    子どもの頃の、嫌な奴に会って体が硬直する感じ。とてもリアルで、私まで硬直してしまった。
    いいおばあちゃんだなぁ。
    強いて言うなら、他人の罪を背負うと美しくなる…というのが、腑に落ちなかった。なんで、と思ってしまう。
  • かぐやのかご
    転校生のさやかと竹かご編みのばあちゃんとの出会い。光る竹の話とかぐや姫。ばあちゃんの話とへっぷりに心温まる。
  • かぐやのかご
    想像することができるって素晴らしいことですね。

    それで、おばあちゃんの名前は何とおっしゃるのだろう。
  • ネジと人工衛星  世界一の工場町を歩く
    もの造りをやってる人間に取って、非常に重要なコメントがてんこ盛り。

    同世代の方が多く登場されてるし、益々のご活躍を祈ります!
  • ネジと人工衛星  世界一の工場町を歩く
    高井田の町工場のおっちゃん達へのインタビュー。平成20年の統計では東大阪は工場の数は全国4位、密度では大田区の5割ましでダントツの1位。しかし全盛期の半分に減っている。
    紹介されているのはバネ、金型周り、金属加工などなど。
    生き残るための考え方は各社それぞれだが共通するのは、機械を買って来て機械任せ...続きを読む
  • ネジと人工衛星  世界一の工場町を歩く
    20121201 仕事ってなんだろう。技術立国日本、言葉では簡単、今の政治家に読んで感じて貰いたい。
    (´-`).。oO(
  • ネジと人工衛星  世界一の工場町を歩く
    生まれ育ったのがこの地域の近隣だったのですが、そのことが自分の考え方や行動に大きく影響しているのだとはじめて気づきました。
    この本に登場する話は仕事の話しなんだけど、いわゆるビジネスの香りがまったくしない。
    最先端のテクノロジーほどそれを具現化できる職人を必要としているのが現実で、昔みたいな手の感覚...続きを読む
  • かぐやのかご
    2015年課題図書を子供に読んでもらいましょう、ということで購入。おならの濡れ衣を着せられて大泣きしている清香と、籠を編むおばあさんとの出会い。昔はそういえばこんなおばあちゃんが近所にいたなと思う反面、今は声掛けしても怪しい人扱いされてしまう寂しい現実。おばあちゃんの「とがを負う」話は子供には難しい...続きを読む
  • ネジと人工衛星  世界一の工場町を歩く
    日本最大の工場密集地(東大阪市・高井田)を丹念に取材し、大企業を支える町工場の現在を伝える。モノを造るとは単に機械に材料を流せば済む話ではない。図面の修正から切削に至るまで技術者の経験の蓄積に支えられている。経営・技術・歴史、13の物語。

    塩野さんは、やはり「聞き書き」の“名手”。「コピペ」の“名...続きを読む
  • ネジと人工衛星  世界一の工場町を歩く
    ≪目次≫
    第1章  信用
    第2章  技術
    第3章  矜持
    取材を終えて

    ≪内容≫
    聞き取りの名手、塩野米松が東大阪市の中小の工場主から、世界一の工場の実態を聞き取りしたもの。「安かろう不味かろう」の中国とは違い、機械に頼らず、人間の力で様々な部品を、工作機械を作り上げている人びとの姿が読み取れる。