菊地昭夫のレビュー一覧
-
エゴや情実を排して救助作業に当たらざるを得ない、大災害の修羅場をリアルに描いている。いずれ東京で起こる現実。じゃあどうするか?なんて考えていない人が大半だろう。
-
DMATの活動を詳しく知ることができた。災害やバイオテロに備えた取組みも進んでいることも分かった。人の描き方がちょっと浅かったかな。
-
地震国日本で、いずれ起きることのシミュレーション。平和な日常が阿鼻叫喚の世界に変わらないと、人って分からないのだろうな。
-
自然災害、戦争と並んで、新たな脅威として登場したバイオテロは、地下鉄サリン事件以来再発していないが、潜在リスクは依然としてある。本作では踏み込んだ展開にならなかったが、消防庁がこういう狂気の行為に備えているのには安心感がある。
-
平時に起きる大規模災害であれば、DMATで対応可能かもしれない。だが、人口が密集し高層ビルが立ち並ぶ首都圏での直下型地震や、広域で津波被害が予想されている東南海地震では、被害者数が膨大でDMATのような救急チーム医療がどれだけ機能できるだろうか?そこに迫っていった本作は、もっと評価されるべき。
-
コミックなので、ドラマティックな展開が中心になるのはやむを得ない。舞台は救急医療なので、生殺与奪の描き方が見せ所になる。ちょっと話を作り過ぎの感はあるが、命の選別のあり方に真摯に向かい合っている。
-
出だしはこんなだったか。首都直下型地震は間違いなく起きる。社会への啓蒙のためにも、再評価されるべきマンガ。
-
今はフィクションとは言え首都直下地震は他人事ではない緊張感のある設定だ。春子が建物倒壊に巻き込まれ、八雲が発見するもどうにもならない。トリアージタグを黒タグにする場面で、走馬灯のように過去の情景が溢れ出す。あ〜たまらなく切ない。そして、奥多摩の春子お気に入りの場所に集う面々。その中に、桜庭と春子の子...続きを読むPosted by ブクログ
-
紅美が主役の一巻。帯のアオリのとおり出場先で選択を迫られる二つの命。紅美の選択を私は否定したくない。新キャラ・看護師の山月が加わりにぎやかになったし、八雲の恋愛模様も複雑になりそう。ただ、できれば本作は恋愛漫画にはしてほしくはない……Posted by ブクログ
-
久しぶりに「会った」八雲は髪がえらい伸びて雰囲気が変わった。そして、彼の立場も救急医療現場の中間管理職に変わった。熱血漢・中島山月看護師をチームに迎えるが、山月の行動から彼のパーソナリティを見切る八雲。それが村上医師の取り返しの付かない受難に結びつく。漫画ってデフォルメと誇張の作品なんだとつくづく感...続きを読むPosted by ブクログ
-
神之島での災害派遣がクライマックスを迎えた。瀕死の重傷患者を現地で手術、命を繋ぐための搬送。妊娠40週を迎えた妊婦のお産。二人が夫婦で、そこに立ち会ったのが八雲! 本シリーズの完結に相応しい内容だった。吉岡と結ばれて大団円かと思いきや、国際緊急援助隊への派遣シーンで完。DMATの活動に終わりはない…...続きを読むPosted by ブクログ
-
特殊状況下での医療活動とは。
話はかなり面白い展開。ヒーローな主人公も鉄板設定だし。絵は少々暑苦しい。Posted by ブクログ -
災害医療コミック「Dr.DMAT」の2巻目です。
「今試されているのはお前の技術じゃ無い!信念だっ!」
この作者も医療経験者?
リアルで面白いです。Posted by ブクログ -
BookLiveの無料キャンペーンより。
全く知らない。タイトルさえ聞いた事無い。タダなので何となく・・・
でしたが、驚き。面白かった。災害医療のコミックでした。
Disaster Medical Assistance Teamの略でDMAT(ディーマット)
覚えておきます。
続きも読みます。Posted by ブクログ -
話を作り過ぎ。次々起こる出来事でゴタゴタし過ぎ。針刺しはあり得ることとは言え、無理がある。この辺りから迷走し出したんだな。
-
震災後ですっぱり終わると思ったら、まだ続いてた。脇役を掘り下げているが、余談、付け足、蛇足の感が否めない。
-
第一部完結となりました。
二部はメンバーも違うんでしょうかね?
完結ということで、書いていきますが・・・。全体的な話は読みやすく伏線や人によっての描き方が面白く、飽きませんでした。人生って人それぞれにあるものでマンガでは結果はほとんどハッピーエンドではありましたが、それはそれでいいことです。7巻完結...続きを読むPosted by ブクログ