菊地昭夫のレビュー一覧
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DMAT
災害派遣医療チーム、Disaster Medical Assistance Teamの頭文字をとって略してDMAT(ディーマット)。
有栖川DMATの八雲 響の闘い。
山月のミスで、村上先生が、C型肝炎になり、有栖川病院を去ることに...
くじけそうになる山月に、八雲先生がかけた言葉...続きを読むPosted by ブクログ -
神ノ島に起こった大規模な土砂災害。
DMAT有栖川チームは、傷付いた命の数々を救えるのか?
亡くなる命、そして産まれる命。
八雲 響、そしてDMATメンバー、それぞれに新たな道が生まれる。
怒涛のクライマックス。
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桜庭・春子の結婚式のため訪れた離島で、まさかの緊急手術。DMATも到着できない限られた時間の中での右大腿切除術は究極の選択だった。そして中盤からは、東京湾北部を震源とする首都直下地震による発災。車両の放置、自動車事故による緊急車両の通行阻害というモラルハザード。クラッシュ症候群に対する一般市民の理解...続きを読むPosted by ブクログ
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東京湾北部地震での現場医療活動に立ちはだかる様々な問題。余震によって要救助者を残して退避しなければならない状況。現地医療拠点での救助者間の人間関係。負傷により最前線を離脱した桜庭隊長の言葉により、八雲が現地拠点の統括代理に名乗りをあげた。格好いいじゃないか! ケース2の伊勢崎院長、八雲を逆恨みする青...続きを読むPosted by ブクログ
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八雲が診察で救ったパティシエ・柏木の事故死は、正しい死のあり方を問う難しい問題だ。病院長の娘・紅美の破天荒なキャラは、病院長と同じで正にマンガ。硬膜外血腫の処置は『JIN』で予習済みなので、すんなり読めた。次集に続く公衆浴場の爆発事故は、自分の記憶に新しいあの事故をモチーフにしているのだろうか?Posted by ブクログ
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カバー装丁の絵が変わった。同じように、八雲も変わった。ERの修行で外科手術も堂に入ってきた。以前、奥多摩山中で救出した老夫婦を、八雲お気に入りの場所に案内した時、大きな試練が大切な命とともに一段落したようだ。最終話の「特別な子」は、子を持つ親ならば誰しも思うことだろう、切ない話だ。Posted by ブクログ
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またカバーの絵柄が変わった。長谷川師長の悩みは十分理解できる。それを己の行動で立ち戻らせた八雲医師、いいな~。桜庭隊長と春子の交際、妊娠と駆け足で物語が進んでいく。響の幼馴染・凛の登場で、この先、恋の駆け引きが面白くなりそうだ。Posted by ブクログ
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山月が原因者となったことで村上は有栖川病院を去ることになった。当初は知らなかった山月だったが、災害現場への出場中に真相を知らされる。それが山月が成長する切っ掛けになりそうなのだから、人間万事塞翁が馬ということなんだろう。息もつかせず神之島で大規模土砂災害だ。八雲の災害現場での鬼気迫る表情と、平時の柔...続きを読むPosted by ブクログ
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「災害現場で、どんなに黒タグを切っても...
僕達は、白旗を上げに来たんじゃない
人間なんだ!
立ち上がろう
何度でも...
何度でも!!」Posted by ブクログ -
八雲先生と中島山月との確執。
そして、村上先生の思いは。
厳しい現実が村上先生を襲う。
c型肝炎ウイルスの感染とはPosted by ブクログ -
八雲の、そして桜庭の想いが散る。
それでも八雲は医者として、走り続ける。
春子の想いは、命をつなげること。
そして、輔が奇跡的に丸山の命を救う。
命のリレーは果たしてどこへ続くのか。
感動の第7段。Posted by ブクログ -
母親にとって、息子がかけがえのない特別な命であるように、祖母にとって娘は、かけがえのない特別な命である。
八雲の戦いは続く。Posted by ブクログ -
桜庭周作と春子の結婚式に新たな事故が、
新たな大地震にクラッシュ症候群が襲う
果たして八雲の戦いは、
春子と輔の命は、どうなる?Posted by ブクログ -
ただの内科医だった八雲響の戦い。
DMATとなった彼に襲いかかる様々な苦難。
時間と資材が限られた状況で、彼の戦いが続く。Posted by ブクログ -
救えば救うほど、気付かされるだろうー
人の命の価値が地球よりも思いなどという論理が
ただの戯れ言だということに...
大災害では、救命できる1人の命を救うために、
その他の9人を切り捨てることするら起こりえる。Posted by ブクログ -
東京は過密過ぎ。一極集中は危険。経済損失は、首都直下型地震で700兆円。南海トラフで1400兆円。直接被害も甚大だが、政治・経済の中枢を喪失した混沌から復興するまでの時間と労力は膨大。リスク分散すべき。